★レアメタル資源の動向、リサイクルの問題点、

湿式精錬法によるレアメタルなどの分離回収技術などについて

レアメタルの分離回収剤の

開発と抽出・吸着メカニズム

【提携セミナー】

主催：株式会社情報機構

レアメタル資源の動向、リサイクルの問題点、湿式精錬法によるレアメタルなどの分離回収技術などについての研究背景を紹介する。また、講師が行ってきた特殊な構造を有するカリックスアレーンのような大環状化合物やアルキルトリメチロールなどの三脚状分子を基体とするさまざまな抽出試薬やイオン交換樹脂の開発について紹介し、それらを用いたレアメタルや有害金属イオンの抽出・吸着メカニズムや特殊な抽出・吸着挙動について説明する。さらに、果汁搾汁残渣や木質廃棄物などさまざまなバイオマス廃棄物を原料とする吸着剤の開発と吸着挙動について説明を行う。

◆受講後、習得できること

• レアメタル資源に関する情報の収集
• 湿式製錬技術に関する習得
• 抽出反応や吸着反応の取扱と平衡定数や分離係数の算出
• 抽出能や分離能の向上に関する考え方
• 分離剤に関する知見

◆受講対象者

• 新規の金属分離剤の開発や利用にご興味のある精錬系の企業従事者
• 新規の金属分離剤の開発や利用にご興味のある大学関係者、学生

担当講師

佐賀大学 理工学部理工学科化学部門 教授 博士（工学） 大渡啓介 先生

1992年　4月　佐賀大学理工学部工業化学科助手
2001年　4月　佐賀大学理工学部機能物質化学科助教授
2002年　2月　日本学術振興会海外特別研究員（2003年２月まで）
（西オーストラリア大学化学科、ベルリン自由大学無機化学・分析化学研究所）
2007年　4月　佐賀大学理工学部　准教授
2009年　1月　佐賀大学理工学部　教授
2010年　4月　佐賀大学大学院工学系研究科　教授（改組による）
2011年　4月　佐賀大学産学・地域連携機構　知財戦略・技術移転部門長
（併任, 2017年3月まで）
2011年　4月　佐賀大学理工学部機能物質化学科　教授（改組、教教分離に伴う）
2019年　4月　佐賀大学理工学部理工学科化学部門　教授（改組、教教分離に伴う）
現在に至る
■専門・得意分野
分離工学（希少金属分離剤の開発）

セミナープログラム（予定）

1. 研究背景
1.1 レアメタル資源
1.2 金属資源のリサイクルの必要性と問題点
1.3 分離回収技術
1.4 湿式製錬技術
1.5 抽出試薬やイオン交換樹脂

2. 大環状化合物や三脚状分子を基体とする分離剤の開発
2.1 大環状化合物や三脚状分子
2.2 大環状化合物によるレアメタルや有害元素の抽出
2.3 大環状化合物による有害元素の吸着
2.4 三脚状分子によるレアメタルの抽出

3. バイオマス廃棄物由来の吸着剤の開発
3.1 バイオマス廃棄物
3.2 金の吸着・還元
3.3 有害元素の除去

4. まとめ

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年1月30日（月）　13:00-16:00

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

受講料

【オンラインセミナー（見逃し視聴なし）】：1名36,300円(税込、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンラインセミナー（見逃し視聴あり）】：1名41,800円(税込、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

＊学校法人割引；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

●録音・録画行為は固くお断り致します。

オンライン配信のご案内

★　Zoomによるオンライン配信

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備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
（開催1週前～前日までには送付致します）。
＊準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
（土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。）

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
（全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。）
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

お申し込み方法

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