ハンズオンで学ぶ!初学者のためのNMR:測定・解析の基礎とポイント【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 児嶋 長次郎 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
NMRの原理からNMRスペクトルの解釈まで、理解が深まる1日セミナー!
ハンズオンで学ぶ!
初学者のためのNMR:測定・解析の基礎とポイント
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
本セミナーではNMRがよく分からない方を対象に、NMRの原理からNMRスペクトルの解釈まで、NMRを感覚的に理解していただくことを目指します。
NMRは初学者には難しく、既存の教科書でNMRを感覚的に理解するのは相当に困難です。しかしNMRは化学との相性が良く、ひとたび化学的な物質の見方とNMRスペクトルが1:1で対応していることを知れば、NMRを感覚的に理解でき、NMRスペクトルの解釈が容易に行えるようになります。例えば、NMRのピーク位置は化学シフトと呼ばれていますが、NMRのピーク位置はNMRで検出している原子核周辺の電子密度に対応しており、電子密度が高ければ右側に、低ければ左側にピークが検出されます。OH基の水素原子では、隣接する酸素に電子を奪われ電子密度が低くなり、左側にピークが検出されます。水素結合も同様で、水素結合によって水素原子の電子が奪われ電子密度が低くなり、左側にピークがシフトします。このように、NMRスペクトルは1:1で化学と対応していますので、化学の知識があれば難しい数式や物理を使うことなくNMRスペクトルを感覚的に理解できます。
本セミナーでは演習問題や質疑を繰り返しながら個別学習に近い形で理解を深めるゼミ形式を採用していますので、参加者全員がより深くNMRを理解できるようになります。
担当講師
横浜国立大学大学院工学研究院 教授 博士(理学) 児嶋 長次郎 氏
セミナープログラム(予定)
1.NMRから得られる情報(原理からスペクトルの解釈まで)
1-1 化学種の存在量:積分強度、定量NMR(qNMR)
1-2 電子密度:化学シフト
1-3 化学結合:スピン結合定数
1-4 距離:NOE
1-5 分子量:緩和時間
1-6 簡単な演習と解説、質疑
2.NMRの測定とデータ処理
2-1 試料調製
2-2 測定パラメータ
2-3 データ処理パラメータ
2-4 簡単な演習と解説、質疑
3.二次元NMR
3-1 原理
3-2 種々の二次元NMR測定法
(1)同種核COSY, TOCSY, NOESY
(2)異種核HSQC, HMQC, HMBC
3-3 二次元スペクトルの見方
3-4 簡単な演習と解説、質疑
<全体を通しての質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
については、こちらをご参照ください
受講料
未定
配布資料
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
備考
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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