- おすすめ
2024/10/23(水)13:00~17:00
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | |
開催場所 | 日本アイアール㈱ 本社会議室 またはMicrosoft Teamsによるオンライン受講 |
定員 | 会場受講は上限6名(オンライン受講は定員無し) |
受講費 | 36,000円(税別) |
静電気事故防止対策で事故の未然防止をはかり、実務上の重要管理ポイントを解説指導
静電気事故は冬季特有のものではありません。夏季であっても冬季と頻度は変わりません。
化学工場の事故の大半は静電気爆発・静電気着火によるものです。
これらの事故は、起こってしまえば一瞬で甚大な被害を出しうる恐ろしいものです。
各社静電気事故防止細則を定め、対策を行っているのにもかかわらず毎年同様の事故が発生しています。
学校教育のカリキュラムにない静電気について、我々は、現場で正しい対策をとれるでしょうか。
静電気は目に見えない、匂いがしないなど五感で検知ができないため、場当たり的な対策をしさらに再発を繰り返すというシナリオが予想されます。
どんなにCSR活動に力を入れても、現代のネット社会では一つの事故が風評をあおり、その社会的影響は計り知れないものがあります。
本講座は体感型のセミナーとして、「実験を通して静電気の見える化」、「導通の確認方法」、「作業床の抵抗測定方法」など様々な静電気事故防止対策を習得できます。
また、静電気の基礎知識から始まり、いくつかの事故事例の紹介、ハード対策を解説することで、事故の未然防止など、実務上の重要管理ポイントを網羅的・具体的にご理解いただけます。
静電気事故対策でお困りで、実務ですぐに使える知識を手に入れたい方に大変おすすめです。
1.静電気の基礎知識
1.1 静電気発生のメカニズム
1.2 静電気の極性と帯電列
1.3 浮遊導体からの火花放電
1.4 誘導体電の概要
1.5 放電の種類(火花放電、ブラシ放電、コロナ放電、沿面放電他)
1.6 人体除電は靴と床
1.7 作業床の条件
2.静電気事故例と可燃性物質の特性
2.1 静電気事故例とそれぞれの事故解析
2.2 特性要因図から読み解く事故の本当の原因
2.3 放電による着火の仕組み
2.4 ガス、蒸気、粉体の着火の危険性
2.5 不導体の帯電性の指標
2.6 物質の最小着火エネルギー
2.7 粉体の帯電特性
3.除電方法、静電気事故対策(ハード対策)
3.1 接地・ボンディング
3.2 浮遊導体・不導体の排除
3.3 不導体の静電気対策
3.4 作業者の帯電防止・接地
3.5 爆発性雰囲気の防止
4.未然防止の組織作り
4.1 危険物施設の着火原因別火災事故発生件数
4.2 静電気事故に特化したリスクアセスメント
4.3 化学会社の静電気事故リスクの高い工程
4.4 不適合・事故・不祥事 ゼロに向けての教育
4.5 静電気事故防止のためのチーム作り
4.6 静電気事故防止のためのリスクコミュニケーション
4.7 【ワーク】危険箇所の洗い出し
質疑応答
標準実施時間:6時間+休憩1時間
(※日本アイアールへのアクセスはこちら)
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
(※メッセージ本文に、オンライン受講・会場受講のいずれかご希望の受講形式を明記してください。)