- おすすめ
リチウムイオン電池の電極製造における間欠塗工技術(セミナー)
2024/10/17(木)13:00~17:00
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2024/9/25(水)10:00~17:00 |
---|---|
担当講師 | 桐原 修 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 66,000円(税込) |
★密着性試験や耐摩耗性試験とその進め方
★耐候・防汚性向上のための材料改質
★次世代ディスプレイ,5G/6G,次世代光通信機器,自動車用センサ・カメラなどの市場性
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
ハードコートのなかでも 耐候性や高耐久性を保持するハードコートの需要が増加 している。その歴史的背景と現状を説明して,今後の開発の課題と可能性を技術と市 場の両観点から説明する。
・耐候性ハードコートの技術と市場性
・フッ素系添加剤によるハードコート剤への防汚性付与
・ポリシルセスキオキサンをベースとした耐傷つき性ハードコート・防曇膜の開発と応用展望
・ゾル-ゲル法によるハードコート,反射防止コートの設計と応用
・UV硬化型ハードコート剤の設計と基材密着性
・ハードコートの摩擦摩耗,密着性,耐久・耐候性試験について
【第1部】HAEWON T&D Ltd. 顧問 桐原 修 氏
【第2部】(株)フロロテクノロジー 代表取締役 伊藤 隆彦 氏
【第3部】広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 工学博士 大下 浄治 氏
【第4部】(株)KRI スマートマテリアル研究センター エコマテリアル研究室 主席研究員 羽山 秀和 氏
【第5部】荒川化学工業(株) 研究開発本部 機能性コーティング開発部 主査 山下 晃平 氏
【第6部】(株)レニアス 業務本部 開発室 シニアエンジニア 岩井 和史 氏
【10:00~11:10】
第1部 耐候性ハードコートの技術と市場性
●講師 HAEWON T&D Ltd. 顧問 桐原 修 氏
1.ハードコートとは
1.1 歴史
1.2 用途
1.3 特徴
2.その種類と市場性
2.1 種類
2.2 特性
2.3 市場概況
3.シリコーン系ハードコート
3.1 シリコン系の概要
3.2 特徴
3.3 市場性
4.UV硬化系ハードコート
4.1 UV硬化系の概要
4.2 特徴
4.3 市場性と今後
5.最近の課題とアプローチ
5.1 耐候性・耐久性
5.2 ハイブリッドの拡大
5.3 今後の課題
【質疑応答】
----------------
【11:20~12:10】
第2部 フッ素系添加剤によるハードコート剤への防汚性付与
●講師 (株)フロロテクノロジー 代表取締役 伊藤 隆彦 氏
1.撥水撥油・フッ素系コーティング剤の基礎知識
1.1 表面張力の基礎
1.2 防汚・指紋低減のメカニズム
2.防汚用フッ素系コーティング剤の種類と特性使用方法
2.1 UVHC添加型
2.2 シランカップリング型
2.2.1 構造と特性
2.2.2 使用方法
2.2.3 性能を引き出すためのコツ
2.2.4 使用実例
2.3 金属反応型
2.3.1 構造と特性
2.3.2 使用方法
2.3.3 性能を引き出すためのコツ
2.3.4 使用実例
3.防汚コーティングの評価方法
3.1 動的接触角測定
3.2 簡易試験法
3.3 耐久性評価方法
3.4 耐久性試験方法とそのコツ
【質疑応答】
----------------
【13:00~13:50】
第3部 ポリシルセスキオキサンをベースとした耐傷つき性ハードコート・防曇膜の開発と応用展望
●講師 広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 工学博士 大下 浄治 氏
1.防曇コート膜について
1.1 防曇コート膜の種類とメカニズム
1.2 防曇コート膜の必要性
2.ポリシルセスキオキサン
2.1 基本的な性質
2.2 合成法
2.3 応用
3.親水性ポリシルセスキオキサンをベースとした耐傷つき性防曇コート膜
3.1 アミノ基を親水性基とするもの
3.2 水酸基を親水性基とするもの
3.3 アンモニウム基の導入
3.4 親水性架橋基の導入
3.5 今後の展望
【質疑応答】
----------------
【14:00~14:50】
第4部 ゾル-ゲル法によるハードコート,反射防止コートの設計と応用
●講師 (株)KRI スマートマテリアル研究センター エコマテリアル研究室 主席研究員 羽山 秀和 氏
1.反射防止コートの種類
1.1 アンチグレア(AG)
1.2 アンチリフレクション(AR)
1.3 AGとARの併用
1.4 無反射コート(モスアイ構造)
2.反射防止コートの原理と設計方法
2.1 光学干渉による反射防止の原理
2.2 光学干渉による反射防止シミュレーション
2.3 モスアイ構造による反射防止の原理
2.3 モスアイ構造による反射防止シミュレーション
3.反射防止コートの作製技術
3.1 乾式法と湿式法
3.2 ゾル‐ゲル法とは
3.3 ゾル‐ゲル法の応用例
3.4 ゾル‐ゲル法による成膜技術
【質疑応答】
----------------
【15:00~15:50】
第5部 UV硬化型ハードコート剤の設計と基材密着性
●講師 荒川化学工業(株) 研究開発本部 機能性コーティング開発部 主査 山下 晃平 氏
【セミナープログラム】
1.UV硬化システムと構成成分
1.1 熱硬化システムとUV/EB硬化システムの比較
1.2 UV/EB硬化システムの特徴と課題
2.材料設計
2.1 反応性モノマー
(1) 合成方法・特徴
(2) 低PII(皮膚刺激性)化の方法
(3) 機能性付与モノマー
2.2 反応性オリゴマー
(1) 合成方法
(2) 特徴・物性
3.応用展開
3.1 UV硬化型ハードコートに求められる機能
3.2 基材密着性について
(1) 密着性について基本的な考え方
(2) 改善方法
【質疑応答】
----------------
【16:00~17:00】
第6部 ハードコートの摩擦摩耗,密着性,耐久・耐候性試験について
●講師 (株)レニアス 開発室 シニアエンジニア 岩井 和史 氏
1.ハードコートおよび車両用樹脂グレージングの動向
2.ハードコートの耐候性
2.1 耐候性試験の種類
2.2 耐候性試験の評価項目
2.3 耐候性試験の評価実例
3.ハードコートの耐摩耗性
3.1 テーバー摩耗試験
3.2 ワイパー試験
3.3 今後の耐摩耗性試験方法
4.ハードコートの密着性
4.1 密着性の評価方法
4.2 密着性評価における注意事項
4.3 密着性試験の評価実例
5.その他の各種性能評価
5.1 ハードコートの評価に必要な性能評価試験
【質疑応答】
2024/9/25(水)10:00~17:00
Zoomによるオンライン受講
1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
資料は事前に紙で郵送いたします。
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。