やさしく学ぶ電磁気学【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 中田 博保 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
やさしく学ぶ電磁気学
原理・現象の理解から業務・技術との関連性を見い出し、効率化を図る
<電気・電子・情報通信関連技術の担当者が習得しておきたい概念や現象をやさしく解説>
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
例えば半導体内のキャリアの動きなどを理解する上で必要不可欠な【基礎】とされ、
近年では、高速・高周波の信号を扱うようになり学び直したいと考える技術者が増えている、電磁気学。
円滑な業務遂行のために学ぶ必要がある方に、是非おすすめしたいセミナーです。
・もう一度学び直す必要がある
・独学では理解できない部分があり困っている
・まず講義を受けて、全体像をつかみたい
初心者が理解しやすいと言われる流れをもとに、
静電場・静磁場などの状況~マクスウェル方程式~電磁波と、順を追ってやさしく解説。
現象が見えないから想像ができず、理解しにくい、難しい―
「十分な理解がないまま、公式の暗記で何とかした」「苦手意識がまだ残っている」など、
「電磁気学」と聞くだけで学生時代の苦労を思い出す方にもおすすめです。
セミナー趣旨
現代のテクノロジーは物理全般の知識にその基礎を置いている。例えば半導体を取り上げると、電子の状態を記述するには量子力学、電子の分布を考えるには統計力学、p-n接合では電磁気学が使われている。その他のテクノロジーも同様である。
ここでは量子力学、統計力学、電磁気学の内、電磁気学を取り上げ、テクノロジーの基礎となっている物理学への入門としたい。具体例としてはp-n接合を設計する時、量子力学のシュレディンガー方程式と電磁気学のポアッソン方程式を連立させて解くことになるが、いずれの方程式も十分に理解していないと新しいデバイスを設計する時には使えない。ここではポアッソン方程式を導出してその意味を紹介する。
得られる知識
固体を連続体としてみなした時の光や電波に対する応答に対する基礎知識が得られる。電子の振る舞いが問題になる現象では電磁気学以外に統計力学、量子力学の知識が必要となる。
担当講師
大阪教育大学 名誉教授
大阪大学大学院理学研究科附属基礎理学プロジェクト研究センター 招へい教授
中田 博保 氏
セミナープログラム(予定)
1. 静電気のクーロンの法則
2つの点電荷の間に働く力
2. ファラデーの場の概念
点電荷のまわりの空間が持つ静電場
3. ガウスの法則
クーロンの法則を電場の概念で表す
4. 静電ポテンシャル、ポアッソン方程式
p-n接合の理解
電場を線積分したポテンシャルとそれを導く方程式
5. 静電エネルギー
コンデンサーに蓄えられたエネルギーから電場の持つエネルギーへ
6. 電流とオームの法則
直流回路の基礎
電荷の定常的な流れと電気抵抗
7. 磁気
磁気現象の歴史
8. 電流の磁気作用
電磁石やモーターの原理
エルステッドとアンペールによる電流と磁気の関係
9. 電磁誘導
発電機、IHヒーター、交流回路の基礎
ファラデーが発見した磁束の時間変化による起電力
10. 電荷保存則と変位電流
電荷保存則を満足するために導入された電流
11. マクスウェル方程式
電磁場とポテンシャルの2つの形式で表す電磁気学の集大成
12. 電磁波
通信、光の基礎
マクスウェルの方程式から電磁波の解を導く
13. 誘電体
高周波デバイスの入門
コンデンサーに誘電体を入れた話に始まり誘電体中の静電場
14. 磁性体
15. 相対論
GPSの基礎
□ 質疑応答 □
受講対象
電気や光関係の技術者、
研究者で電磁気学の知識を必要とされる方や、
これまでに学んだ電磁気学に関する知識を系統的に整理し新しい課題の解決の参考にしたい方などに、有意義であると思われる。
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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配布資料
PDFテキスト【印刷可・編集不可】
※PDFテキストはマイページよりダウンロードをお願いいたします。(開催の2営業日前頃よりダウンロード可)
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
お申し込み方法
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