原薬のスケールアップ製造における実験計画法の活用とGMPの課題【提携セミナー】

原薬のスケールアップ

原薬のスケールアップ製造における実験計画法の活用とGMPの課題【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

丸橋 和夫 氏

開催場所 未定
定員 未定
受講費 未定

★ 原薬のスケールアップ製造で実際に起きた逸脱・変更事例から対処法・解決法を学ぶ
★ 実験計画法における効率的な計画の立て方と必要なデータの集め方

 

原薬のスケールアップ製造における

実験計画法の活用とGMPの課題

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

実験計画法は「実験の計画」と実験により得られたデータの「解析方法」の二つから構成される。実験の計画とは「目的に応じてどのような実験を行えばよいか?」あるいは「どうすればデータを効率的に集めることができるか?」と言える。原薬のスケールアップ製造は開発過程では絶対に避けられない部分であり、開発初期では合成プロセス、出発原料の変更のような大幅な変更も可能であるが、MF等で原薬の製造法を登録した後の変更は困難となり、変更する場合はGMPをよく理解して進める必要がある。

本セミナーでは実際に経験した事例(失敗例)を参考に各開発段階で行う実験の注意点、実際のスケールアップ製造で遭遇した問題点(変更、逸脱)をどのように対処、解決したかを説明し、更にそこから得られた知見をもとに効率的な実験計画の立て方、必要なデータの集め方を応用事例含めて説明する。

 

 

習得できる知識

実験計画法の基礎知識・データの収集法・原薬に関するGMP関連知識

 

 

担当講師

(株)三和ケミファ 医薬品事業部 統括本部長 丸橋 和夫 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

1.医薬品(原薬)の開発とスケールアップ(基本的な考え方)

 

2.実験室スケールとスケールアップの相違点

  • 小スケールとスケールアップのパラメータの比較と考え方、設定法

 

3.合成法、合成ルートの設定、考え方、注意点

(ICH M7、化審法、その他)

 

4.スケールアップ実験するためのチェックポイント、考え方と原料、中間体の評価項目

(安全性、安定性、結晶多形、溶媒和他)とその対応策

 

5.実験計画法による効率的なデータ収集

(1)スケールアップを前提とした実験計画の考え方

(2)スケールアップ前提の実験計画の考え方、データの取得法、活用法(事例を参考に)

 

6.スケールアップでの問題点(実際の経験から)と対応策とその活用事例

(1)開発初期(実験室~10Lスケール)の事例

(2)パイロット試作(200~500Lスケール)の事例

(3)パイロットから商用生産(2000Lスケール以上)の事例

(4)商用生産開始後の事例

 

【★こんな悩み、解決します】

開発初期(実験室~10Lスケール)に…

  • 転位反応:1gから10gにスケールアップしたら目的物が得られなくなった。
  • 1gスケールでは目的物が合成できたが、10gスケールでは合成不可の結果となった。
  • 前臨床試験に進むことが決まり、カラム分離工程回避の必要性が出てきた
  • 溶媒を変更したら反応が進まなくなった。
  • 青酸ガスを使用しなければならない。

 

パイロット試作(200~500Lスケール)時に…

  • 設備の性能を安易に考えて刺激性のミストが噴出した。
  • 設備の性能を安易に考えてオーバー反応してしまった。
  • スケールアップして中間体を大量合成したら分解してしまった。
  • 再結晶プロセスをスケールアップしたら目的物が得られなくなった。
  • パイロットにスケールアップしたところ、反応開始を確認できず、大きなトラブルに陥りそうになった
  • アセトン/炭酸カリウム系でのアルキル化反応。
  • 外部委託したら結晶形で、同等性の問題が発生。

 

パイロットから商用生産(2000Lスケール以上)時に…

  • 2工程先の抽出・分液工程で問題(エマルジョン)発生。
  • P爆発性の中間体を経由するためスケールアップ製造できずPhaseIII試験が終わってしまった。
  • 目標規格の原料が手に入らない
  • パイロットまでGL、商用生産でSUSに切り替えたところ錆が発生した。
  • アミノチアゾール酢酸製造のスケールアップ:パイロットまでは問題なかったが、商用生産で乾燥機の選択を誤った。(安定型と準安定型)
  • キャンペーン生産に切り替えたところエステル交換反応が進まなくなった。
  • 溶媒回収しないと採算が合わなくなった。
  • 商用生産に移行しようとしたら残留溶媒の問題が発生した。
  • 出発原料の製法に伴製法に伴う異性体混入の可能性がある

 

商用生産開始後に…

  • 収量低下のGMP逸脱
  • 高純度の原料に切り替えた途端にGMP逸脱
  • 突然、製品の乾燥時間が2倍(10時間→20時間)になった。

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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