二酸化炭素資源化におけるマテリアル・バイオ技術融合の重要性と微生物による新規バイオ技術の最先端および展望
2024/4/26(金) 13:00~16:30
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03-6206-4966
開催日時 | 2021/05/13(木) 12:30~16:30 |
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担当講師 | 大石 克嘉氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円 |
★バイデン政権誕生によりCO2削減の動きが世界的に加速!?
脱炭素社会におけるCO2吸収・分離・回収技術の使われ方から
CO2吸収材の特性・性能、自己発熱型CO2コンポジットとその利用展開まで!
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
近年,環境問題の1つである地球温暖化の原因の1つとされる二酸化炭素(CO2)の吸収・分離・回収がクローズアップされてきており、CO2の吸収・分離・回収技術の中で,CO2吸収材は固体,液体,膜系という形態を問わず注目されてきました。
一時期、CO2の吸収・分離・回収がクローズアップされない時期もありましたが、これは地球温暖化の本当の原因がCO2なのか否かについて,まだ明らかな結論が出ていない事実が影響していた様に思えます。
これまで、多少ブームに依存していた面も見られましたが、現時点では、地球温暖化の主な原因がCO2であることは非常に有力な定説となってきており、環境問題の高まりに伴い、その排出量を抑えることはもはや世界的な潮流となりつつあります。
本セミナーでは,これまでのCO2吸収・分離・回収技術の紹介とその行方,及び2005年2月16日の京都議定書の発効にはじまり,2016年11月4日のパリ協定の発効を経て,バイデン政権誕生までの時代の移り変わりと、今後のCO2吸収・分離・回収の使われ方について予想を踏まえ解説します。
そして、これまで研究されてきた固体,液体,膜系を含むCO2吸収材の一般論からスタートし,それら吸収材の利点や欠点を指摘していきます。その後,欠点を改善するための新機能をもつCO2吸収材の構造と予想される性能及び,応用が期待される分野について述べます。最後に,CO2吸収・分離・回収と貯蔵に関する近未来的な展望について少し考察します。
○受講対象:
・これから,CO2吸収・分離・回収技術について知識を得ようと考えている方及びCO2吸収・分離・回収のブームの起こり方について興味を持っている方。
・セラミックスなどの吸収材およびそれを活用した新たな製品開発をお考えの方
など
○受講後、習得できること:
・CO2吸収・分離・回収の基礎知識と応用分野及び,これら技術の今後の使われ方の予想
・CO2吸収材の種類・吸収機構・吸収特性や、現状の性能・課題
など
○講演中のキーワード:
京都議定書,膜系CO2吸収材,液体系CO2吸収材,固体系CO2吸収材,CCS,パリ協定,オバマケア,自己発熱型CO2吸収ユニット
中央大学 理工学部 応用化学科 教授 理学博士 大石 克嘉氏
1.はじめに
1.1 地球温暖化と温室効果ガス
1.2 二酸化炭素(CO2)排出量の増加と地球温暖化の相関
1.3 もしも,第一の温室効果ガスがCO2であるとするならば
2. CO2回収・除去の方法
~それぞれの原理・特徴および現状の性能~
2.1 膜分離法
2.2 吸着分離法
2.3 吸収分離法
2.4 その他の方法
3. 吸収分離法に用いられるCO2吸収材とその特徴
3.1 アミン系吸収材
3.2 ソ-ダライム系吸収材
3.3 リチウム複合酸化物系吸収材
4. リチウム複合酸化物系CO2吸収材の作製方法と吸収特性
4.1 合成・作製方法
4.2 CO2吸収特性と温度
4.3 CO2吸収特性と結晶構造
4.4 問題点
4.5 CO2吸収能向上の指針
5. 自己発熱型CO2コンポジットの構造・特性とその応用
5.1 素材
5.2 構造・発熱機構
5.3 期待されるCO2吸収特性
5.4 その応用分野
6. 多量に排出されるCO2の吸収・分離・回収・貯蔵
6.1 CO2の吸収・分離・回収工程
6.2 貯蔵場所と化学反応
6.3 CO2吸収ブームの発生の仕方の予想
6.4 CO2吸収の使われ方・応用分野の予想
<質疑応答>
2021年5月13日(木) 12:30-16:30
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★ 見逃し視聴
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*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
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