AI・人工知能を活用した感性の定量化と製品開発への応用【提携セミナー】

AI・人工知能を活用した感性の定量化と製品開発への応用【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

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開催日時 2023年8月2日(水)10:00~17:15
担当講師

秋山 正晴 氏
日永田 智絵 氏
松居 辰則 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 66,000円(税込)

★目に見えない感性をどのように可視化するか! 感性価値を取り入れたものづくりとは!

 

AI・人工知能を活用した感性の

定量化と製品開発への応用

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

ものづくりの分野において、コモディティ化(製品機能の均質化、低価格化)による過当競争を避けるために、利用者の感性に訴える「感性価値」を差別化要素として取り入れる企業が増えています。しかし、感性は目に見えないものであるため、「感性価値」を製品やサービスに組み込むのは容易ではなく、感覚的・属人的な内容になりがちです。当講演では、近年進化が進むAIによって感性を可視化することで、ものづくり分野をはじめ、さまざまなサービスに活かす取り組みを、事例を交えながらご紹介します。

 

感情は人や生物と人工物を分かつものとして、また知能とは異なるものとして捉えられてきました。一方、認知科学や神経科学の分野における「感情」は知能(いわゆる、論理的な情報処理)と背反するものではなく、その一部であると捉えられています。加えて、感情には身体的・社会的な情報を扱うことが重要だと考えられています。本講演では心理学、神経科学、認知科学などの異なる立場から得られた感情に関する知見ならびに、その知見を工学研究に取り込み、近年発展の著しい深層学習や統計的学習理論などを用いた構成的アプローチによる感情研究を紹介します。

 

人間は誰しも「感性」をもっており、「感情」を表出したり「印象」を感じて意思決定や行動選択を行います。つまり、「感性・感情・印象」は人間の人間らしさの本質であるといっても過言ではありません。しかし、「感性・感情・印象」を定量的に捉えることは困難です。一方、情報技術、特に、人工知能技術の発展に伴い、人間と技術の共生の観点からは、様々な技術開発・商品開発においても人間の「感性・感情・印象」を十分に考慮することが一層重要となります。そこで、本講演では、「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化について研究事例を紹介しながら、技術としての展開の可能性を議論したいと思います。さらに、生体計測による心理状態の推定の可能性と応用についても議論したいと思います。なお、機械学習、データ分析手法等の理論や技術の詳細は扱いません。

 

習得できる知識

  • 感性・感情・印象の定量化の仕方
  • AIや人工知能を用いた感性の可視化、生体計測、深層学習、統計的学習理論、デザイン・質感の印象可視化
  • 感性を活用した製品開発、サービス開発への感性活用

 

担当講師

【第1部】感性AI(株) 代表取締役 秋山 正晴 氏

 

【第2部】奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 助教 日永田 智絵 氏

 

【第3部】早稲田大学 人間科学学術院 人間情報科学科 教授 松居 辰則 氏

 

セミナープログラム(予定)

(10:00~11:30)
【第1部】AIを活用した感性の数値化と製品・サービス開発への応用
感性AI(株) 代表取締役 秋山 正晴 氏

 

1.感性価値とは
1-1.感性価値って何だろう ~注目の背景~
1-2.そもそも感性とは?
1-3.ビジネスでの活用シーン

 

2.感性可視化の技術
2-1.感性可視化に向けた取組み
2-2.当社のAIによる感性可視化の技術

 

3.活用事例の紹介
3-1.ものづくり分野での取り組み
3-1-1.デザイン・質感の印象可視化
3-1-2.感性価値を取り入れたものづくり
3-2.その他分野での取り組み
3-2-1.会話の空気感可視化と空間創出
3-2-2.心身の不調に寄り添うサービス

 

【質疑応答】

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(12:30~14:00)
【第2部】人工知能を用いた感情のモデリングと製品開発への応用
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 助教 日永田 智絵 氏

 

1.情動、感情の定義

 

2.基本的感情

 

3.社会的感情

 

4.感情の次元説

 

5.感情の二経路説

 

6.ソマティックマーカー仮説

 

7.内受容感覚

 

8.外受容感覚

 

9.感情の二要因理論

 

10.感情分化

 

11.感情の統合的定性モデル

 

12.ホメオスタシス

 

13.アロスタシス

 

14.心拍弁別課題

 

15.深層感情モデル

 

【質疑応答】

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(14:15~17:15)
【第3部】 感性・感情・印象の定量化、モデル化と製品開発への応用
早稲田大学 人間科学学術院 人間情報科学科 教授 松居 辰則 氏

 

1.感性、感情、印象の定量化に向けて
1-1.感性・感情・印象の科学的定義
1-2.感性・感情・印象への情報科学的アプローチ
1-3.感性・感情・印象の評価・定量的測定手法
1-4.感性・感情・印象のモデル化手法

 

2.評価、定量化、モデル化に向けた測定手法 (事例紹介)
2-1.感性・感情・印象への心理学的アプローチ
2-2.印象のマルチモーダル評価
2-3.機械学習を用いた感性のモデル化
2-4.感情表出に関する脳機能モデリング
2-5.ロボットとのインタラクションにおける「感」の共有

 

3.生体計測による心理状態の推定
3-1.生体計測と心理状態との関係
3-2.教育・学習文脈での心理状態の推定と学習支援の試み

 

4.感性・感情・印象の評価・定量化への可能性と課題

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年8月2日(水)10:00~17:15

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき66,000円(消費税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

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