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リチウムイオン電池の電極製造における間欠塗工技術(セミナー)
2024/10/17(木)13:00~17:00
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03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 穂積 篤 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★ 防曇表面のデザインのポイントは? 曇化のメカニズムとぬれ性制御について徹底解説!
★ 防曇コーティングの耐久性、密着性を上げるには? 曇り度合いの定量的評価方法は?
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
【第1部】(国研)産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏
【第2部】共栄社化学(株) 顧問 工学博士 池田 順一 氏
【第3部】協和界面科学(株) 経営企画室 主任 平野 大輔 氏
<10:00~12:00>
1.曇化のメカニズム、防曇処理の基本設計、国内外の研究動向
(国研)産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏
【講座概要】
透明基材表面に微小水滴が付着すると“曇化(曇り)”が発生する。曇化を防止する防曇処理は,安心・安全,快適性,機器の信頼性や効率化の観点から,我々の日常生活において極めて重要な表面処理の一つである。本講演では,曇化という現象をぬれの観点から考え,防曇表面をいかにデザインするか? 親水性,撥水性のいずれが好ましいのか?これまでの国内外の研究事例を紹介しながら分かりやすく解説する。
【受講対象】
・表面処理に従事している方
・各種基材表面への撥水性,撥油性,親水性の付与技術・手法を開発している方など
【受講後、習得できること】
・ぬれ性に関する基礎知識
・実用的な防曇処理の設計指針
・国内外の最新の研究開発動向
1.ぬれの基礎
1.1 静的接触角/動的接触角
1.2 親水性/超親水性表面とは?
1.3 Cassieの式(凹凸表面におけるぬれ)
1.4 Wenzelの式(複合表面におけるぬれ)
1.5 親水性/超親水性を得るためには?
2.防曇処理の研究事例
2.1 曇り(曇化)のメカニズムとぬれ性制御の重要性
2.2 防曇処理のカテゴリー
2.3 最新の防曇処理の研究開発動向
2.3.1親水化/超親水化/吸水性
2.3.2超撥水化
2.3.3両性 (親水/撥水) 化
2.3.4親水/撥油化
2.4 これまでの親水性/超親水性表面の問題点
3.最新の国内外の研究開発動向
3.1 自己修復性を有する防曇皮膜の国内外の研究開発動向
3.2 水蒸気により自己修復する多機能透明防曇皮膜(自己修復性,抗菌性,水中超撥油性)
3.3 多機能透明防曇皮膜の大面積処理/防汚性付与技術
3.4 インテグラルブレンド法による防曇皮膜の簡易成膜技術
4.まとめと今後の展開
【質疑応答】
<13:00~14:30>
2.UV硬化型防曇コーティング剤の耐久性、密着性
共栄社化学(株) 顧問 工学博士 池田 順一 氏
【講座概要】
SDGs取り組みの一環として、熱に代わりUV硬化性樹脂に防曇機能を付与するために必要な基礎知識を概説、そのうえで如何に防曇機能を発現させ、長持ちさせるか、など開発の現状、課題と今後の方向性について最近の事例をわかりやすく説明する。
【受講対象】
防曇やUV硬化に関するテーマをお持ちの関連企業の若手担当者や中堅担当者
【受講後、習得できること】
UV硬化性樹脂に防曇機能を付与する上で必要な、防曇機能のメカニズム、基本的な設計方針、開発の現状が理解できる。更に、UV硬化性樹脂への防曇機能+α付与の一助となる
1.はじめに
1.1 防曇剤の歴史と必要性
1.2 UV樹脂の歴史と必要性
2.防曇とは
2.1 防曇の定義
2.2 防曇の方法
2.3 防曇の評価法
3.UV硬化性樹脂とは
3.1 UV樹脂構成成分
3.2 防曇機能構成成分
4.最近の取り組み
4.1 最近の特許、文献を通してみた開発の取り組み
4.2 溶剤希釈タイプ
4.3 無溶剤タイプ
4.4 水系タイプ
4.5 その他
5.我々のアプローチ
5.1 我々のUV硬化型防曇コーティング剤について
5.2 溶剤希釈タイプ
5.3 無溶剤タイプ
5.4 最近の取り組み
6.今後の課題
6.1 耐久性と密着性を通した課題について
7.終わりに
7.1 今後求められる防曇コーティング剤とは
【質疑応答】
<14:45~16:15>
3.防曇性評価装置を用いた曇り度合いの評価
協和界面科学(株) 経営企画室 主任 平野 大輔 氏
【講演概要】
昨今, 様々な防曇技術が開発されている。しかし, 客観的・定量的な評価はなされておらず, JIS規格でも官能評価が主となっている。それは, 曇り度合いを定量的に評価する方法(装置)がなかったことが大きな要因ではないかと推察している。
弊社が新たなに考案した評価方法は, “遠くの景色がはっきり見えるかどうか?”という観点から曇っていく過程の評価(防曇性評価)と, 今まで評価することができなかった曇った状態から晴れていく過程の評価(除曇性評価)を客観的・定量的に見ることができる。
現状のJIS規格から考案した評価方法, その評価方法を用いて実際に試料を測定した結果について紹介する。
【受講対象】
防曇性を官能評価以外で評価したい方
【受講後、習得できること】
防曇に関する規格, 防曇に関する知見, 官能評価によらない防曇性の評価方法
1.防曇評価の現状と規格
2.新たな防曇性評価装置の考案
3.測定原理
4.防曇性評価方法の紹介
4.1 明暗解析法
4.2 輪郭解析法
4.3 画像解析圧縮法
5.画像圧縮解析法を用いた防曇性評価例
6.4種類の試料を用いた測定例
6.1 接触角による比較
6.2 繰り返し性, 再現性評価
6.3 防曇性評価
6.4 除曇性評価
6.5 持続性評価
【質疑応答】
未定
未定
未定
資料は事前に紙で郵送いたします。
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
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