3Dプリンター導入支援セミナー《3Dプリンティング技術の基礎とその活用》

3Dプリンター

3Dプリンター導入支援セミナー《3Dプリンティング技術の基礎とその活用》

※この講座は出張セミナーサービスにも対応しています。詳細はお問い合わせ下さい。

開催日時 未定
担当講師

今井 誠 講師

開催場所 未定
定員 -
受講費 39,600円/1名(税込)

《3Dプリンター所有の講師が基礎知識からその実際までを一挙に伝授!

 

3Dプリンター導入支援セミナー

《3Dプリンティング技術の基礎とその活用》

 


 

3Dプリンティング(Additive Manufacturing, AM)技術は、従来の切削等の加工技術と異なり、材料を付加して製品を作り上げる点を特徴としています。
この3Dプリンティング技術は、従来の加工技術では制作困難な複雑な形状でも成形可能であり、欧米諸国では21世紀におけるものつくりの革命と捉え、官民でその導入、利用を推進しています。

 

一方で、日本国内では、先見性のある企業では導入が進んでいますが、3Dプリンティング技術について知識不足からその将来性についての認識不足もあり、欧米諸国の後塵を拝している状況です。

例えば、従来鋳造の分野では、木型を機械加工で製作後、砂型へ反転して造形し、砂型に溶融金属を流し込むことで鋳造が行われていました。ところが、3Dプリンターを使用することで、木型を作らずに砂型を直接作ることができ、数週間から数か月の時間短縮を図ることが可能となります。

 

このため、時間短縮の効果とともに直接砂型を作成することで工程を簡素化でき、数十万円も掛かる木型代を節約でき、大幅なコストダウンを図ることができます。

また、従来、いくつもの部品で構成されていた部材を3Dプリンターを使用することで、1つのパーツで構成することができ、部品の統合化することで工程の圧縮及びコストダウンを図ることができます。
さらに、昨今のコロナウイルスの蔓延において不足した医療部品やマスク等を3Dプリンターで作成するなど、今後産業界だけでなく、我々の生活に密接に関連する技術の一つとなります。

 

今後、日本国内においても、3Dプリンティング技術を導入する企業の数は増加すると予測され、3Dプリンティング技術に精通した技術者、オペレーターは貴重な存在になっていくと考えられます。

 

本講座では、3Dプリンティング(AM)技術の基礎、特に7つの造形方法において各造形方法の基礎、使用される造形材料、後加工、ノウハウについて一貫して解説し、各造形方法の長所、短所の理解を図ります。

最新の事例に基づいた3Dプリンターの活用事例を紹介するほか、書籍等では理解しにくい、3Dプリンターの実際の動作や造形の仕組み等を動画やアニメーションを使用して解説することで容易に理解できるため、3Dプリンターをこれから知りたいという方にオススメの講座です。

 

3Dプリンティング技術をこれから学ぼうとする方、自社で3Dプリンティング技術の導入を図りたい方のご受講をお待ちしております。

 

 

担当講師

今井 誠 講師

 

セミナープログラム(予定)

1.3Dプリンターってどんなもの?
(1)3Dプリンターで何を作れるの?
(2)3Dプリンターの仕組みを知ろう!
(3)3Dプリンターの造形プロセスを知ろう!
(4)3Dプリンターって何に使うの?

 

 

2.  3Dプリンターを使うメリットを知ろう
(1) 1つ目のメリット:工程短縮
(2) 2つ目のメリット:パーツ統合
(3) 3つ目のメリット:コストダウン

 

 

3.  3Dプリンターを使いたい!
(1)3Dプリンターの導入に立ちはだかる3つの壁とは?
(2)1つ目の壁:3Dデータを作ろう!
(3)2つ目の壁:3Dプリンターを選ぼう!
(4)3つめの壁:3Dプリンターを使いこなそう!

 

 

4.  3Dプリンターの仕組みとプロセスを知ろう!
(1) 材料押出(熱溶解積層)法とは?
(a) 造形方法について
(b) 合成樹脂について
(c) 材料押出法の造形材料について
(d) 材料押出法の後工程について
(e) 材料押し出し法の造形ノウハウ(造形失敗とその対策)

 

(2) 液槽光重合(光造形)法とは?
(a)造形方法について
(b)液槽光重合(光造形)の造形材料について
(c)液槽光重合(光造形)の後工程について
(d)液槽光重合(光造形)の造形ノウハウ(造形失敗とその対策)

 

(3)材料噴射法とは?
(a)造形方法について
(b)材料噴射法の造形材料について
(c)材料噴射法の後工程について
(d)材料噴射法の活用ノウハウ

 

(4) 結合剤噴射法とは?
(a)造形方法について
(b)結合剤噴射法の造形材料について
(c)結合剤噴射法の後工程について
(d)結合剤噴射法の活用ノウハウ

 

(5)粉末床溶融結合法とは?
(a)造形方法について
(b)粉末床溶融結合法の造形材料について
(c)粉末床溶融結合法の後工程について
(d)粉末床溶融結合法の活用ノウハウ

 

(6)指向性エネルギー堆積法とは?
(a)造形方法について
(b)シート積層法の造形材料について
(c)シート積層法の後工程について
(d)シート積層法の活用ノウハウ

 

(7)シート積層法とは?
(a)造形方法について
(b)シート積層法の造形材料について
(c)シート積層法の後工程について
(d)シート積層法の活用ノウハウ

 

(8)3Dプリンターの造形用データについて
(a)3DCADデータをスライスデータ化しよう
(b)サポートの配置を工夫しよう

 

 

5.  3Dプリンターを活用しよう!
(1)3Dプリンター活用の前準備
(a)出力サービスと自社での3Dプリンター導入、どちらがいいの?
(b)コストに配慮した造形ノウハウを知ろう
(c)大きいサイズを3Dプリントするにはどうすればいいの?

 

(2)3Dプリンターの最新活用事例
(a)試作品作成で3Dプリンターを活用しよう
(b)治具作成で3Dプリンターを活用しよう
(c)ロストワックス鋳造で3Dプリンターを活用しよう
(d)型作成に3Dプリンターを活用しよう
(e)製品作成で3Dプリンターを活用しよう
(f)海外での3Dプリンターの活用事例を知ろう

 

 

6. 3Dプリンターに関する資格を取ろう?
(1)3Dプリンターの資格とは?
(2)3Dプリンターの資格試験に合格しよう

 

質疑応答

 

標準実施時間 5時間+休憩1時間

 

主な受講対象者

  • 3Dプリンターに関わる技術者
  • 3Dプリンターを担当するオペレーター
  • 知見を広げたい新人技術者
  • 3Dプリンティング技術の導入を考えている企業担当者
  • 3Dプリンターに関する資格(資格試験受験)の取得を目指す方
  • 3Dプリンターを使用してものづくりをしようと考えている方、ものづくりしてみたい方

 

このセミナーのポイント

  • 3Dプリンティング技術(AM技術)を基礎から学ぶことができる。
  • 3Dプリンティング技術を自社に導入する際に必要な知識を得られる。
  • 鋳造や射出成型分野において3Dプリンティング技術を使って鋳型や仮型を製造できるようになることで、工程短縮やコストダウンを図ることができる。
  • 設計開発部門において、試作品を外注せずとも出力できるようになり、設計変更等の結果をすぐに確認できるため、設計のスピードアップを図ることができる。

 

公開セミナーの次回開催予定

・開催日 :未定

・開催場所:未定

・受講料 :39,600円/1名(税込)

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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