〇複合材料３Dプリンターに興味がある方はどなたでも受講可能です．

CFRP成形の3Dプリンター活用技術

【提携セミナー】

主催：株式会社情報機構

自動車・航空宇宙用構造に適用可能な高強度立体造形を目的とした「連続炭素繊維複合材料3D プリンター」の研究開発をご紹介します。高強度・高剛性な連続炭素繊維で強化された樹脂系複合材料を3D プリントできれば，3D のCAD データから構造部材ごとに成形法を変えて最少費用・最短時間の立体造形ができるため，特に多品種生産において大きな工業的効果を持つと期待しています．

◆受講後、習得できること

複合材料3Dプリンターの装置，メカニズム，パス設計方法，動向に関する知識

◆受講対象者

複合材料３Dプリンターに興味がある方はどなたでも受講可能です．

◆必要な予備知識など

・ この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ない。

◆キーワード

複合材料，炭素繊維，CFRP，成形，シミュレーション，ボイド，3Dプリンティング

担当講師

東京理科大学 理工学部機械工学科 准教授　松崎 亮介 氏

セミナープログラム（予定）

1 複合材料（CFRP）の紹介
1.1 CFRPのしくみ
1.2 CFRPの優れているところ

2 複合材料3Dプリンター開発の背景
2.1 複合材料の適用動向
2.2 熱可塑性樹脂複合材料
2.3 Automated Tape Laying（ATL）とAutomated Fiber Placement (AFP)
2.4 3Dプリンターの国内・海外市場動向（売上，シェア，適用箇所，経済規模）

3 3Dプリンターを利用した複合材料成形
3.1 自動車および航空宇宙業界における3Dプリンターの利用
3.2 複合材料成形ツーリングとしての利用
3.3 プリント成形品の材料強度の異方性
3.4 スーパーエンジニアリングプラスチック（PEEK）3Dプリンター

4 連続炭素繊維複合材料3Dプリンター
4.1 従来3Dプリンターの課題
4.2 強化の方法
4.3 繊維切断
4.4 サンドイッチ構造CFRPの一括３Dプリント
4.5 プリントされた材料の強度
4.6 可変剛性複合材の最適設計
4.7 ATL/AFPに対する優位性
4.8 想定される用途
4.9 実用化に向けた課題
4.10 プリント可能な曲率について

5 短繊維系複合材料3Dプリンター
5.1 力学的特性
5.2 大規模3Dプリンター（自動車のプリント，BAAM）
5.3 エポキシ系短繊維3Dプリンター
5.4 短繊維含有フィラメントの種類と市販状況

6 連続繊維複合材料3Dプリンターの海外動向
6.1 海外の取り組み（MarkForged社，Arevo社他多数紹介）
6.2 織物複合材料3Dプリンター
6.3 CFRP3Dプリント製品化の例：CFRPワッシャー

7 光硬化系複合材料3Dプリンター
7.1 短繊維と光硬化の組み合わせ
7.2 長繊維と光硬化の組み合わせ

8 形状・繊維配向最適化技術
8.1 曲線積層最適化（Tow-steered composites）
8.2 形状配向同時最適化

9 関連知財の紹介（海外特許含む）
9.1 ボーイング，MarkForged, Arevoなど

10 課題と今後の展開
10.1 機能（電気回路，アクチュエータ）の3Dプリント
10.2 オンライン3Dプリントプラットフォーム

11 質着応答，技術相談

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022年2月24日（木）　10:30-16:30

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

受講料

【オンラインセミナー（見逃し視聴なし）】

47,300円(税込、資料付)　＊1社2名以上同時申込の場合、36,300円

【オンラインセミナー（見逃し視聴あり）】

52,800円(税込、資料付)　＊1社2名以上同時申込の場合、41,800円

＊学校法人割引；学生、教員のご参加は受講料50％割引

オンライン配信のご案内

★　Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

備考

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
（開催1週前～前日までには送付致します）。
＊準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
（土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。）

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
（全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。）
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

お申し込み方法

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