CO2分離回収技術に関連したプロセスおよびコスト計算の基礎と実例 (R&D)
【LIVE配信】2024/5/29(水) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】5/30~6/13 (何度でも受講可能)
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03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 堅田 元喜 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
〇CO2有効利用(CCU)について農業の観点から解説します。
〇我が国における農業を中心としたIT・エネルギー・プラント関係などの
既往の幅広い技術への統合の必要性もお話します。
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
世界規模のCO2(二酸化炭素)濃度の増大というと、その悪影響ばかりがクローズアップされることが多いが、良い影響もある。CO2は植物の生長にとって必須の原料であるため、その濃度が上昇すると光合成速度が増加し、植物の生育が進む。この「CO2施肥(施用)効果」を農作物の栽培に取り入れる技術はすでに確立しており(アフォーダブルな技術)、現時点で即座に推進できるCO2の有効利用(CCU)の技術である。産学官が連携してこの技術を施設園芸分野に普及させていけば、わが国の農業を通じて経済的な便益を受けることができる。また、自然環境でもCO2濃度が上昇してきた結果、世界各地の農業生産性と植物被覆の面積は増加してきた。この恩恵を最大限に引き出すための品種改良や肥料投入量の最適化を行うことも、広義のCCUとして提案したい。2種類の農業におけるCCUを最大限追求するためには、CO2削減に特化した要素技術の開発ではなく、農業を中心に据えたIT・エネルギー・プラント関係などの既往の幅広い技術の統合が必要である。
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
◆必要な予備知識など
◆講演中のキーワード
CO2施肥(施用)効果、農業、施設園芸、露地栽培、開放系大気CO2増加実験、アフォーダブルな技術、技術統合、地球温暖化
キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員 堅田 元喜 先生
■ご略歴、ご専門および得意な分野・研究、本テーマ関連学協会でのご活動
以下のURLをご参照いただけましたら幸いでございます
https://cigs.canon/fellows/1560d9607c71b189fa7fe055c7b8e66d1ed82b6b.html
1 地球温暖化と農業CCU
1.1 化石燃料の環境費用と環境便益3
1.2 CO2回収・利用・貯留(CCUS)
1.3 農業におけるCCU
2 農業におけるCCUの基礎
2.1 CO2施肥効果
2.2 施設園芸におけるCCU
2.3 自然環境におけるCCU
2.4 要素技術の統合
3 農業CCUの応用
3.1 国内外の動向
3.2 CO2施肥装置の導入
3.3 施設園芸におけるCCUの事例
4 おわりに
(セミナー参加者には、30ページ弱の事前配布資料あり)
未定
未定
未定
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