フッ素系コーティング剤・フルオロアクリレート系ポリマーの基礎と応用展開【提携セミナー】

高速高周波用フッ素樹脂基板

フッ素系コーティング剤・フルオロアクリレート系ポリマーの基礎と応用展開【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

森田 正道 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

フッ素系コーティング剤・

フルオロアクリレート系ポリマーの

基礎と応用展開

 

 

セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

フルオロアクリレート系ポリマーは1950年代から繊維用途の撥水撥油剤として使用されてきたが,分子設計の多様性を生かして,近年,様々な用途に展開されている。本講演では,フルオロアクリレート系ポリマーの基礎(分子運動性,表面再編成,動的撥液性など)を抑えた上で,各種用途(特に,繊維処理用撥水撥油剤,電子デバイス用途,細胞培養容器,超撥液コーティング)について解説する。

また,一般に動的撥液性が高いと言われるフッ素系材料,シリコーン系材料,炭化水素系材料・・・計数十種類を網羅的に測定した結果を元に,第4世代撥液材料(平滑表面で微細凹凸表面と同等の転落速度を有する)の構成材料になり得る設計指針について解説する。今後、増えてくることが予想される非フッ素系コーティング剤(設計指針に共通点が多い)についても概要を解説する。

 

◆習得できる知識

  • 多くの用途では、その場で液滴が弾くことではなく、液滴の移動しやすさ、すなわち、液滴除去性であること。
  • フルオロアクリレート系ポリマーの動的動的撥液性に関する知識は、今後、増えてくることが予想される非フッ素系コーティング剤でも適用できる。
  • フッ素のカテゴリーで、フルオロアクリレート系ポリマーの代替となり得る材料について理解できる。

 

◆キーワード

表面処理,コーティング,フッ素コーティング,撥水,撥油,オンライン,WEBセミナー

 

 

担当講師

MMリサーチ 代表 / 技術コンサルタント

森田 正道 氏

 

セミナープログラム(予定)

1.撥水撥油性,フッ素系コーティング剤の基礎と応用
1.1 表面自由エネルギーの基礎
1.2 撥水撥油剤(非フッ素系についても解説),防水・防湿コーティング剤,離型剤
→ 主モノマー・コモノマーの選択により 「表面再編成」を抑制・「相構造」を制御
1.3 SR剤,紙用撥水撥油剤,化粧品用粉体
→ 「表面再編成」を積極的に利用した機能性材料

 

2.フルオロアクリレート系ポリマーの動的表面特性の基礎と応用
2.1 ポリマー分子設計
2.2 撥液性評価方法:接触角,転落角
[実用的に意味のある転落角 (roll-off angle)の測定法],転落速度,水中接触角
2.3 構造解析:表面元素分析,表面摩擦力,結晶性

 

3.電子デバイス用 防水・防湿コーティング剤
3.1 基本特性:防水・防湿・防錆性,作業性,労働安全性
3.2 ポリマー設計(PFOAフリー)
3.3 間隙/水深/水圧の関係,膜厚と電気特性の関係,加速試験
(超促進耐候性試験,対硫化試験)
3.4 競合品・競合技術との比較:コーティング剤,プラズマCVD,
樹脂CVD,部材(防水テープ・メッシュ・パッキン)

 

4.超撥液コーティング
4.1 物理的表面改質による撥液性向上の基礎,超撥液性と耐久性の両立
4.2 第4世代撥液材料(平滑表面で微細凹凸表面と同等の
転落速度を有する新規フッ素樹脂)の創成

 

5.細胞「非接着性」培養容器
分子運動性の抑制が細胞「非接着性」の起源

 

6.インクジェットプロセス用撥液剤
6.1 これが次世代有機ELディスプレイのコストダウンの決め手!
撥液性と現像性の両立,量産適合性
6.2 メタルマスクを使わないオールフッ素フォトリソ法による蒸着プロセスもあり得る

 

7.環境規制
PFOS・PFOA,PFHxS問題の動向
→ 先進国C6,中国C8のダブルスタンダード

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

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備考

資料付き【PDF配布】

 

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

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