実践!できる技術者の仕事術特講(セミナー)
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | |
開催場所 | 日本アイアール㈱ 本社会議室 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
実践!できる技術者の仕事術特講
自分を伸ばし、周囲を助け、必要とされる技術者になるマストスキルを身に付ける!
講座概要
IT技術の進化によって、ビジネスや情報、人的交流の国境は取り払われ、産業の垂直統合から水平分業への移行に拍車がかかっています。
またAIやロボットの台頭は、人間がやっている多くの仕事を置き換えるでしょう。
このような大変革の時代に、企業で働く技術者に求められる資質や働き方とはいったいどのようなものでしょうか。
経団連は「Society 5.0 for SDGs」の中で、これから求められる人材は、果敢に新しいことへ挑戦できる精神や倫理観、異文化に対する深い理解と敬意、リベラルアーツの素養とコミュニケーション能力、専門性と人間性を兼ね備えた人物であると定義しています。
しかし、必ずしもそのような方針で学校教育を受けてきたわけではない我々は、どうやってそのような資質を身に付け、また日々どのような姿勢で仕事に向かえばよいのでしょうか。
このセミナーでは長く外資系半導体メーカで技術マネジメントとして、競争の激しい海外の技術者と働く経験を積んできた講師が、これから必要とされる技術者として身につけておくべコミュニケーションのスキルや技術、ビジネスに対する視点・考え方・目標の立て方・管理の方法について講義します。
また、実際にこのような人物像に近づくため、日々の業務に根差した課題について、座学で学んだ観点から演習を行うことで、理解を深めることができます。
実際に業務で活躍したい技術者はもちろん、若手技術者の育成に悩む立場の皆様にもぜひ体験していただきたいセミナーです。
参考:
「技術者こそ知っておきたいコミュニケーション・スキル」
日経ものづくり 2015年7月号~12月号
「技術者が押さえておくべき勘所」
日経エレクトロニクス2017年9月号~2018年3月号
セミナープログラム(予定)
1. 長所を伸ばし、短所を改善 世界で生き抜く日本人技術者へ
1-1)ICT技術の進化に伴う海外との水平分業、協業の時代へ
1-2)若者が働く環境の変化
1-3)日本人の長所と短所
1-4)日本の継続的繁栄・競争力の源は?
1-5)コミュニケーション・スキルがカギ
1-6)水平分業や協業は阿吽の呼吸ではできない
2.コミュニケーションのモデルを考え、理解する
2-1)小学生とコミュニケーション・スキル
2-2)事実は一つ、伝わり方はさまざま
2-3)受け手がどう捉えるかは千差万別
2-4)コミュニケーションのスキルを磨く
2-5)電子メールでは1/10も伝わらない
2-6)相手の持っているフィルターを理解する
2-7)外国語は必要なスキルの一部でしかない
2-8)自らのアイデンティティーを示す
3. 傾聴について考え、話を「聴く」重要性を理解する
3-1)みんな自分の話を聴いてほしい
3-2)「傾聴」を体験する
3-3)良い聴き手は話し手の心を開かせる
3-4)言葉には霊力がある
3-5)沢山の意見を出させる
4.日々の仕事の中でコミュニケーションを活用する
4-1)知識を深める、知識の領域を広げる
4-2)視点の取り方を考える
4-3)良好な組織風土をつくる
4-4)時間の使い方を考える
4-5)仕事の優先順位を考える
4-6)本当の勉強は社会人になってはじまる
5. 情報発信により技術者自らの価値を知らしめる
5-1)情報を自ら発信する必要性
5-2)情報は発信する人のところに集まる
5-3)情報のブラックホールには誰も近寄らない
5-4)誤った情報発信は発信者の価値を損なう
5-5)電子メールでの技術情報発信
5-6)一旦貼られたレッテルをはがす難しさ
5-7)会議の議事録を書いてみよう
6. 激変する環境の中で 自らの価値をいかにして高めるか
6-1)向上心の源泉はどこから来るのか?
6-2)技術者の育成には時間がかかる
6-3)仕事の報酬はより面白い仕事
6-4)やりたくてやる仕事とやらされる仕事
6-5)「やりたくない仕事」で実績を示し「やりたい仕事」につなげる
7. 仕事の効率をいかに高めるか:カギはオンとオフの切り替え
7-1)仕事の効率を高める
7-2)考えることはどこでもできる
7-3)オンとオフの切り替えを速くする
7-4)成果を正しく評価する
7-5)やり直しのない仕事の与え方、進め方
7-6)組織や個人の目標の立て方
8. プロジェクト遂行能力を磨く:全体像をつかみリスク回避
8-1)リスクを読み軽減・回避する
8-2)切迫感を持って行動
8-3)要因を沢山出せるのが良い技術者
8-4)新製品・新技術の開発
8-5)慢性不良の解決
9. 組織にとって不可欠な人材となるために
9-1)なりたい何かとなれる何かは違う
9-2)変化を楽しみ、学び続ける
9-3)職務経歴書を定期的にアップデート
9-4)オンリーワンを目指すために
10. 人を動かすには何が重要か:社内外・顧客・競合に人脈を
10-1)自立した一人ひとりが原点
10-2)英語嫌いでもコミュニケーションは可能
10-3)Win-Winの長期的な関係を築く
10-4)社内外・顧客・競合企業に友人を持つ
11. 技術者が心にとめておくべき技術評価の尺度
11-1)技術の成果を評価する7つの尺度
12. 正解が分からない問題を解くために:論理的に考える力を養うことが肝要
12-1)基礎を学ぶことの大切さ
12-2)創造力と想像力
12-3)無意識・意識・知識・認識・見識
12-4)技術部門の指導者の役割
12-5)マネジャーとリーダー
12-6)育成はラグビーのパス回し
12-7)誰でも1年にひとつ歳をとる
12-8)高齢化社会というリスクを軽減する
12-9)10年後により良い人生を送るために
13.演習
期待される効果
- 技術者としてのキャリア形成の指針を掴むことができる
- 組織運営の要諦を理解できる
- 技術者のこれからの教育方針を理解できる
主な受講対象者
- 企業や研究機関・大学で働く技術者・研究者
- 技術系の若手管理職
- 企業や研究機関・大学で働く技術者・研究者の教育担当者、教育企画担当者
※ご参加者の当日の持ち物が増える場合は別途お知らせいたします。
公開セミナーの次回開催予定
・開催日時:未定
・開催場所:未定
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