高感度分析技術の検出限界/定量下限評価《定量分析における誤差の考え方》【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 井野 邦英 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
☆何故検出されなかったか?再検すれば検出できる?誤差範囲?
☆自動分析装置の数値をそのまま信じる前に!自分で分析値の信頼性を評価できるようになる!
高感度分析技術の検出限界/定量下限評価
《定量分析における誤差の考え方》
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
分析手法を選択し測定を行った場合,測定対象成分の存在量がわずかでは,本当に測定されているか問題となることがある。検出せず・測定不能・〇〇以下との結果を見て,何故検出しなかったのだろうか,再検すれば検出できるのあろうか、誤差範囲であろうかと考えられる。これらの測定系を充分に検討せず測定を行ったことに起因する問題とも言える。今日、これらの分析には自動分析装置に依存しておりソフトから出力される数値をそのまま信じて報告しまいがちである。本講座では,分析を行う上で基本性能評価である検出限界および定量範囲(下限から上限)の信頼性についての考え方を述べてみる。これらの概念については様々な見解があるが,その背景の基本的な統計的考え方について解説する。
習得できる知識
- 検出限界および定量範囲(下限から上限)の信頼性についての考え方
- 成分が検出されなかった際の考え方や評価手法
担当講師
アキュプレック(有) 取締役社長 井野 邦英 氏
セミナープログラム(予定)
1.分析の課題
1.1 定量分析における誤差(共存分析と分離分析)
1.2 誤差の種類(サンプル量と誤差)、不確かさ
2.繰り返しの統計
2.1 代表値とばらつき(標準偏差と標準誤差)
2.2 分布(正規分布、対数正規分布)
2.3 点推定と区間推定、信頼区間
3.有意差検定
3.1 2種類の標本の平均値の比較
3.2 対の標本の比較
3.3 バラツキの比較
3.4 外れ値(SG、Dixon)
3.5
4.分析系の評価
4.1 校正
4.2 濃度計算と誤差
4.3 校正曲線と測定限界の評価(下限と上限)
4.4 検出限界(物質濃度系)
4.5 検出限界(免疫成分系)
4.6 干渉試験
4.7 回帰式による分析方法の比較(直線、線形、曲線、中央値、重回帰)
【質疑応答】
——————————————————
■講師略歴■
1976年 国際試薬(株) 入社
1978年 国際試薬(株) 病理・血液学担当プロダクトマネジャー
1979年 国際試薬(株) 生物学担当プロダクトマネジャー
1981年 国際試薬(株) 生化学担当プロダクトマネジャー
1982年 国際試薬(株) 精度管理担当プロダクトマネジャー
1982年 国際試薬(株) 精度管理プロダクトマネジャー
1999年 国際試薬(株) 精度管理担当専任部長
2000年 国際試薬(株) 学術情報グループマネジャー (精度管理、広告宣伝、技術サービス)
2002年 シスメックス(株) 学術情報部 精度管理担当部長
2004年 アキュプレック(有( 起業 取締役社長
2005年 京都大学 医学部 保健学科非常勤講師 (医療情報管理学、統計学)
2008年 京都大学 医学部 人間健康科学科 非常勤講師 (臨床化学、統計学)
2010年 京都大学 医学部 人間健康科学科 非常勤講師 (検査情報管理・統計学)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。