回転機械の振動低減技術(セミナー)
開催日時 | 2024/3/19(火)10:00~17:00 |
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担当講師 | |
開催場所 | 日本アイアール㈱ 本社会議室 |
定員 | 会場受講は上限6名(オンライン受講は定員無し) |
受講費 | 49,500円(税込) |
コンプレッサー、送風機、ポンプ……
“あらゆる回転機械“のトラブルを未然に防止するコツを1日で伝授!
回転機械の振動低減技術
講座概要
さまざまな生産設備には多くの回転機械が配置されています。その多くは新規に設置された後、毎日運転され、生産に供しています。でも個々の機械設備を見ると、ひょっとしたら悲鳴を上げながら運転しているかもしれません。
毎日の運転状態の判断基準の一つが、振動です。振動が大きくなると、故障の原因にもなりますし、あるとき急に破損し、計画外の生産停止に追い込まれることも起きます。時には、このような破損トラブルが恐ろしい事故を起こすことも考えられます。
しかし、設備管理者にとって振動の良否の判定基準や、振動が大きくなった時の振動低減方法は専門的過ぎて聞いたことがない、という方々も多いのではないでしょうか。
このセミナーは、そのような設備管理者にとって必要な、振動管理手法とその管理値、そして振動低減技術を習得とノウハウを習得していただくためにご用意いたしました。
本講座では、不釣り合い調整の実務を学び、演習を通して、それを自分のものにして頂きます。
さらに理論背景も学べるので、ほとんどの回転機械に応用できる振動低減技術を習得することができます。
セミナープログラム(予定)
第1部 1面バランス
1.振動問題の歴史
2.回転機械振動の基本
2-1 強制振動
2-2 周波数応答
2-3 危険速度
2-4 位相の計測方法
2-5 位相
3.振動管理値
4.回転機械のバランス
4-1 バランスとは
4-2 バランスの限界
5.図解法
5-1 多点法
5-2 3点法
演習問題
5-3 影響ベクトル法
演習問題
6.影響ベクトル法の数値計算
7.計測機器
8.まとめ
第2部 2面バランス
1. 長尺軸のラテラル振動
2. 計測装置
3. 図解法
演習問題
4. 複素数の二元1次方程式による解法(筆算とExcel関数の2解法)
演習問題
5.2面バランスの結果評価と注意点
6.結言
標準実施時間 6時間+休憩1時間
主な受講対象者
- 高校数学の複素数計算の知識がある方で、以下のいずれかにあてはまる方。
- 回転機械の防振技術に興味のある方
- 生産設備に携わる技術者、技術チームリーダー、技術スタッフ
- 回転機械の運転管理者
講座参加時の持ち物
演習では以下のものが必要です。必ず持参してください。
現地で受講することが難しい方は、以下の道具で作図を行うので、作図のできるスペースをご用意のうえ、講師とコミュニケーションのとれるカメラ・マイクつきPCも用意してください。
- コンパス(半径15cm程度)1本とディバイダー1本
- 三角定規(20cm以上2枚1組、平行線を描けるように)
- 寸法定規(30cmものさし)
- 分度器
- 電卓(スマホ可、四則演算が計算可能なもの)
- エクセル等表計算ソフトの入ったパソコン(複素数の計算を講義します。各自でPCをご用いいただけますと講義中にエクセルによる複素数の計算が体験できます。)
- 来場前に複素数とベクトル計算の取り扱いも復習してご受講ください。
公開セミナーの次回開催予定
- 開催日時: 3月期:2024年3月19日(火)10:00~17:00
9月期:2024年9月24日(火)10:00~17:00 - 開催場所:日本アイアール㈱本社会議室またはZOOMによるオンライン受講[※日本アイアールへのアクセスはこちら]
- 定員 :会場受講は上限6名(オンライン受講は定員無し)
- 受講料 :49,500円/1名(税込)
※近藤講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★会場受講かオンライン受講かを必ず明記ください。
★会場受講の場合は講師が対面にて講義する予定ですが、感染症対策等の関係で開催方法を変更させていただく場合がございます。