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自動運転・電気自動車時代の最先端の自動車のしくみとメカニズム(セミナー)
2025/5/14(水)10:00~17:00
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03-6206-4966
開催日時 | 2025/11/18(火)10:00~17:00 |
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担当講師 | |
開催場所 | 日本アイアール㈱ 本社セミナールーム またはZoomによるオンライン講義 |
定員 | 会場受講は定員16名 |
受講費 | 39,600円(税込) |
自動車の運動性能の適正化・向上に必要な前提知識を1日で習得!
サスペンションは、不快な振動や騒音を低減し、車の乗り心地を向上させるだけでなく、車輪に加わる力をうまく車体に伝え、車両の運動性能に深く関係する装置です。したがって、車とその部品の技術開発に携わる方々にはしっかり理解いただかなければならない重要なものです。
本講座では、このサスペンションをより深く理解するため、自動車の運動理論に登場する重要概念を広く把握していただくことを目的としています。
最初に自動車の走行安定性と安全(自動車の走行メカニズム、自動車の運動~タイヤの役割、安定性、ブレーキング、旋回特性、サスペンションの影響、限界性能、運転のしくみ、ドライビングシミュレータ、自動運転の状況等)について紹介します。
次に、走る、曲がる、止まるという自動車の主たる機能をつかさどるシャシー技術(運動性能)の適正化(サスペンションチューニング)を中心に詳しく紹介します。
具体的には、コーナリング限界性能だけでなく、日常走行の安全の上でも、経験と勘に頼るのではなく、基礎からサスペンションを知り理論的に裏付けされたチューニングが肝要になります。そこで、本講座では、その基礎知識に加え、実践的な各種専用機器も紹介、サスペンションチューニングについて、もっと知りたい人の要求に応えました。
そして、近年、自動車業界で非常に力を入れている、ASV(先進安全自動車)、また、自動車は人を含めたシステムとして考える必要が有るので、マン・ビークルシステム(人~自動車系)等について紹介します。
さらに、ものづくり例として、フォーミュラカー設計等において重要となるサスペンションジオメトリー等についても紹介します。
(受講に当たっては、自動車の運動と制御に関心があると理解が深まります。)
※技術的課題をお持ちの方は、一般化するなど公開可能な形式で事前にお知らせください。 当日の講義では、それらを可能な限り回答いたします。
※本セミナーをお申込みの方には、野崎講師の著書「サスチューニングの理論と実際」 (東京電機大学出版局)を1冊プレゼントいたします。
1.自動車の走行安定性と安全について
(1).自動車の走行メカニズム
走行安定性と安全について、自動車の運動~タイヤの役割、安定性、ブレーキング、
旋回特性、サスペンションの影響、限界性能、運転のしくみ等
(2).ドライビングシミュレータ
(3).自動運転の状況
2.サスペンションと操縦安定性の基礎理論
(1).サスペンション特性とその適正化
(2).操縦安定性の基礎理論
3.バウンス(上下動)系と自動車の運動の適正化
(1).ショックアブソーバ〜ばね定数のバランス
(2).有効な専用機器の開発例
4.ロール系と自動車の運動の適正化
(1).ロール剛性配分、ロールステア等の影響
(2).有効な専用機器の開発例
5.コンプライアンス系と自動車の運動の適正化
(1).コンプライアンスステア
(2).有効な専用機器の開発例
6.ホイールアライメントと自動車の運動の適正化
(1).トー,キャンバー,キャスター,スラスト角など
(2).有効な専用機器の開発例
7.サスペンションジオメトリーと自動車の運動の適正化
(1).車高〜ロールセンター高,ロールステアの関係
(2).ロールセンター高〜ジャッキアップの関係
8.ステアリング系と自動車の運動の適正化
9.前後のブレーキ系の自動車の運動の適正化
(1).ブレーキテスターの例
(2).理想的なブレーキ系のバランス
10.限界コントロール性と車両の各種試験装置
(1).コーナリングのスキッド限界(タイヤの滑り限界)付近のコントロール性
(2).車両の各種試験装置
11.フォーミュラカーの運動性能向上(旋回限界時の車両運動性能)
(1).車両の重量配分の適正化手法
(2).フォーミュラカーの運動性能向上技術
(※日本アイアールへのアクセスはこちら)
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※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
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