- 注目のセミナー
ポストネオジム磁石開発の最新動向《Sm-Fe-N磁石などの注目技術を解説》(セミナー)
2025/9/29(月)13:30~15:30
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2025/10/7(火)10:00~17:00 |
---|---|
担当講師 | |
開催場所 | 日本アイアール 本社セミナールーム(秋葉原駅徒歩3分他) |
定員 | 会場受講は上限6名(オンライン受講は定員無し) |
受講費 | 49,500円(税込) |
コンプレッサー、送風機、ポンプ、エンジン、モーター……
“あらゆる回転機械“のトラブルを未然に防止するコツを1日で伝授!
*) Excelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
機械の振動は、人間の脈拍や体温に例えられ、機械の健康状態を表す指標の役割をしています。この振動値が高いと、機械が何かの異常を私たちに伝えているのですが、そこから先は、どれ程の振動が異常なのか、そしてどのようにしたら振動値を下げることが出来るのか、機械エンジニアでも余り知られていません。放置すれば機械は壊れるかもしれないので、専門家を呼んで診断や対策をしてもらうことになります。
本講座では、機械設計の方や機械設備を管理し保全する方に、まず振動発生の理論と、振動の許容値・異常限界を知っていただきます。そして次に振動を下げる方策、すなわち回転機械のバランス作業の具体的手法を習得していただきます。この振動実用技術の習得が、本講座の目的です。
バランスは、一般的に三角定規と分度器、コンパスを使って図解法で解きます。
しかしこの講座では、
① 図解法
② バランス理論
③ Excel複素関数を使った、バランス計算解法
を教授いたします。
Excelでは、複素関数を利用します。複素数は一般の技術者には敬遠されがちですが、バランス理論と複素数とは、兄弟のように似た特性があり、回転機械バランス演習問題を例題に掲載し、複素数で解く方法を分かりやすく解説します。その前にExcel複素関数機能もマスターしていただく章も提供します。このように本講座では、理論講義と演習を一対にして講師と共に勉強していきますので、バランス作業という実用技術を1日で習得できます。
これにより旧来のバランス図解法に止まらず、バランス理論にも知見を広げ、Excelを駆使したバランス・プログラムを使い、どのような環境にも対応できるバランス応用力を身に着けていただきます。そして一段上の機械エンジニアに成長していただくことを本講座の狙いとしています。
【 受講者の声 】
【1】回転機械振動の基本
1.自由振動と固有振動数
2.強制振動
3.周波数応答
3-1 運動方程式からの理論展開
3-2 周波数応答図の作図(実数)
演習:PCを使った実数による作図
3-3 Excelによる複素数計算
・複素数の入力方法
・複素数演算関数
演習:Excelでの複素数関数の使い方
3-4 複素数による周波数応答図の作成
演習:PCを使った複素数による作図
4.回転数変化する回転機械の現象
5.位相の計測
6.位相変化の実例
【2】振動管理値
1.振動値と故障の調査報告例
2.振動の許容限界
3.安全に運転するための振動管理基準
【3】振動を低減するための回転機械のバランス
1.バランスとアンバランス
2.バランスの有効限界
【4】図解法を用いたバランスの算出手法と実践
1.多点法
2.三点法
演習:図解法
3.影響ベクトル法
演習:図解法
【5】Excelを使った影響ベクトル法の数値計算法
演習:PCを使った数値計算
【6】計測機器
【7】影響ベクトル法を使った三点法の評価と振動低減効果
1.三点法の作図原理と評価手順
2.三点法3円の数式表示と交点
3.Excelによる三点法図解と評価
演習:PCを使った三点法図解と評価
4.影響ベクトル法を使った三点法の評価
【8】結言
大学理工学部レベルの機械振動学の知識と高校数学の複素数計算の知識がある方で、以下のいずれかにあてはまる方。
演習では以下のものが必要です。必ず持参してください。
現地で受講することが難しい方は、以下の道具で作図を行うので、作図のできるスペースをご用意のうえ、講師とコミュニケーションのとれるカメラ・マイクつきPCも用意してください。
[※日本アイアールへのアクセスはこちら]
※近藤講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。
《次回以降の開催予定》
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★会場受講かオンライン受講かを必ず明記ください。