統計的工程管理入門(セミナー)
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | |
開催場所 | オンライン受講 |
定員 | 16名 |
受講費 | - |
カンや経験がなくても、安定したプロセス管理ができる統計術を身につける!
《練習問題つきで明日から実践できる》
統計的工程管理入門
製造現場の管理に限らず、プロセスを安定させることは、大変重要です。
得られるデータが偏っていて、放置すれば規格値を外れそうに見える場合、慌てて対策したら却って問題が大きくなる場合があります。一方、小さな変動だと考えて放置していたら、大きな異常現象の前兆であることもあります。
このような変調を防ぐため、現場を熟知したベテランの判断が重要になる場合があります。
しかし、現場を熟知したベテランの数は限られており、常に現場に配置しておくことが難しくなっています。また、新しい設備の場合は、熟知したベテランがいるはずもありません。
プロセスの新旧にかかわらず、得られたデータが異常か単純バラツキかを判断する場合、俗人的な判断を排して、統計的に判断することが重要です。
そこで、本講座では、①統計の基礎となる標準偏差、②工程能力の意味、③Xbar-R管理図を基本とした統計的工程管理(SPC管理)の説明を行います。
また、説明を聞いて分かった気になっても、実際の現場で実施できない例があるため、本講座では、例題を使って実際に標準偏差、工程能力、Xbar-R管理図を作成し、確実に習得できるように工夫しています。
セミナープログラム(予定)
【統計的工程管理の位置づけ】
ISO-9001、IATF16949における統計的工程管理の位置づけを解説
【統計の基礎】
1. 平均値と中央値
平均値と中央値はそれぞれ統計において重要なデータ処理法
2. ばらつきの評価法
ばらつきの大小を評価する方法を解説
3. 正規分布
ばらつきは正規分布に従う
正規分布とはどんな分布かを説明
【工程能力指数】
4. 工程能力指数
部品や作業員のばらつきと工程の許容度合いを定量的に表現する
5. 標準偏差と工程能力指数の練習問題
【Xbar-R管理図】
6. Xbar-R管理図とは
抜取検査のデータから、異常の有無を判定し、正常なばらつきか、対処が必要な異常なばらつきかを判定
7. Xbar-R管理図の練習問題
8. 統計的工程管理に対する注意点
よくある間違いの例を挙げて解説
9. 質疑応答
主な受講対象者
- 客先から統計的なXbar-R管理図などの工程管理を求められているかた
- 標準偏差、正規分布をもう一度学びたいと考えているかた
- 工程の安定化に不安を感じている、あるいはより良い方法を探しておられるかた
期待される効果
- 経験と勘に基づく工程管理が統計に裏付けられた科学的管理になる
- 現場担当者のやる気がでる
- 客先工程監査で品質に関する実質的な議論ができるようになる
公開セミナーの次回開催予定
- 開催日 :未定
- 開催場所:オンライン受講
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- 受講料 :未定
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