サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)の基礎、分離条件、トラブル対策【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/6/14(水)10:30~16:00 |
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担当講師 | 寺尾 潤 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
☆ 分離条件の最適化,パラメータ設定,データ処理などの留意事項を解説!!
☆ ポリマー充填剤の種類、物性と分析対象に適した選択のコツとは!?
サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)の基礎、
分離条件、トラブル対策
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
液体クロマトグラフィーは原則、液体に溶ける試料であれば全ての有機化合物が分析対象となり最も汎用性が高く、材料、環境、薬学など幅広い分野において、様々な有機化合物の分析・分離手法として幅広く用いられている。本セミナーでは、液体クロマトグラフィーの基本原理の理解と共に、研究や業務に沿った創意工夫が自ら行えることを目標に、操作法のみならず、理論的理解を深めることに主眼をおいて多くの実例を交えて解説する。
習得できる知識
I.基礎編では、液体クロマトグラフィーの原理,分離モード・装置説明,分析条件の選択方法,装置を使いはじめる時や分析中の留意事項
II.実践編では、液体クロマトグラフィー分析時の分離条件の最適化,パラメータ設定,検出器選択,データ処理・定量時の留意事項
III.応用編では、液体クロマトグラフィー分析の実データの解析事例および分析時のトラブル発生時の対処方法,トラブルを未然に防ぐ留意事項
担当講師
東京大学 寺尾 潤 氏
セミナープログラム(予定)
クロマトグラフィー基礎編
はじめに.分析化学概説
- 分析化学におけるクロマトグラフィーの位置づけ
- ゲル濾過クロマトグラフィー
- 液体クロマトグラフィーとガスクロマトグラフィー
1.クロマトグラフィーの基礎
1.1 クロマトグラフィーの歴史と発展
1.2 クロマトグラフィーの原理
1.3 クロマトグラフィーの理論
2.液体クロマトグラフィーの装置
2.1 装置の基本構成
2.2 分離カラム
2.3 検出器
2.4 グラジエント溶出法と屈折計
2.5 グラジエント溶出法の特徴
2.6 高圧・低圧グラジエント溶出法
2.7 脱気装置
2.8 超音波式脱気装置
3.分離モードについて
3.1 逆相順相クロマトグラフィー
3.2 親水性相互作用クロマトグラフィー
3.3 イオン交換クロマトグラフィー
3.4 サイズ排除クロマトグラフィー
クロマトグラフィー実践編
4.分析にあたって
4.1 移動相の調製
4.2 試料の前処理と注入法
4.3 分析カラムの選択
4.4 分離条件の設定
4.5 ピークの定量法
4.6 定性分析
4,7 分離度と理論段数
5.クロマトグラフィーの充填剤の理解
5.1 ODSカラム
5.2 ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー
5.3 疎水性充填剤
5.4 化学修飾シリカゲル
5.5 充填剤の種類
6.クロマトグラフィーと各機器の接続法
6.1 フラクションコレクターの接続
6.2 UV計とRI計
6.3 グラジエント装置の接続
7.クロマトグラフィーの検出器
7.1 紫外検出器
7.2 蛍光検出器
7.3 屈折検出器
7.4 検出器の選択
7.5 屈折計
8.クロマトグラフィーによる定性・定量法
8.1 抽出と分配比
8.2 分子量分布測定法
8.3 Rf値について
9.クロマトグラフィーによる分取
9.1 分析と分取
9.2 カラム充填法
9.3 スケールアップ
9.4 カラムの表面積と理論段数
9.5 交換容量
9.6 リサイクルクロマトグラフィー
9.7 分取用薄層クロマトグラフィー
クロマトグラフィー応用編
10.分析事例と実データ
10.1 低分子有機化合物の分析事例
10.2 高分子の分析事例
10.3 液体クロマトグラフィーQ&A
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/6/14(水)10:30~16:00
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。