シランカップリング剤の反応メカニズム,使い方,密着性や物性の評価【提携セミナー】
開催日時 | 2025/2/26(水)10:30~16:30 |
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担当講師 | 佐藤 正秀 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★樹脂―金属 ,樹脂―ガラス ,カーボン―異種材料・・・などの密着性発現のメカニズム
★分布ムラ ,カップリング効果の劣化や低下 , 実務上での不具合などの疑問点を解決!
シランカップリング剤の反応メカニズム,使い方,
密着性や物性の評価
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
シランカップリング剤を用いた各種工業材料開発の際重要となる、シランカップリング 剤の反応過程、反応性に影響する諸因子と、シランカップリング剤により形成可能な無機・有機界 面とその様相などについて概説する。
習得できる知識
・シランカップリング剤の反応メカニズム,概要
・各種シランカップリング剤の特性,その応用について
・シランカップリング剤の反応性と接着界面の解析
担当講師
【第1部】宇都宮大学 工学部基盤工学科物質環境化学コース 教授 博士(工学) 佐藤 正秀 氏
【第2部】信越化学工業(株) シリコーン電子材料技術研究所 第1部 開発室 高木 一憲 氏
【第3部】岩手大学 理工学部 化学・生命理工学科 教授 博士(工学) 平原 英俊 氏
セミナープログラム(予定)
【10:30~12:30】
第1部 シランカップリング剤の反応メカニズム,概要
●講師 宇都宮大学 工学部 基盤工学科 教授 博士(工学) 佐藤 正秀 氏
1.シランカップリング剤の反応過程
1.1 シランカップリング剤の反応
1.2 加水分解反応
1.3 重縮合反応
2.シランカップリング剤の反応に影響する諸因子
2.1加水分解・重縮合反応に及ぼすpHの影響
2.2 反応前処理の影響
2.3 溶媒、反応物濃度の影響
2.4 反応環境(気相・液相)の影響
3.シランカップリング剤の界面層形成
3.1 酸化物無機材料への界面形成
3.2 金属無機材料へのメルカプト基を介する界面形成
3.3 有機材料への界面形成機構
(メルカプト基(含硫黄官能基)、エポキシ基、アミノ基)
3.4 ナノスケールで見る「理想的」 界面層と「実際の」界面層
【質疑応答】
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【13:15~14:45】
第2部 各種シランカップリング剤の特性,その応用について
●講師 信越化学工業(株) シリコーン電子材料技術研究所 第1部 開発室 高木 一憲 氏
1.シランカップリング剤とは
1.1 シランカップリング剤の構造
1.2 シランカップリング剤の作用機構
1.3 シランカップリング剤の応用事例
2.シランカップリング剤水溶液の使いこなし
2.1 加水分解速度
2.2 水溶液中のシロキサン組成
3.シランカップリング剤による粉体処理
4.シランカップリング剤による樹脂改質
5.各種シランカップリング剤の使用例
6.最新のシランカップリング剤のご紹介
6.1 長鎖スペーサー型シランカップリング剤
6.2 官能基保護型シランカップリング剤
6.3 多官能基型シランカップリング剤
6.4 ブロック型シランカップリング剤」
6.5 多加水分解基型シランカップリング剤つ
6.6 VOCフリー型シランカップリング剤 , 他
【質疑応答】
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【15:00~16:30】
第3部 シランカップリング剤の反応性と接着界面の解析
●講師 岩手大学 理工学部 化学・生命理工学科 教授 博士(工学) 平原 英俊 氏
1.界面における密着性の分析・解析技術
1.1 接着物の界面分析事例
1.2 界面の安定と劣化事例
2.シランカップリング剤の反応性
2.1 各種カップリング剤の分類と特徴
2.2 シランカップリング剤の反応量の測定方法
2.3 接着強度及ぼすシランカップリング剤の処理条件の影響
2.4 トリアジン系シランカップリング剤による異種材料接着
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025/2/26(水)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。