プロテオーム分析実験の原理、ノウハウ、データ解析【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 川上 隆雄 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★ 分析計画の立て方、試料調製の勘所、データの解析と視覚化の要領!
プロテオーム分析実験の原理、ノウハウ、データ解析
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
プロテオミクス (Proteomics) は、発現タンパク質群の動態(プロテオームProteome)を包括的に分析することによって生命現象の全体像をつかむ学問です。分析技術の発展とともに、現在のプロテオミクスは基礎研究ばかりでなく医療の分野にも貢献しています。本講演では、プロテオミクスのことを一通り理解したい方々を対象に、質量測定を基盤としたプロテオーム分析実験の原理やノウハウを解説します。データ解析の実例も織り交ぜながら、分析の一連の流れを把握していただけるような構成にします。
習得できる知識
・分析計画の立て方
・試料調製の勘所
・プロテオミクスで用いられる液体クロマトグラフィーと質量分析
・タンパク質の翻訳後修飾の分析
・プロテオームデータの解析と視覚化の要領
・医学や生物学におけるプロテオミクスの活用
担当講師
(株)メディカル・プロテオスコープ 取締役 生体分子解析部 部長 川上 隆雄 氏
セミナープログラム(予定)
1.質量測定を基盤とした分析
・質量分析の威力
・「ペプチド断片を測る」
・試料調製における注意点
・標識法と非標識法
・翻訳後修飾の分析: リン酸化とNグリコシル化を中心に
2.質量分析と液体クロマトグラフィー
・質量分析部のいろいろ: イオントラップ、三連四重極、qTOF、他
・測定データの取得方法: DDA、DIA、選択イオンモニタリング
・測定データ取得の高速化と高深度化: プロテオームの「ビッグデータ」
・逆相液体クロマトグラフィーによるペプチド断片の分離展開
3.LC-MS/MS測定データの処理と解析
・一般的な処理手順: 同定情報と計量情報の統合
・アミノ酸配列データベース検索の原理
– 偽陽性ヒットの検証: Target-Decoy検索とFalse discovery rate (FDR)
– 複数のタンパク質におけるペプチド同定情報の共有
・タンパク質組成の試料間計量比較
– 計量値の正規化
– 比較計量値の散布図: MAプロットとボルケーノプロット
4.おもな情報解析の手法
・Gene ontology (GO) の活用: 尤度解析
・主成分分析 (PCA)
・クラスター解析(階層クラスタリング)
・ウェブ上の情報解析ツール
5.分析実験と情報解析の実例
6.プロテオームの分析計画から論文投稿まで
・計画策定に当たっての注意点
・公共リポジトリへのプロテオームデータの登録
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。