高分子材料の破断面解析テクニック【提携セミナー】

高分子絶縁材料 劣化・絶縁破壊メカニズム

高分子材料の破断面解析テクニック【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/7/23(火)10:30~16:30
担当講師

樋口 裕思 氏
藤沢 健 氏
小玉 英樹 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 1名につき60,500円(税込)

★プラスチックの劣化・破損トラブル事例や破面解析事例を多数紹介!

 


高分子材料の 破断面解析テクニック

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

プラスチック成形加工品の劣化と破壊について、設計時の考え方、劣化に至るプロセスと実際に起こりやすい劣化現象および、破壊した破面を観察することで劣化要因を推定する方法をご紹介します。

 

 

習得できる知識

・プラスチック成形品の劣化に対応した品質管理の考え方と、不具合対策の実施方法
・劣化検出方法の1つであるケミルミネッセンスアナライザーについての知識
・プラスチック成形品の劣化による破壊破面から劣化現象を推定する方法
・簡単な形態観察技術の知見

 

 

担当講師

北陸先端科学技術大学院大学 産官学連携客員教授 博士(学術) 樋口 裕思 氏
長野県工業技術総合センター 食品技術部門 食品バイオ部 研究員 藤沢 健 氏
(株)三井化学分析センター 構造解析研究部 主席研究員 小玉 英樹 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:30-12:00 】
1.プラスチックの劣化・破壊メカニズムと破面の特徴
北陸先端科学技術大学院大学 産官学連携客員教授 博士(学術) 樋口 裕思 氏

【習得できる知識】
・プラスチック成形品の劣化に対応した品質管理の考え方と、不具合対策の実施方法
・劣化検出方法の1つであるケミルミネッセンスアナライザーについての知識
・プラスチック成形品の劣化による破壊破面から劣化現象を推定する方法

【講座趣旨】
・高分子の研究や製造業務に携わることになった入社2~3年目ぐらいの方、成形現場に関わりを持つ経験者でプラスチック成形の品質向上のプロセスを認識されたい方、プラスチック製品の経年劣化現象(特に環境応力割れ)に悩まれておられる方を対象に、プラスチック成形加工品の劣化と破壊について、設計時の考え方、劣化に至るプロセスと実際に起こりやすい劣化現象および、破壊した破面を観察することで劣化要因を推定する方法をご紹介します。

 

1.プラスチック成形品の品質管理の考え方と不具合対策の実施
1.1 プラスチック成形品が完成するまでの流れ
1.2 材料における長期耐久性について
1.3 プラスチック成形品の品質管理スキーム
1.4 トラブル発生時のクレームの流れ
1.5 トラブル発生時の解決の流れ(理想)
1.6 トラブル発生時の解決の流れ(現実)

 

2.材料設計と劣化およびトラブル発生に対する考え方
2.1 プラスチック成形品の材料設計の考え方
2.2 材料/設計ミスマッチのトラブル発生条件
2.3 成形品の経時劣化と機能低下①②
2.4 プラスチック成形品の劣化因子分類①②
2.5 プラスチック成形品の劣化現象一覧

 

3.劣化の評価方法の一例とその基準
3.1 暗所黄変試験 ~耐熱性・耐候性~
3.2 暗所黄変試験 ~耐水性~

 

4.実際の製品で発生する劣化現象の要因別割合
4.1 実際の製品で発生する劣化の要因別割合
4.2 環境応力割れ現象とは
4.3 劣化因子分類から劣化を考える
4.4 材料設計から劣化を考える

 

5.劣化の検出方法 ~ケミルミネッセンスアナライザー~

 

6.破壊した破面の特徴
6.1 破面の特徴1
6.2 破面の特徴2
6.3 破面の特徴3

 

7.劣化対策の実施例

 

【質疑応答】

 

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【12:50-14:50】
2.各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析
長野県工業技術総合センター 食品技術部門 食品バイオ部 研究員 藤沢 健 氏

【講座趣旨】
公設試験場に持ち込まれるプラスチック成形品の破損トラブルの中から特徴的なものを紹介するとともに、トラブル発生の原因と試験場・企業両者の対応について解説します。

 

1.はじめに

 

2.プラスチック成形品と破損トラブル
・破損トラブルとプラスチック
・ストレスクラックとそのメカニズム
・環境応力割れ(ソルベントクラック)とそのメカニズム

 

3.破壊要因別に見る破損トラブル事例の紹介
1) 材料に起因する破損
2) 設計に起因するもの
3) 保管、前処理に起因するもの
4) 成形条件に起因するもの
5) 加工条件に起因するもの
6) 輸送、保管に起因するもの
7) 使用環境に起因するもの

 

4.破損トラブル発生時の心得
4-1 地道に一つ一つ把握すること
4-2 想定外のケースもありことを認識しておくこと
4-3 一つの試験だけで全ての情報は得られません
4-4 できるだけ比較サンプルを

 

5.終わりに

 

【質疑応答】

 

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【15:00-16:30】
3.プラスチックの破面解析技術

(株)三井化学分析センター 構造解析研究部 主席研究員 小玉 英樹 氏

【習得できる知識】
簡単な形態観察技術の知見

【講座趣旨】
破面解析(フラクトグラフィー)は、破面を観察することで破壊に至る履歴や不良箇所を読み取って、製品の破損原因を解明する手法です。プラスチック製品において、当社は40数年の技術の蓄積を基に、製品の破損原因を提供してきました。今回、分析事例等を中心にお話します。

 

1.破面解析の意義
・破面解析を何故行うのかなど

 

2.破壊の性質
・破壊強度の特徴など

 

3.破壊強度の測定方法
3-1 低速変形破壊
3-2 衝撃破壊
3-3 クリープ破壊
3-4 疲労破壊など

 

4.破面解析手順
・破面解析を実施する上での注意点など

 

5.破面解析事例紹介
・各種試験した破断面など

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/7/23(火)10:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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