MOF/PCPを利用した省エネCO2分離・回収プロセス:材料の合成、解析から分離システムの構築、企業動向まで【提携セミナー】

カーボンリサイクル CO2回収(DAC)

MOF/PCPを利用した省エネCO2分離・回収プロセス:材料の合成、解析から分離システムの構築、企業動向まで【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/8/29(木)10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
担当講師

上代 洋 氏

開催場所

【オンライン受講】Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンライン受講(ライブ配信):見逃し視聴なし】 47,300円
【オンライン受講(ライブ配信):見逃し視聴あり】 52,800円

●PCP/MOFの合成、解析から、CO2分離への応用、他材料との比較、

関連企業の動向まで、PCP/MOFに関する網羅的に解説をさせていただきます。

 

MOF/PCPを利用した省エネCO2分離・回収プロセス:

材料の合成、解析から分離システムの構築、企業動向まで

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

※同業者の方からのお申込みの場合、受講をお断りする場合がございますので、予めご了承下さい。

 

既存材料を超える特性、あるいは既存材料にはない特性の発現により、触媒やガス分離への応用が期待されるPCP/MOFであるが、現時点まででの実用化例は極めて限定的である。しかし2021年に画期的なCO2分離PCP/MOFが発表され、本材料は新たに注目を集め始めている。本講座では、PCP/MOFの合成、解析から、CO2分離への応用、他材料との比較、関連企業の動向まで、PCP/MOFに関する網羅的な解説を行う。特に、合成・解析では、実例を元にしたトラブルシューティング、CO2分離への応用では、現在注目を集めている材料と既存材料の具体的な比較等、実践面を重視する。受講により、PCP/MOFがどのような特徴を有し、どのようなCO2分離への適合性が高いかが理解でき、また、新規PCP/MOFの実用性の予測が可能となる。

 

◆受講後、習得できること

  • PCP/MOFの合成、解析の基礎、ノウハウ、ありがちなトラブルへの対処
  • PCP/MOFの吸着特性評価の基礎、ノウハウ、ありがちなトラブルへの対処
  • PCP/MOFならではの特異なガス分離、優位性
  • PCP/MOFを利用したCO2分離の概観と最前線
  • PCP/MOFの実用化動向と企業の動向

 

◆受講対象者

  • PCP/MOFの合成、解析に興味があるすべての方(初心者からある程度の経験者まで)
  • PCP/MOFを利用したガス分離一般に興味がある方
  • PCP/MOFの一般的な用途に興味がある方
  • PCP/MOFを利用したCO2分離(含む分離システム)に興味がある方
  • PCP/MOFのCO2分離システムと他の分離方式の違いに興味がある方

 

◆必要な予備知識など

目を通しておく必要はありませんが例えば、以下は、PCP/MOFの合成、特性を概観するために有用なサイトです。
(1)シグマアルドリッチ社のPCP/MOF関連サイトhttps://www.sigmaaldrich.com/JP/ja/technical-documents/technical-article/materials-science-and-engineering/batteries-supercapacitors-and-fuel-cells/zknk-mofs
(2)京大北川教授のサイト
http://www.kitagawa.icems.kyoto-u.ac.jp/first-pcp-2/

 

◆講演中のキーワード

PCP, MOF, ガス分離、ガス貯蔵、脱炭素

 

担当講師

日本製鉄(株) 先端技術研究所 上席主任研究員  上代 洋  氏

 

*会場受講の方:希望者は講師との名刺交換が可能です

■ご略歴:
1992年3月 京都大学大学院 理学研究科 化学専攻 修了
1992年4月 新日本製鐵(株)入社
1992年6月 同 先端技術研究所配属
1997年4月 学業取得休職
1997年4月 東京工業大学 資源化学研究所 化学環境工学専攻 研究生
1999年3月 学位(理学博士)取得
1999年4月 新日本製鐵(株)復職

・1992〜1997年:機能化学品の合成法開発&スケールアップ
・1997〜1999年:休職して博士号取得(東工大、触媒開発)
・1999〜2009年:ラミネート用ポリマーアロイフィルムの開発
・2002〜現在:PCP/MOFの開発(主としてガス吸着・分離材)

■ご専門および得意な分野・研究:
有機合成、錯体化学、ガス吸着・分離、PCP/MOF

 

セミナープログラム(予定)

1. PCP/MOFの基礎
1)PCP/MOFとは
2)PCP/MOFの歴史
3)PCP/MOFの特徴、優位性
4)PCP/MOFの用途、応用先

 

2. PCP/MOFの合成
1) PCP/MOF合成の基礎(マイクロ波合成、ソルボサーマル法、撹拌法、レイヤー法他)
2)PCP/MOF合成の具体例(DUTシリーズ、MOFシリーズ、CPOシリーズ、MILシリーズ等)
3)合成がうまくいかない原因とその対処法

 

3. PCP/MOFの解析
1)粉末X線結晶構造解析
2)単結晶X線結晶構造解析:
3)赤外分光 (IR)
4)熱重量分析(TG)
5)吸着熱
6)走査電子顕微鏡 (SEM)、原子間力顕微鏡 (AFM)
7)特殊な解析
i)放射光を利用した精密、特殊解析
ii)ラボ型「同時測定装置」(吸着/X線、吸着/ラマン)

 

4. PCP/MOFのコスト
1)PCP/MOFのコスト因子
2)PCP/MOFのコストダウンの方法
3)PCP/MOFのコストダウンの実例(CALF-20他)

 

5. PCP/MOFのガス吸着評価
1)多様なガス吸着評価装置
2)前処理の意味と重要性、前処理条件の決定
3)ガス吸着測定条件の選定
4)ガス吸着測定の具体例
5)ガス吸着測定のトラブルと対処

 

6. CO2分離の基礎
1)各種のCO2分離手法の特徴
2)不純物の影響
3)CO2分離回収のコスト因子

 

7. 固体を利用したCO2分離
1)固体吸着剤による分離
2)固体吸収剤による分離
3)膜による分離
4)PCP/MOFを利用したCO2分離
5)PCP/MOFを利用した特殊なCO2分離
i) アミン添着PCP/MOF
ii) ゲート型PCP/MOF
iii) 耐水型PCP/MOFを使用した新しい分離システム: Moisture Swing Adsorption

 

8. PCP/MOFの実用化
1)PCP/MOFの実用化例
2)PCP/MOFの実用化を指向した国家プロジェクト
3)PCP/MOF関連企業の動向
4) SVANTE, NUADA他、PCP/MOFベンチャーの動向

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年8月29日(木) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。

 

開催場所

【オンライン受講】Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

●受講料:
【オンライン受講(ライブ配信):見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

【オンライン受講(ライブ配信):見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
 録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。

 

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【見逃視聴なし】、【見逃視聴あり】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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