LIB/EV用電池リユースの市場と、検査・劣化診断の技術【提携セミナー】

リチウムイオン電池の劣化度

LIB/EV用電池リユースの市場と、検査・劣化診断の技術【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

森 匠 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定
EV普及の先に待つリサイクル/リユースの波に向けて・・・。

 

★EV用LiBのリユース動向と併せて、劣化のメカニズム、
充放電測定・電気化学インピーダンス測定に基づく電池評価方法を解説します。

 

LIB/EV用電池リユースの市場と、検査・劣化診断の技術

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

 

欧州電池規則が発効され、リチウムイオン電池 (LIB) の資源循環の高度化は喫緊の社会課題となっています。その中で、LIBのリユースはより効率的な資源循環を実現するためのコアの1つとみなされており、社会的な注目が高まっています。しかしながら、リユースのための検査や電池の状態診断には、LIBについての高度な知識が要求されます。LIBは爆発の危険もあり取扱が困難であること、また電池の性能や形状がまちまちであることなどがあり、標準的な診断手法は存在しません。そのため、市場化のハードルは高いというのが現状であると言えるでしょう。
本セミナーでは、LIBのリユース関連市場の動向を概観したのち、検査技術や診断技術について、LIBの基礎から出発して包括的に解説いたします。また、検査技術の中で特にEIS (電気化学インピーダンス測定) について重点的に取り上げ、事例を紹介いたします。

 

◆受講後、習得できること

・リチウムイオン電池の動作メカニズム、特性、評価方法
・(特にEV駆動用の) リチウムイオン電池のリユース産業の動向
・電池の劣化メカニズムと、その評価方法
・電池の評価技術としてのEISの活用可能性

 

◆受講対象者

・リチウムイオン電池や、そのリユースや検査技術に興味がある方
・リチウムイオン電池利用製品を開発・運用している方

 

◆必要な予備知識など

・高校卒業レベルの物理・化学の知識

 

◆講演中のキーワード

・リチウムイオン電池のリユース
・劣化診断
・電気化学インピーダンス
・機械学習

 

 

 

担当講師

日置電機株式会社 SMユニット 主任研究員 森 匠 氏
* 希望者は講師との名刺交換が可能です

 

セミナープログラム(予定)

1.リチウムイオン電池 (LIB) の基礎
LIBの基本的な動作原理や構造を説明します。検査や診断の手法を検討するためには、電池の挙動や構造がイメージできていることが重要です。

1.1 LIBの挙動の基礎
1.2 LIBの種類と特徴 (材料系、形状、製造法)
1.3 EV駆動用LIBの要件と構造上の特徴

 

2.LIBのリユース産業 (特にEV駆動用)
中古品となったLIBのリユース産業、またその後のリサイクル産業の構造について、欧州電池規則などの社会的背景とあわせて説明します。なお、対象としては主にEV駆動用の大型電池パックを想定します。

2.1 LIBのサーキュラーエコノミーの全体像
2.2 欧州電池規則とLIBリユース産業、リサイクル産業
2.3 EV駆動用LIBのリユース産業の動向

 

3.基本的なパラメーターと直流充放電に基づく電池評価
LIBの性能とは、劣化とは、といった内容を解説します。また、充放電測定に基づく電池評価手法を概説します。

3.1 基本的なパラメーター、特に電池容量、充電率 (SOC)、OCVについて
3.2 LIBの劣化とその指標となるパラメーター (SOHなど) について
3.3 直流充放電を基礎とした電池評価

 

4.過渡応答、特にEIS (電気化学インピーダンス測定) に基づく電池評価
過渡応答 (短時間の電気応答の測定) による電池評価手法について説明します。EISを軸として、様々な手法を紹介します。

4.1 過渡応答計測の考え方
4.2 EIS計測の基礎
4.3 モデリングとデータ解析 (等価回路解析、活性化エネルギー、緩和時間解析など)
4.4 正確な計測のためのポイント
4.5 EIS以外の過渡応答評価手法、それらとEISの関係
4.6 規格表現がある過渡応答評価手法

 

5.LIBの短時間劣化診断の技術
LIBの過渡応答に基づく短時間 (たとえば数秒 – 数分程度) 劣化診断の技術について、実例を交えながら解説いたします。

5.1 LIBの劣化メカニズム
5.2 LIBの劣化と特性パラメーターの関係
5.3 LIBの劣化診断技術の概観
5.4 EISに基づく劣化診断の実例

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

 

 

備考

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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