○乳化重合の基礎から、サブミクロン～ミクロン、ナノサイズなどサイズ領域ごとの粒径制御、

異形粒子や表面凹凸形状を制御した合成事例など！

○微粒子系材料の高機能化における重要ポイント、粒子の大きさや形態制御を徹底解説します。

ポリマー微粒子の大粒径化／微小化／

形態制御による材料の機能化

【提携セミナー】

主催：株式会社情報機構

微粒子系材料の高機能化を図るには、微粒子の大きさや形態を精密に制御することが求められる。特に、重合反応をともなう高分子系材料の合成過程で機能化を図るには材料界面を精密に制御することも必要になってくる。本講座では、機能性材料開発の設計指針を冒頭に示し、その後、ナノからミクロンサイズ領域でのポリマー粒子径制御法を紹介する。

また、それらの知見をもとに、粒子形成過程でのポリマー微粒子の機能化についても合わせて概説する。

さらに、ダルマ型や凹み粒子のような異形粒子や、表面凹凸形状を制御した微粒子の合成法についても事例を示しながら紹介する。

◆受講後、習得できること

・機能性材料合成プロセッシング
・異種材料複合化のためのウェットケミカルプロセス
・界面制御プロセス
・コロイドの安定性
など

◆受講対象者

・ウェットプロセスによる材料の機能化が必要な方
・異種材料の複合化に興味がある方
・コロイドの安定性を液中で精密に制御したい方
・ポリマー粒子の形態制御に興味がある方

◆必要な予備知識など

コロイド、高分子、重合反応を含む高校レベルの化学の知識。

◆キーワード
コロイド、安定性、表面荷電、乳化重合、ソープフリー乳化重合、形態制御

担当講師

東北大学大学院　工学研究科　化学工学専攻　教授

長尾 大輔 先生

セミナープログラム（予定）

１．微粒子合成からの材料設計
1-1．機能性材料開発における材料プロセッシングの重要性
1-2．ポリマー微粒子合成法と粒径分布について

２．乳化重合とソープフリー乳化重合について
2-1．粒子核生成過程
2-2．粒子成長過程
2-3．ソープフリー乳化重合における各種操作因子の影響

３．サブミクロン～ミクロンサイズ領域での粒径制御
3-1．粒子形成過程における粒子表面荷電制御
3-2．生成粒子径に及ぼす撹拌の効果
3-3．生成粒子径に及ぼす共存イオン種の効果
3-4．粒子形成過程でのナノ粒子取込みによる機能化

４．ナノサイズ領域での粒径制御
4-1．生成ポリマー粒子微小化のための界面制御
4-2．生成粒子径に及ぼす共存イオン種の効果
4-3．ポリマーナノ粒子を利用した機能成分の空間配置制御

５．ポリマー系微粒子の形態制御
5-1．粒子形態制御による材料の機能化
5-2．微粒子の異形化事例１（ダルマ状微粒子）
5-3．微粒子の異形化事例２（凹み状微粒子）
5-4．微粒子表面の凹凸制御事例１（ラズベリー状微粒子）
5-5．微粒子表面の凹凸制御事例２（ゴルフボール状微粒子）

＜質疑応答＞

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

開催場所

未定

受講料

未定

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●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
（全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。）
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

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