糖鎖と化合物の結合手法と一次構造の決定・確認試験法【提携セミナー】

結合手法

糖鎖と化合物の結合手法と一次構造の決定・確認試験法【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

奥村 久士 氏
木下 崇司 氏
水野 保子 氏

開催場所 未定
定員 未定
受講費 未定

★糖鎖と化合物を結合するための、構造解析・実際の結合手法・確認試験法
★疾病の原因となる糖鎖の特定技術を高めるため技術の向上

 

 

糖鎖と化合物の結合手法と一次構造の決定・確認試験法

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

1.空気・水界面および糖鎖クラスター表面におけるアミロイドβペプチドの構造変化
2.糖鎖と化合物の新しい結合手法
3.糖鎖・タンパク質の一次構造の決定と確認試験法

 

 

習得できる知識

糖鎖に関する構造解析・実際の結合手法・確認試験法・特定技術

 

 

担当講師

1.奥村 久士 氏
2.木下 崇司 氏
3.水野 保子 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

1.空気・水界面および糖鎖クラスター表面におけるアミロイドβペプチドの構造変化
自然科学研究機構 生命創成探究センター 准教授 奥村久士 氏
【10:00-12:00】
【講座趣旨】アルツハイマー病はアミロイドβペプチドが凝集体を形成することで発症すると考えられる。この凝集は神経細胞膜に存在するGM1ガングリオシドクラスター上や、空気・水界面のような親水性/疎水性界面で促進される。また、GM1 糖鎖を超分子金属錯体上に移植したGM1糖鎖クラスターが開発され、それを用いてGM1糖鎖クラスターとアミロイドβペプチドの相互作用を研究する実験が行われている。これらの環境におけるアミロイドβペプチドの構造変化を原子レベルで詳細に解析する手法として分子動力学シミュレーションがある。本講演では分子動力学シミュレーションにより解明した水中、空気・水界面、GM1糖鎖クラスター表面におけるアミロイドβペプチドの構造変化について解説する。
【講演内容】

1.分子動力学シミュレーションとは(概要と事例)
2.アルツハイマー病の原因物質:アミロイドβペプチドの凝集体
・アミロイドーシスとアミロイド線維、オリゴマー
・アミロイドβペプチドの凝集を促進する環境としての界面
3.水中、および空気・水界面におけるアミロイドβペプチド
・水中におけるアミロイドβの分子動力学シミュレーション
・空気・水界面におけるアミロイドβペプチドの分子動力学シミュレーション
4.糖鎖クラスターとは
5.糖鎖クラスター表面におけるアミロイドβペプチドの構造変化
・糖鎖クラスターの分子動力学シミュレーション
・糖鎖クラスターとアミロイドβペプチドの分子動力学シミュレーション

 

----------------------------

2.糖鎖と化合物の新しい結合手法
(株)伏見製薬所港町事業所 糖質バイオ研究部 複合糖質グループ 係長 木下崇司 氏
【13:00-15:00】
【講座趣旨】発生や疾病に関与していると言われている糖鎖だが、特定の糖鎖が疾病の引き金になっているのか、それとも結果的に特定の糖鎖が増えているのか、答えを探すために材料としての糖鎖が重要と考えています。本講演では、糖鎖を材料として使う技術と
弊社が見つけた糖鎖の新しい結合方法とその応用について説明します。
【講師略歴】
・徳島大学 薬学部 創薬化学 博士課程修了
・徳島大学 薬学部 創薬化学 博士研究員
・光食品株式会社
・株式会社伏見製薬所
専門分野:糖鎖生物学、生物工学、計算化学
【講演内容】
1.材料としての糖鎖
・糖タンパク質の糖鎖の意味
・均一な糖鎖構造を持つ抗体の作製
・糖鎖のADCへの利用
・抗体の糖鎖構造を左右非対称にする試み
2.糖鎖と化合物の新しい結合方法
・オキサゾリン体の付加反応の発見
・ペプチドへの糖鎖の付加反応
・核酸への糖鎖の付加反応
・オキサゾリン体の付加反応の応用

 

----------------------------

3.糖鎖・タンパク質の一次構造の決定と確認試験法
元・東レリサーチセンター 水野保子 氏
【15:00-17:00】
【講座趣旨】抗体医薬品はじめ、バイオ医薬品の多くは糖タンパク質性医薬品で、その糖鎖が生理活性、安定性、体内動態などに重要な影響を与えます。開発過程、申請データ取得時及び開発後のいずれの段階でも、特性解析又は品質管理において糖鎖を評価する必要があります。バイオ後続品においても先行品との比較も含め糖鎖の評価は重要です。本講演では、糖タンパク質糖鎖の評価に必要な試験法を、トライ&エラーを含めて紹介。ペプチドマップ法は糖タンパク質性医薬品の一次構造解析や確認試験法に使用される重要な試験法ですが、糖タンパク質性医薬品に適応できるペプチドマップ法はなく、一次構造に応じて設定が必要。方法の基礎から一次構造の決定方法及び確認試験法の設定等を紹介します。
【講演内容】
1.糖タンパク質性医薬品の構造と糖タンパク質性医薬品の品質に関するガイドライン
・化学合成品と糖タンパク質性医薬品の違いに/糖タンパク質性医薬品の構造
・ガイドライン(Q6B等)及び日本薬局法記載試験法について
2.糖鎖試験法
・糖鎖試験法概要/糖タンパク質の糖鎖構造/単糖分析(単糖分析方法/判定
基準、システム適合性/トラブルシューティング)/オリゴ糖鎖の構造解析及び糖鎖プロファイリング(作成方法/判定基準、システム適合性/トラブルシューティング)/糖ペプチドの分析 グリコフォーム分析
3.ペプチドマップ法
・ペプチドマップ法を用いた一次構造決定 (タンパク質の切断方法/ペプチドマップの作成/一次構造解析方法)・確認試験法としてのペプチドマップ法
(試験法の検討/分析法バリデーション/システム適合性)
・ペプチドマップ作成時のトラブルシューティングなど

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売