EU CRA法およびEUデータ法の概要と対応実務【提携セミナー】
開催日時 | 2025/11/25 (火) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。 |
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担当講師 | 寺門 峻佑 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付) 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付) |
EU CRA法およびEUデータ法の概要と対応実務
《IoT製品の海外展開にあたっての法的整理と留意点》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
EU CRA(サイバーレジリエンス法)とEUデータ法の要点を整理し、IoT製品の製造業者・輸入業者・流通業者の方などに求められる実務対応を体系的に解説します。
◆はじめに
近年、デジタル製品に関連するサイバー攻撃が増加する中、EU市場で流通するデジタル製品をサイバーセキュリティの観点から規制するEUサイバーレジリエンス法(以下「EU CRA」といいます)が、2024年12月10日に発効しました。EU CRAは、2026年9月11日に当局及びユーザへの脆弱性・インシデントの報告および通知義務が、2027年12月11日に対象製品における必須サイバーセキュリティ要件の充足を含む全義務が、それぞれ適用開始となります。EU向けデジタル製品を取り扱う日本企業も適用可能性があり、その準拠対応の取り組みは重要です。 また、IoT製品や関連サービスから生成されるデータの取扱いにつき定めたEUデータ法も2025年9月12日に施行済であり、EU CRAと同様に、準拠対応が必要となります。
本講座では、海外ビジネスを多数支援する弁護士の立場から、EU CRAおよびEUデータ法に関して、適用対象たる日本企業が遵守すべき義務や対応方法につき、実務的観点から解説します。
◆受講後、習得できること
- EU CRAに関して自社が遵守すべき義務内容とその具体的な対応方法
- EUデータ法に関して自社が遵守すべき義務内容とその具体的な対応方法
- EU市場向けIoT製品の展開における留意点
- EU CRAやEUデータ法への対応と他市場向けIoT製品への対応の考え方
- セキュリティインシデント発生時の有事対応
◆受講対象
- 本テーマにご関心のあるEU市場向けIoT製品の製造業者・輸入業者・流通業者の方
- 本テーマにご関心のあるEU市場向けIoT製品への部品提供事業者の方
※特に、経営者・事業責任者・法務担当者・情報セキュリティ担当者
その他ご興味のある担当者の皆様にご受講いただくことを想定しております。
担当講師
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士 寺門 峻佑 氏
セミナープログラム(予定)
1. 総論
2. EUサイバーレジリエンス法への対応
(1) EU CRAの概要
(a) 適用範囲と日本企業への影響
(b) 違反リスク(是正措置や罰金)
(c) 適用を受ける製品と受けない製品
(d) 適用開始時期
(e) 企業におけるEU CRAへの対応アプローチ
(2) EU CRAにおける義務の内容と具体策(報告義務以外)
(a) 製造業者の義務
①必須サイバーセキュリティ要件の遵守
②ルール・文書の策定
③評価手続等の実施
④ユーザへの情報提供
(b) 輸入業者および流通業者の義務
①輸入業者の義務
②流通業者の義務
③製造業者の義務が輸入業者および流通業者に適用される場合
(3) EU CRAにおける報告義務の内容と具体策
(a) 製造業者の義務
①脆弱性を認識した場合の報告義務
②重大なインシデントを認識した場合の報告義務
(b) 輸入業者と流通業者の報告義務等
①報告義務の内容
②製造業者の義務が輸入業者および流通業者に適用されるケース
(4) EU CRAにおける各種義務に対応するための具体策
(a) EU CRA準拠に向けたプランニング
(b) EU CRA対応を含めたセキュリティガバナンス体制の構築
(c) EU CRA対応としてのインシデント対応マニュアルの作成・周知
(d) 業務委託先等との間の契約ひな形の改訂
3. EUデータ法への対応
(1) EU データ法の概要
(a) 適用範囲と日本企業への影響
(b) 違反リスク(是正措置や罰金)
(c) 適用を受ける製品と受けない製品
(d) 適用開始時期
(e) 企業におけるEUデータ法への対応アプローチ
(2) EU データ法の対応各論(適用場面ごとの義務内容)
(a) コネクティッド製品または関連サービスからデータが生成される場面
(b) 事業者間でデータを利用可能にする場面
(c) 公的機関の要求に応じてデータを利用可能にする場面
(d) データ処理サービスを提供する場面
(e) データスペースに参加する場面
(f) スマートコントラクトを利用または配備する場面
4. まとめ
(1) IoT製品の海外展開における留意点
(2) 国内向け製品に関する対応アプローチ
(3) 総括
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025年11月25日(火) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
備考
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
お申し込み方法
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