デザイン型ハロゲン触媒を用いる精密有機合成法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 石原 一彰 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★遷移金属の代替元素としてハロゲンを用いる高機能触媒開発の最前線について解説!
デザイン型ハロゲン触媒を用いる
精密有機合成法
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
2021年のノーベル化学賞の受賞者に、有機触媒の研究で大きな貢献をしたBenjamin ListとDavid MacMillanが選ばれました。これまでの触媒は金属を使うことが一般的でしたが、有機触媒は金属を使わないことから、医薬品などを作る際にも、より安価に合成でき、金属由来の毒性を回避できます。しかし、今回の受賞対象となった有機触媒は酸塩基型であり、酸化還元型については未だ研究途上です。
本講座では、ハロゲンを遷移金属の代替元素にした酸化還元型有機触媒開発の最前線について解説します。
参考書:“Iodine Catalysis in Organic Synthesis”coedited by Kazuaki Ishihara and Kilian Muniz,Wiley-VCH (出版予定日2022年3月14日)
ISBN-10: 3527348298, ISBN-13: 978-3527348299
◆受講後、習得できること
- ヨウ素(I, III, V)触媒を用いる反応開発例とそのコツ
- 臭素(I)触媒を用いる反応開発例とそのコツ
- ハロゲン結合触媒を用いる反応開発例とそのコツ
- ハロゲン化剤を用いる反応開発例とそのコツ
担当講師
名古屋大学大学院工学研究科 有機・高分子化学専攻 教授 工学博士 石原一彰 先生
■主経歴等
1991年 3月 名古屋大学大学院工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了 工学博士の学位授与(山本尚研究室)
1991年 4月 米国ハーバード大学博士研究員(E. J. Corey研究室)
1992年 7月 名古屋大学助手(工学部物質化学科)に採用
1997年 4月 名古屋大学助教授(難処理人工物研究センタ?)に昇進
2002年 8月 名古屋大学教授(大学院工学研究科生物機能工学専攻)に昇進
2017年 4月 名古屋大学教授(大学院工学研究科有機・高分子化学専攻)に配置換
現在に至る
■専門および得意な分野・研究
有機合成化学、酸塩基複合化学を基盤とする精密触媒設計
■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動
日本化学会(環境・安全化学・グリーンケミストリー・サステイナブルケミストリーディビジョン幹事)、有機合成化学協会(東海支部常任幹事)、日本学術会議(連携委員)、ヨウ素学会(評議員)、フルオラス科学研究会(会長)
セミナープログラム(予定)
1.自己紹介
2.理想とする有機合成法とは
3.ハロゲン触媒開発の背景
4.ヨウ素(I)触媒を用いる反応開発例
5.ヨウ素(III)触媒を用いる反応開発例
6.ヨウ素(V)触媒を用いる反応開発例
7.臭素(I)触媒を用いる反応開発例
8.ハロゲン結合触媒を用いる反応開発例
9.ハロゲン化剤を用いる反応開発例
(質疑応答)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。