塗布膜乾燥のメカニズム、膜厚制御とシミュレーション技術【提携セミナー】

塗布膜乾燥の基礎メカニズム

塗布膜乾燥のメカニズム、膜厚制御とシミュレーション技術【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/2/5(月)10:30~16:30
担当講師

鏡 裕行 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 1名につき55,000円(税込)

★ 接触角、表面張力、表面自由エネルギー、 濡れ性の設計、評価技術を詳解!

 

塗布膜乾燥のメカニズム、

膜厚制御とシミュレーション技術

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

 

講座内容

塗布膜の乾燥機構の解明は、様々な工学等の分野で求められている重要な課題である。塗布膜の乾燥においては、例えば乾燥後の膜厚分布が均一になることが求められるが、多くの場合、膜厚分布が均一にならず、また乾燥条件によって膜厚分布が変化することが経験的に知られてきた。均一な乾燥後の膜厚分布を得るためには、塗布膜の乾燥過程の機構を解明することがまず必要で、その解明を経て、必要な制御を系に施すことにより、均一な乾燥後の膜厚分布を得るという目標へ近づくことになる。均質な膜分布を得る場合も同様である。また、乾燥後の様々な欠陥を克服する際にも、同様のプロセスが必要となる。本講演では、塗布膜の乾燥工程の機構を解明するにあたり必要となる物理学的知識、考え方の解説から始めて、それらを基にした上記工程のモデル化の実際、およびその数値シミュレーションの実際を概説するとともに、これに基づいて様々な塗布膜不具合の原因を物理学的に考察する。そして、膜乾燥における様々な欠陥、問題等のトラブルの克服と、膜厚分布の制御の方法について考察する。

 

 

習得できる知識

塗布膜乾燥の機構を理解できる。塗布膜乾燥および関連する現象 について、物理学的および数理的理解ができる。所望の膜厚・膜質分布となる乾燥方法・条件を設計できる(膜厚・膜質分布を制御できる)。乾燥後の塗布膜の不具合の原因を推測できる

 

 

担当講師

名古屋市立大学 大学院看護学研究科 教授 博士(工学) 鏡 裕行 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

1.塗布膜の乾燥工程の概要と課題

 

2.液体の理論
2-1 液体の一般理論
2-2 液体の理論のモデルへの導入のポイント

 

3.溶液の理論
3-1 溶液の一般論
3-2 高分子溶液の特徴
3-3 溶液の理論のモデルへの導入のポイント

 

4.表面・界面の理論
4-1 表面張力
4-2 界面のぬれ
4-3 界面のゆらぎ
4-4 表面・界面の理論のモデルへの導入のポイント

 

5.溶媒の蒸発速度の理論

 

6.溶液中の溶質・溶媒の動力学

 

7.平坦な基板上に塗布された高分子溶液の揮発過程
7-1 最もシンプルなモデル化
7-2 シンプルなモデルの改良
7-3 精密なモデル
7-4 数値シミュレーション結果の例

 

8.シミュレーション技術

 

9.実験によるモデルの検証

 

10.モデルの発展
10-1 3次元モデル
10-2 溶質の種類が複数ある場合
10-3 溶媒の種類が複数ある場合
10-4 具体的な現象へのモデルの応用(様々なムラ等)

 

11.膜厚制御の実際、今後
11-1 様々なムラ等の制御の例
11-2 端部の凹凸の制御の例

 

【質疑応答】

 

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/2/5(月)10:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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