沸騰熱伝達式冷却の基礎理論と応用指針【提携セミナー】

モノコック厚膜印刷回路

沸騰熱伝達式冷却の基礎理論と応用指針【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/7/11(月) 12:30-16:30
担当講師

鹿野 一郎 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円

・新たな高性能冷却法:【沸騰熱伝達式冷却】を学ぶ!

・基礎原理から実際の適用例に至るまで!

 

沸騰熱伝達式冷却の基礎理論と応用指針

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

電子機器の高性能化、高出力化、小型化が進み、実装技術は大変な勢いで発展しています。また自動車の電動化に伴い、車載用電子部品(半導体)も今後広がることが予想されます。このような状況下で、放熱設計、熱問題対応について、様々な取り組みがなされています。
本講演では、水冷などの従来の方式に代わる新たな高性能冷却法、沸騰熱伝達を利用した冷却技術について説明します。その原理から性能評価、更には応用事例・応用可能性についても解説します。

 

◆ 受講対象者

  • 冷却・放熱技術や放熱設計に従事している方
  • PC等の電子機器従事者
  • 光源やディスプレイの部材・設計担当者
  • 車載向け部品メーカや車載向けCPU・MPU従事者
  • 新規冷却技術についての情報・知見を求めている方 等

 

◆ 本セミナーで習得できること

  • 次世代冷却技術 ―沸騰熱伝達式冷却― の基礎原理
  • 本冷却技術の特徴および従来の冷却技術・手法との比較
  • 本冷却技術の各種応用とそのための課題・適用可能性 等

 

▼好評の声、続々!(過去の同講師セミナー受講者アンケートより)
「電極の設計例など、寸法や手法が明記されている点が良かった」(製品開発・技術)
「電界印加による限界熱流束の向上の話が興味深かった」(溶剤技術)
「予測式、推算式の解説もあって面白かったです」(冷媒開発)
「最新放熱技術の調査で受講してみました。大変有益でした」(LED光源開発)
「特にサブクール度の話が良かったです」(製品開発・要素技術開発)

 

担当講師

山形大学 理工学研究科機械システム工学分野 准教授 博士(工学)

鹿野 一郎 氏

 

セミナープログラム(予定)

【第1部 電子機器の冷却法と熱科学の基礎】
※はじめに、電子機器の熱問題に取り組むための基礎知識を解説します。その中で沸騰熱伝達の基礎知識についても説明をします。

 

1 電子機器部品の発熱と沸騰熱伝達式冷却
1.1 電子機器部品の発熱はどのくらい?
1.2 様々な冷却方法(空冷・水冷・沸騰熱伝達)
1.3 沸騰熱伝達を利用した冷却法の実用化課題
1.3.1 実用化で求められる冷却能力
1.3.2 電気回路が正常に動くための冷却温度

 

2 熱科学および電気流体力の基礎~沸騰熱伝達を学ぶ前に~
2.1 熱伝導について(物体の中の熱の伝わり方)
2.2 熱伝達について(固体面と液体間の熱の伝わり方)
2.3 熱抵抗と1次元定常熱伝導
2.4 熱伝達係数と熱抵抗
2.5 沸騰の基礎
2.6 電気流体力の基礎
2.6.1 クローン力、誘電力
2.6.2 静電圧力

 

3 沸騰熱伝達とは何か
3.1 プール沸騰熱伝達について
3.2 強制対流サブクール沸騰について
3.3 限界熱流束向上のための技術
3.4 実用的な伝熱面温度での沸騰熱伝達利用
3.5 冷媒の選定

 

【第2部 沸騰熱伝達の応用と課題・今後の可能性】
※第1部で学んだことを踏まえて、沸騰熱伝達をいかに活用するか、その取組・実験事例も交えて解説します。

 

1 電界印加によるプール沸騰熱伝達促進技術
1.1 電界印加による限界熱流束向上技術
1.2 電界印加による沸騰熱伝達促進モデル
1.3 実験装置と方法
1.4 実験結果と考察
1.5 沸騰促進モデルによる解析と予測式

 

2 接触角変化と電界印加を組合せた場合の沸騰熱伝達促進
2.1 実験装置と方法
2.1.1 電極の寸法と熱流束測定法
2.2 実験結果と考察
2.2.1 ダイヤモンド粒子電着法による接触角の変化
2.2.2 めっき法による接触角の変化
2.2.3 接触角変化と電界印加の組合せ
2.3 プール沸騰熱伝達の課題

 

3 強制対流サブクール沸騰熱伝達
3.1 実験装置と方法
3.2 実験結果と考察
3.2.1 沸騰曲線と気泡の挙動
3.2.2 電界強度の影響
3.2.3 姿勢変化による影響

 

4 冷却能力の目標値と達成状況
4.1 他の冷却方式との比較と研究の達成状況

 

5 沸騰熱伝達式冷却の適用例、今後の動向・展望
5.1 レーザダイオード冷却への適用例
5.2 冷却性能の目標値
5.3 実験装置と方法
5.4 結果と考察
5.5 まとめ

 

<質疑応答>
*「Q&A」への投稿をお願い致します。
*口頭質問も可能です。適宜マイクを使用できるように致します。
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。(量や内容次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ。)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022年7月11日(月) 12:30-16:30

 

開催場所

【Live受講】 Live配信セミナー(リアルタイム配信) ※会社・自宅にいながら学習可能です※

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

★ 見逃し視聴

については、こちらをご参照ください

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・録画行為は固くお断り致します。

 

備考

配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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