生分解性微粒子/ビーズの作製・構造・応用展開【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 谷本 智史 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★本セミナーでは天然物由来のセルロースやキチン・キトサンなどの「多糖」にフォーカスして、
それらを微粒子材料として用いる際の概要を説明します!
生分解性微粒子/ビーズの作製・構造・応用展開
《多糖の構造と特性・微粒化 / ビーズへの構造・特性の付与から応用展開》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
近年、マイクロプラスチックが世界的な問題になっており、それに伴い「生分解性高分子」への興味が再度、高まっている。生分解性高分子には様々な分子構造のものがあるが、これまではポリ乳酸系の材料が多く取り上げられてきた。
本セミナーでは生分解性高分子の中でも広い可能性を残している、天然物由来のセルロースやキチン・キトサンなどの「多糖」にフォーカスして、それらを微粒子材料として用いる際の概要を説明する。また、我々が検討しているキトサンの微粒子化手法・無機物との複合化手法を紹介し、マイクロカプセルとしての応用の可能性を提案する。
◆習得できる知識
- 生分解性高分子の分類
- 官能基から見た多糖の分類
- 多糖の構造と材料としての使い分け
- セルロースの成形方法
- キチン・キトサンの概要
- キトサンの成形方法
- バイオミネラリゼーションの概要
◆受講対象
- 天然高分子の微粒子/ビーズを作りたい方
- 多糖の材料利用をこれから検討される方
◆必要な前提知識
- 特に予備知識は必要ありません
◆キーワード
生分解性高分子,多糖,セルロース,キトサン,微粒子化,セミナー,講演,研修
担当講師
滋賀県立大学 工学部材料化学科 准教授 博士(工学) 谷本 智史 氏
【ご専門】天然高分子、微粒子、環境調和材料
【学協会】
高分子ゲル研究会 運営委員 2010年04月 ~ 2014年03月
日本キチン・キトサン学会 評議員 2014年04月 ~ 2015年03月
高分子学会関西支部 地区幹事 2014年04月 ~ 2020年03月
日本キチン・キトサン学会 理事 2017年08月 ~ 2019年08月
セミナープログラム(予定)
1.生分解性高分子の概観
1-1 合成高分子系(例:ポリ乳酸)
1-2 微生物産生高分子系(例:ポリリジン)
1-3 天然高分子系(例:タンパク質、セルロース)
2.多糖の構造と特性
2-1 多糖とは
(1)親水性天然高分子
(2)水素結合の存在
(3)柔らかい多糖と硬い多糖
2-2 非構造多糖
2-3 構造多糖
(1)セルロース
(2)キチン・キトサン
3.一般的な高分子の微粒子化プロセス
3-1 重合とともに微粒子化
3-2 重合してから微粒子化
4.多糖の微粒子化
4-1 意外と少ない多糖の微粒子材料
4-2 水溶性多糖から作るゲル微粒子
5.セルロースの微粒子化
5-1 セルロースとは
5-2 セルロース系材料の現状
5-3 セルロースのフィルム化
5-4セルロースの微粒子化手法
6.キトサンの微粒子化
6-1 キチン・キトサンとは
6-2 キチン・キトサンに関する研究事例
6-3 キトサンの成形
6-4 キトサンの微粒子化手法
7.キトサン微粒子/ビーズへの構造・特性の付与
7-1 バイオミネラリゼーション
7-2 コアシェル型複合微粒子の構造・特性と薬物担体としての評価
7-3 将来の展開
8. 天然由来の生分解性微粒子/ビーズの応用展開へのヒント
8-1 生分解性材料としての応用展開
8-2 機能性高分子としての視点
8-3 生体適合性材料としての利用
9.まとめ
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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