ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須&実践知識
【Live配信】 2024/4/26(金) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】 2024/5/14(火) まで受付(視聴期間:5/14~5/27)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2021/4/8(木)10:30~16:30 |
---|---|
担当講師 | 今井 昭夫 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 47,300円 |
相容性と構造・物性制御、第四世代ポリマーアロイの工業化
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
産業構造の歴史的変化の時代を迎えて、企業活動のイノベーションが進行しつつあり、高機能材料の開発が求められている。高分子材料開発の分野においては、1980年代頃までに基本的なポリマーアロイ技術が確立されてきたが、2000年代以降、新たなナノ分散技術が開発され、高分子材料の設計・実用化が進められている。本講座では、基礎的な相容化の考え方、分散相粒径制御の技術の実例について解説し、更に現在進行している「第四世代ポリマーアロイ」設計技術の動向についても紹介する。
◆ 講演中のキーワード
モルフォロジー、相溶化と相容化、粒径制御、相容化剤、リアクティブプロセッシング
◆ 受講対象者
高分子材料設計や高分子加工製品設計を担当業務としている技術者
◆ 必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど
高分子材料設計に関する各種の文献や書籍。 演者の監修著書では、
*)今井昭夫(監修)「第三・第四世代ポリマーアロイの設計・制御・相容化技術」(S&T出版) (2016)
**)今井昭夫(監修)「高機能高分子複合材料」(AndTech)(2019)
◆ 本セミナーで習得できること
テクノリエゾン事務所 代表 今井昭夫 氏
1.混合について-混ぜる、混ざる、溶け合う
2.ポリマーブレンド/ポリマーアロイとは?・・・相溶性と相容性
3.ポリマーアロイのモルフォロジーとは?
3.1 ミクロ分散とナノ分散、分散粒径を決定する要因
3.2 ポリマーアロイ設計におけるトップダウン戦略とボトムアップ戦略
3.3 樹脂の耐衝撃強度に対する分散粒径と粒径分布の影響
3.4 ポリマーアロイのモルフォロジーの測定・観察
3.5 ポリマーアロイのモルフォロジーと動的粘弾性の温度依存性
4.相溶性パラメーターとは?
4.1 相溶性パラメーター(SP値)とは何か?
4.2 ポリマー混合とSP値
4.3 SP値の適用の可能性と限界
5.相容化剤の種類と活用事例
5.1 相容化の考え方と相容化剤の利用
5.2 相容化の機構・・・分子論・熱力学的解析事例
5.3 ゴム工業における相容化剤の利用例
5.4 「最適」相容化剤の分子設計
6.工業化されたポリマーアロイ材料開発の歴史
第一世代ポリマーアロイと第二世代ポリマーアロイ
7.リアクティブ プロセッシングと第三世代ポリマーアロイ
7.1 リアクティブ プロセッシングの特徴
7.2 リアクティブプロセッシングのプロセス解析
7.3 耐衝撃強度/耐熱性/耐薬品性の同時改良樹脂材料の設計
8.ポリマーアロイ技術を応用した樹脂ゴム特性改良
8.1 樹脂ゴム材料 表面外観特性の改良
8.2 ブリード・ブルーム改良技術への応用
9.最近の「第四世代」ポリマーアロイ技術の動向と将来的技術課題
9.1 高せん断によるナノモルフォロジ―の制御
9.2 植物由来樹脂への応用
9.3 ナノレベルのモルフォロジー・物性粘弾性解析手法の進歩
9.4 新規な相溶性ポリマーの開発
9.5 新規リアルブロック共重合体の合成技術の進歩
10.Q&A, 個別案件のコンサルテーション
2021年4月8日(木) 10:30-16:30
【Live受講】 Live配信セミナー(リアルタイム配信) ※会社・自宅にいながら学習可能です※
★ Zoomによるオンライン配信
については、こちらをご参照ください
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。