チタン酸バリウムナノ粒子の形態制御と粒子最表面の観察方法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 中島 光一 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★本セミナーでは、BaTiO3粒子の合成方法から粒子形態の制御、
原子配列の観察手法について解析します!
チタン酸バリウムナノ粒子の形態制御と
粒子最表面の観察方法
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
チタン酸バリウム(BaTiO3)は、携帯電話やパソコンなどの電子機器に使用されており、我々の生活に欠くことができない物質です。このBaTiO3を用いた誘電体材料の性能を向上させることによって、高性能小型電子デバイスの開発につながります。そのためには、基盤となるBaTiO3の粒子設計(粒径や形状の制御)が重要です。また、粒子表面を利用した製品開発に取り組む場合、粒子表面の原子配列を把握する必要があります。しかし、原子の大きさはおよそ100pmという非常に小さく、この原子の配列を観察するためには、知識や技術が必要になります。そこで本セミナーでは、BaTiO3粒子の合成方法をわかりやすく説明し、粒子形態(粒径や形状)の制御の仕方や電子顕微鏡を用いた原子配列の観察手法について解説します。
◆習得できる知識
1. 微粒子合成の技術(液相法と固相法の相違点)
2. 回折法(X線回折、中性子回折、電子回折)による評価技術
3. チタン酸バリウムの合成方法(ソルボサーマル法、水熱法)
- 100℃以下での低温合成
- 形態制御(ナノ粒子化とナノキューブ化)
4.チタン酸バリウムのキャラクタリゼーション - X線回折、中性子回折、電子回折
- リートベルト解析および二体相関分布関数(PDF)解析
- 電子顕微鏡観察(SEM、TEM、STEM)および元素分析(EDX、EELS)
- 粒子表面の原子配列の電子顕微鏡観察
◆受講対象
- 会社入社後の若手社員やナノ粒子の形態制御・粒子表面の観察に関心がある方。
◆必要な前提知識
- 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
◆キーワード
チタン酸バリウム,微粒子合成,回折法,ソルボサーマル法,水熱法,セミナー
担当講師
茨城大学 工学部 物質科学工学科
茨城大学 大学院理工学研究科 量子線科学専攻
准教授 博士(人間・環境学)中島 光一 氏
【ご専門】無機化学、セラミックス
セミナープログラム(予定)
1. チタン酸バリウムの性質
2. 微粒子合成の技術
2-1. 液相法
2-2. 固相法
3. 回折法
3-1. X線回折
3-2. 中性子回折
3‐3. 電子回折
4. チタン酸バリウムの合成方法(ソルボサーマル法、水熱法)
4-1. 合成方法(ソルボサーマル法、水熱法)
4-2. 100℃以下での低温合成
4-3. 形態制御(ナノ粒子化とナノキューブ化)
5.チタン酸バリウムのキャラクタリゼーション
5-1. X線回折、中性子回折、電子回折を用いた生成物の同定
5-2. リートベルト解析および二体相関分布関数(PDF)解析
5-3. 電子顕微鏡観察(SEM、TEM、STEM)および元素分析(EDX、EELS)
5-4. 粒子表面の原子配列の電子顕微鏡観察
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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