三次元培養の基礎・要素技術から市場要求・応用・ビジネスの可能性まで【提携セミナー】

陸上養殖ビジネスのすすめ方と注意点

三次元培養の基礎・要素技術から市場要求・応用・ビジネスの可能性まで【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

小島 伸彦 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

○培養法や装置・器材等の入門知識から、いま求められている材料・技術や視点、

市場・社会からの三次元培養への期待と可能性まで。

○医療・創薬企業はもちろん、材料・電気・機械・化学など

参入を考えている/調査している幅広い業界の方にお勧め!

 

三次元培養の基礎・要素技術から

市場要求・応用・ビジネスの可能性まで

 

≪細胞凝集体(スフェロイド・オルガノイド)を事例に参入ヒントを探る≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

細胞凝集体(スフェロイド・オルガノイド)は代表的な三次元培養であり、簡単な技術で作製することができる。一方で本格的に取り組むためには様々な要素を検討する必要があり、ノウハウの有無が研究開発期間を大きく左右する。また、再生医療や創薬への応用が期待できる分野であるが、実際にどのような技術要素が求められているのか、あるいはどのような視点が開発に必要なのか、特に新規参入を計画する企業にとっては、調査が難しい部分が多い。

 

本セミナーでは細胞凝集体による三次元培養の概要を解説し、細胞凝集体を用いた取り組みについての基礎的情報を提供する。また、細胞凝集体に関する開発で求められる要素や視点、どのような技術や材料が三次元培養に役立ちうるのか、細胞凝集体でどの様な研究開発が可能となるのかを、講師が関与した具体例を挙げながら紹介する。最後に、細胞凝集体市場に期待する企業の率直なコメントや、それらの企業を中心に形成されつつあるネットワークについても言及したい。

 

◆受講後、習得できること

  • 細胞凝集体の作り方
  • 細胞凝集体の長所と短所
  • 細胞凝集体を使った様々なアッセイ
  • 細胞凝集体を使った研究開発に必要とされる技術や材料
  • 細胞凝集体が備える可能性
  • 市場における細胞凝集体の必要性や期待
    など

 

担当講師

横浜市立大学 大学院
生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム専攻 再生生物学研究室
准教授 小島 伸彦 先生

 

■ご略歴:
1996年3月
大阪大学工学部応用生物工学科 卒業
1998年3月
大阪大学大学院工学研究科応用生物工学専攻 修士課程修了
2001年8月
東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 博士課程修了
2001年9月~2003年11月
(財)神奈川科学技術アカデミー 宮島「幹細胞」プロジェクト 常勤研究員
2003年12月~2006年12月
東京大学生産技術研究所 酒井康行研究室 助手
2007年1月~2009年9月
UCLAおよびロサンゼルス退役軍人医療センター 上級研究員
2009年10月~2013年3月
東京大学生産技術研究所 BEANSプロジェクト 特任助教
2013年4月~現職

■ご専門および得意な分野・研究:
組織工学、生物工学、細胞生物学、分子生物学

 

セミナープログラム(予定)

1.はじめに:三次元培養がなぜ必要とされるのか?

 

2.三次元培養とは
1)様々な手法の紹介
・様々なスキャフォールド
・スキャフォールドフリー技術
2)三次元培養に関連する加工技術
・求められる加工技術の精度
3)三次元培養に使用される材料
・求められる特性

 

3.世界で最もポピュラーな三次元培養:細胞凝集体
1)細胞凝集体とは
・スフェロイドとオルガノイドの違い
2)凝集体の作り方
・様々な手法の紹介
3)最近の細胞培養器材の特徴・選び方
・微細加工、表面処理、ガス透過性
4)細胞培養に使われる装置
・動的な培養技術
5)様々な凝集体
・肝スフェロイドや擬似膵島の例

 

4.細胞凝集体に求められる技術要素の具体例
1)細胞の瞬間接着剤
・迅速接着技術の活用例
2)高分子による細胞の迅速凝集と凝集体形成の安定化
・骨髄細胞の凝集
・ヒトiPS細胞由来肝細胞様細胞の凝集
3)MEMSプロセスにアイデアを得た凝集体の微細構造化
・ハイドロゲルビーズ
・物質交換能の向上による機能向上と内部壊死の抑制
・上皮細胞に適した三次元培養
4)ウイルス感染の効率化
・ウイルス研究を容易にするツール?
5)細胞凝集体作製の自動化
・ライフサイエンス業界に足りない電気機械技術

 

5.細胞凝集体に細胞外マトリックス(ECM)を充填する技術
1)高分子で高分子を濃縮する
・特許技術
2)レアなECM・機能性高分子を有効活用、コスト削減
・探索的研究への適性
3)細胞の低毒性なカプセル化
・油を使わない液滴形成
4)細胞凝集体へのECMの充填と肝機能
・代謝機能・極性・トランスポーター
5)細胞凝集体へのECMの充填と膵島機能
・1型糖尿病モデル膵島の作製

 

6.再生医療における細胞凝集体の可能性
1)膵島の自己組織化
・α細胞とβ細胞の相互作用と糖鎖
2)糖尿病モデルマウスへの移植による高機能化膵島の評価
・移植細胞数を減らす
3)膵島をリデザインする~インビボ至上主義からの脱却
・1型糖尿病患者へのカプセル化膵島移植

 

7.細胞凝集体を事業内容とした大学発ベンチャー
1)なぜ事業化するのか
・小さな地方大学での研究活動の実態
2)細胞凝集体に関する技術に興味を持つ企業の多様性
・製薬企業、創薬支援、材料、電気、機械、化学、販売代理店、etc
3)創薬支援としての細胞凝集体の可能性
・形態的な情報量の豊かさ
・Image-based assayの可能性
4)細胞凝集体を中心にした企業間ネットワーク形成
・市場の裾野を広げる活動

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

 

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