自動車騒音の発生メカニズム,(フェーズ3などの)規制強化の動き,遮音・防音対策【提携セミナー】
| 開催日時 | 2026/3/3 (火) 9:50~17:10 |
|---|---|
| 担当講師 | 谷本 隆一 氏 |
| 開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
| 定員 | 30名 |
| 受講費 | 1名につき66,000円(消費税込み,資料付) |
★新車への適用,タイヤノイズ規制値,「UN Regulation No.51 03 Series」の「フェーズ3」への対応
★電動車特有の中~高周波騒音の特徴とその対策,薄膜やコーティングなどの新しい防音材料
自動車騒音の発生メカニズム,
(フェーズ3などの)規制強化の動き,遮音・防音対策
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
車外騒音規制強化(UNR51ー03)の概要を紹介する。その後,制振・遮音・遮音の基礎理論と車内騒音での活用事例を紹介する。つぎに,車外騒音発生のメカニズムと,タイヤ騒音のボデー対策事例について解説する。
メタマテリアルは,対象とする波動(電磁波,音波など)よりも短い周期で構造体を配列した材料であり,負の物性など特異な物理現象を示す。本講演では,音響メタマテリアルの概要と,その一つであるLocally resonant型音響メタマテリアルの遮音材料への適用について紹介する。
タイヤ空洞共鳴音とはタイヤ内部の1次共鳴を起源とするロードノイズの一種であり,過去よりどの自動車メーカーもロードノイズ主要課題の一つであった。 今回はその独自デバイスであるヘルムホルツ式レゾネータ付きホイールに関して, 理論から実用に至るまでの技術内容について解説する。
習得できる知識
- 車外騒音規制強化と自動車における制振・遮音・吸音技術の概要および車外騒音対策
- 表面の硬・軟・粗・密に着目した自動車振動騒音制御技術
- 吸音・遮音による自動車室内騒音低減対策
- Locally resonant(LR)型音響メタマテリアルの遮音特性
- タイヤ空洞共鳴音低減デバイス技術について
担当講師
【第1部】(株)セキソー 音研究開発部フェロー 博士(工学) 谷本 隆一 氏 【愛知工業大学 名誉教授】
【第2部】岐阜大学 工学部 機械工学科 教授 博士(工学) 寺島 修 氏
【第3部】三井化学(株) 研究本部 先端材料・ソリューション研究所長付 音響エキスパート 中川 博 氏
【第4部】東京科学大学 物質理工学院 材料系 助教 博士(工学) 赤坂 修一 氏
【第5部】本田技研工業(株) 四輪開発本部 完成車開発統括部 研究員 神山 洋一 氏
セミナープログラム(予定)
【9:50~11:20】
第1部 車外騒音規制強化と自動車における制振・遮音・吸音技術の概要および車外騒音対策
●講師 (株)セキソー 音研究開発部フェロー 博士(工学) 谷本 隆一 氏 【愛知工業大学 名誉教授】
【講座の趣旨】
車外騒音規制強化(UNR51ー03)の概要を紹介する。その後,制振・遮音・遮音の基礎理論と車内騒音での活用事例を紹介する。つぎに,車外騒音発生のメカニズムと,タイヤ騒音のボデー対策事例について解説する。
【セミナープログラム】
1.車外騒音規制UNR51ー03について
1.1 導入の目的
1.2 規制値(UN R51-03)
1.3 規制スケジュール(UN R51-03)
1.4 測定方法
2.制振・遮音・吸音基礎理論
2.1 自動車の性能評価
2.2 制振の概要
2.3 吸音・遮音の概要
2.4 遮音理論の基礎,吸音理論の基礎をわかりやすく紹介
3.車外騒音発生メカニズム
3.1 音源(タイヤ騒音,エンジン音,吸気音,排気音,他)
3.2 音の流れ(伝達経路) 3.3 ボデーへの音の流れ
4.タイヤ騒音によるボデーでの車外騒音対策事例
4.1 前輪前まわりボデー対策
4.2 前輪後まわりボデー対策
4.3 後輪前まわりボデー対策
4.4 後輪後まわりボデー対策
4.5 床下を超えてくる反対側のタイヤ騒音ボデー対策
【質疑応答】
【11:30~12:40】
第2部 表面の硬・軟・粗・密に着目した自動車振動騒音制御技術
●講師 岐阜大学 工学部 機械工学科 教授 博士(工学) 寺島 修 氏
【セミナープログラム】
1.イントロダクション:次世代モビリティにおけるNVH課題
1.1 EV化と静粛性向上による新たな騒音問題
1.2 軽量化と快適性のジレンマ
1.3 表面構造制御という新しいアプローチ
1.4 セミナーの目的と全体構成
2.「硬」の制御:磁気粘性エラストマー(MRE)による広帯域振動低減
2.1 MREの基本特性と周波数可変型動吸振器の概念
2.2 コイル可動化による軽量・高効率化
2.3 フィードフォワード/フィードバック制御の実装
2.4 楕円形状MREによる二方向振動制御
3.「硬・軟」の相互作用:生物模倣構造を応用した材料設計
3.1 昆虫外皮に学ぶ複合構造の原理
3.2 FEM解析による最適硬軟パターン探索
3.3 光パターニング重合技術による試作と評価
3.4 実車環境での振動低減効果
4.「疎・密」の制御:流体-固体境界の多孔性設計による空力騒音低減
4.1 空力騒音の発生メカニズムと従来対策の限界
4.2 多孔質材料の音響透過性と流体力学的効果
4.3 風洞試験による騒音低減と抵抗低減の検証
4.4 HVACシステムへの応用事例
5.「軟」の制御:人と機械の接触面における快適性向上
5.1 全身振動(WBV)と乗り心地の関係
5.2 ビークルシート表面変位制御システム(VSSDC)の構成
5.3 実車試験による低周波振動低減効果
5.4 重心動揺特性と心理的ストレスの関連
6.総括と今後の展望
6.1 表面構造制御技術の産業応用可能性
6.2 耐久性・高速応答化への課題
【質疑応答】
【13:30~14:40】
第3部 吸音・遮音による自動車室内騒音低減対策
●講師 三井化学(株) 研究本部 先端材料・ソリューション研究所長付 音響エキスパート 中川 博 氏
【セミナープログラム】
1.吸音・遮音のメカニズム
1.1 吸音とは
1.2 多孔質材料の吸音メカニズム
1.3 遮音とか
1.4 中空二重壁による遮音
1.5 試験片による吸音・遮音の評価方法
2.自動車室内騒音に対する騒音低減対策およびその評価方法
2.1 自動車室内騒音低減の考え方
2.2 遮音による騒音低減およびその評価方法
2.3 吸音による騒音低減およびその評価方法
【質疑応答】
【14:50~16:00】
第4部 Locally resonant(LR)型音響メタマテリアルの遮音特性
●講師 東京科学大学 物質理工学院 材料系 助教 博士(工学) 赤坂 修一 氏
【講座の趣旨】
メタマテリアルは,対象とする波動(電磁波,音波など)よりも短い周期で構造体を配列した材料であり,負の物性など特異な物理現象を示す。本講演では,音響メタマテリアルの概要と,その一つであるLocally resonant型音響メタマテリアルの遮音材料への適用について紹介する。
【セミナープログラム】
1.振動・騒音対策
1.1 制振
1.2 防振
1.3 吸音
1.4 遮音
2.音響メタマテリアルとは
2.1 メタマテリアルとは
2.2 音波の伝播挙動
2.3 音響メタマテリアルの分類と研究動向
2.4 負の有効質量と体積弾性率
3.Locally resonant(LR)型音響メタマテリアルの遮音特性
3.1 LR型音響メタマテリアルとは
3.2 LR型音響メタマテリアルの振動抑制・遮音特性
【質疑応答】
【16:10~17:10】
第5部 タイヤ空洞共鳴音低減デバイス技術について
●講師 本田技研工業(株) 四輪開発本部 完成車開発統括部 研究員 神山 洋一 氏
【講座の趣旨】
タイヤ空洞共鳴音とはタイヤ内部の1次共鳴を起源とするロードノイズの一種であり,過去よりどの自動車メーカーもロードノイズ主要課題の一つであった。 今回はその独自デバイスであるヘルムホルツ式レゾネータ付きホイールに関して, 理論から実用に至るまでの技術内容について解説する。
【セミナープログラム】
1.タイヤ空洞共鳴音事象
2.ヘルムホルツ式レゾネータ原理
3.単室式レゾネータ技術
3.1 樹脂レゾネータの基本コンセプトと考え方
3.2 消音における課題と解決手法
3.3 遠心力強度における課題と解決手法
3.4 実車効果検証結果
4.複室式レゾネータ技術
4.1 転動タイヤの消音における課題
4.2 転動タイヤ対応レゾネータ配置理論
4.3 複室式レゾネータの具現化構造
4.4 実車効果検証結果
5.まとめ
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2026/3/3 (火) 9:50~17:10
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。



































