リチウムイオン電池の電極作製におけるドライプロセスの基礎と現状【提携セミナー】
| 開催日時 | 2026/2/9 (月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。 |
|---|---|
| 担当講師 | 鈴木 孝典 氏 |
| 開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
| 定員 | - |
| 受講費 | 【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付) 【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名51,700円(税込(消費税10%)、資料付) |
リチウムイオン電池の電極作製における
ドライプロセスの基礎と現状
《全固体電池電極の製造方法としてのドライプロセスまで》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
〇環境負荷低減・コストダウン・高性能化などのメリットから注目のドライ電極を詳解!
〇ウエット/ドライプロセスそれぞれの概要や長・短所から、ドライプロセスの種類・開発/採用状況・現状課題、全固体電池への適用まで。
◆ はじめに
リチウムイオン電池の電極製造方法の主流は、1991年に世界で初めてソニーがリチウムイオン電池を市場投入した時点から現在まで「塗工法」によっている。最近になってドライプロセスと呼ばれる電極製造工程で水、溶媒など「液体を使わず」電極を作るプロセスが注目されて来ている。
本講座ではウエットプロセスとドライプロセスの概要、比較、長所短所などご説明したいと思う。また、ドライプロセスが全固体電池の製造方法として相性が良さそうだという理由と現状を説明する。
◆ 受講後、習得できること
- リチウムイオン電池電極の製造についての基礎知識
- セル内に使う材料(正極、負極、電解液、セパレータ、他)の概要
- ウエットプロセス(塗工法)での電極製造の概要
- ドライプロセスの概要、メリット、問題点など
- 現時点でのドライプロセスの開発、採用状況
- 全固体電池の概要、種別、メリット、デメリット
- 全固体電池電極製造方法としてのドライプロセスについて
など
◆ 受講対象者
- リチウムイオン電池業界で仕事をしている初心者の方
- リチウムイオン電池関連の最新技術に興味を持たれている方
- 非技術系でも分かり易いリチウムイオン電池セミナーを希望されている方
- ドライプロセスという名前は聞くが、調べても状況が良く分からないと言う方
- リチウムイオン電池業界に入り込みたいと思って居るが、業界でなにが起こっているのか分からないという方
- 特に研究開発者でなくても分かり安く解説したいと思います
◆ 必要な予備知識
- 特に必要な専門知識は不要です。一般的な科学知識でOKです。
- 高校卒業レベルの化学の知識があればなお良いです。
担当講師
株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役社長 鈴木 孝典 氏
講師紹介
1986-1989呉羽化学工業株式会社 PPSプラントスタートアップ
1989-1993ポリプラスチックス株式会社(出向) PPSコンパウンド開発、市場開発、技術サポート
1993-1994呉羽化学総合研究所 PPSコンパウンド開発、プロセス開発
1994-1997呉羽化学本社 PPS市場開発、生産管理
1997-2005同上 マネージャー
(PVDF市場開発、リチウムイオン電池材料開発、フィルム製造子会社管理、成型技術、
PPS 市場開発、製造管理、技術サポート)
2005-2011株式会社クレハ大阪支店 機能材料部長
(PVDF樹脂, バインダー, PPS樹脂, 炭素繊維, 活性炭, 制電樹脂、負極材料)
2011-2012クレハバッテリーマテリアルズジャパン株式会社 開発担当部長兼品質保証部長
2012-2018アルケマ株式会社 Senior Business development manager for Battery materials
兼 Corporate R&D Development manager for Piezoelectric resin.
2020-株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役社長/コンサルタント
(PPS, PVDF and LiB materials)
セミナープログラム(予定)
1.リチウムイオン電池の電極
1.1 LiBは何で出来ているか?
1.2 現行LiBのセル製造プロセス
2.ウエットプロセス
2.1 ウエットプロセスの概要
2.2 ウエットプロセスの長所・短所
2.3 水系正極塗工について
3.ドライプロセス
3.1 ドライプロセスの種類
3.2 Polymer fibrillation
3.3 Dry spraying deposition
3.4 その他のドライプロセス
4.ドライプロセスのメリット・デメリット
4.1 ドライプロセスのメリット
4.2 ドライプロセスの問題点・課題
4.3 バインダーからのアプローチ
5.全固体電池とドライプロセス
5.1 全固体電池とは
5.2 固体電解質の種類
5.3 ドライプロセスと全固体電池
5.4 トヨタ、ホンダ、日産の全固体電池
6.ニュースから見るドライプロセス、全固体電池の現状
6.1 日本メーカーの状況
6.2 海外メーカーの状況
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2026年2月9日(月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
★ 見逃し視聴
については、こちらをご参照ください
受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
備考
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
お申し込み方法
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