水電解、燃料電池セルの構造解析、性能評価、劣化診断【提携セミナー】
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開催日時 | 2024/2/22(木)10:30~16:15 |
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担当講師 | 松田 潤子 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★ 目的に合った分析手法の選択法と試料調製! インピーダンス測定系構築、結果解釈ノウハウ!
水電解、燃料電池セルの
構造解析、性能評価、劣化診断
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
水電解・燃料電池の電極触媒およびセルの構造と特性の関係を整理し、見たい構造に合わせた分析方法と観察用試料調製法を具体例を挙げながら説明する。
また再生可能エネルギー社会において、「水電解」技術を用いた水素製造技術と「燃料電池」による発電技術が注目されている。本講では燃料電池および水電解セル/スタックの効率、信頼性、耐久性向上に向けた評価試験等について解説する。
電気化学インピーダンス分光法について、電気計測機器メーカーの視点から、有効な計測結果を得るためのノウハウや、計測結果の解釈について実例を交えて解説する。
習得できる知識
燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造と特性の関係、観察目的に合わせた分析手法と観察用試料調製法 ~主に固体高分子形・固体酸化物形について~
燃料電池および水電解セル/スタックの効率、信頼性、耐久性向上に向けた評価試験等
インピーダンス測定の意義についての基礎知識、EIS測定結果の解析方法の基礎知識、インピーダンス測定のための測定系構築のノウハウ、水電解セル実測データの解説
担当講師
1.九州大学 水素エネルギー国際研究センター 教授 博士(工学) 松田 潤子 氏
2.(株)堀場製作所 エネルギー・環境本部 新エネルギーソリューション部 Application Developmentチーム 山下 翼 氏
3.日置電機(株) 水素エナジーソリューション 主任 松木 孝憲 氏
セミナープログラム(予定)
【10:30-12:00】
1.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・解析法
九州大学 水素エネルギー国際研究センター 教授 博士(工学) 松田 潤子 氏
【専門】
電子顕微鏡、セラミックス材料
【習得できる知識】
燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造と特性の関係、観察目的に合わせた分析手法と観察用試料調製法 ~主に固体高分子形・固体酸化物形について~
【講座の趣旨】
水電解・燃料電池の電極触媒およびセルの構造と特性の関係を整理し、見たい構造に合わせた分析方法と観察用試料調製法を具体例を挙げながら説明する。
1.燃料電池・水電解セルの種類
2.燃料電池・水電解セルの構造と特性
2.1 固体高分子形燃料電池・水電解セルの構造と特性
2.2 固体酸化物形燃料電池・水蒸気電解セルの構造と特性
3.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法
3.1 X線回折、高エネルギーX線を用いた分析法
3.2 走査型電子顕微鏡法
3.3 集束イオンビーム加工観察法
3.4 透過型電子顕微鏡法
3.5 その他(X線光電子分光法など)
4.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの観察用試料調製法
4.1 粉砕法
4.2 機械研磨
4.3 ミクロトーム
4.4 イオンミリング
4.5 集束イオンビーム加工法
5.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルのオペランド観察・測定
5.1 固体高分子形燃料電池のその場観察・オペランド測定
5.2 固体酸化物形燃料電池・水蒸気電解セルのその場観察・オペランド測定
【質疑応答】
【13:00-14:30】
2.水電解、燃料電池セル・スタックの性能・効率評価
(株)堀場製作所 エネルギー・環境本部 新エネルキ゛ーソリューション部 Application Developmentチーム 山下 翼 氏
【講座の趣旨】
再生可能エネルギー社会において、「水電解」技術を用いた水素製造技術と「燃料電池」による発電技術が注目されている。本講では燃料電池および水電解セル/スタックの効率、信頼性、耐久性向上に向けた評価試験等について解説する。
1.水電解および燃料電池の概要
2.PEM燃料電池および水電解の分析装置と評価例
2.1 PEM燃料電池
2.2 PEM水電解
3.固体酸化物形燃料電池および水電解の分析装置と評価例
3.1 固体酸化物形燃料電池(SOFC)
3.2 固体酸化物形水電解セル(SOEC)
【質疑応答】
【14:45-16:15】
3.電気化学インピーダンス分光法(EIS)による水電解セルの内部状態診断と劣化診断
日置電機(株) 水素エナジーソリューション 主任 松木 孝憲 氏
【習得できる知識】
インピーダンス測定の意義についての基礎知識、EIS測定結果の解析方法の基礎知識、インピーダンス測定のための測定系構築のノウハウ、水電解セル実測データの解説
【講座の趣旨】
電気化学インピーダンス分光法は、水電解セルの内部状態を非侵襲に診断するために有効な測定手法ですが、正しい結果の理解のためには電解セルの動作状態についての知識に加えて、電気計測についての知識が必要になり活用が困難な面があります。
本講座では電気計測機器メーカーの視点から、有効な計測結果を得るためのノウハウや、計測結果の解釈について実例を交えて解説いたします。
1.水電解セルの動作状態の基礎知識
1.1 IVカーブの読み取り方
1.2 活性化分極について
1.3 抵抗分極について
1.4 濃度分極について
2.水電解装置におけるインピーダンス測定の意義
2.1 インピーダンスとは
2.2 電気回路素子のインピーダンス
2.3 水電解セルの等価回路分析
3.水電解装置におけるインピーダンス測定系構築のノウハウ
3.1 装置選定
3.2 測定系の構築
3.3 測定条件の設定
3.4 よくある測定誤差の要因
4.水電解セルにおけるEIS測定の実際
4.1 図解を交えた実験セットアップ
4.2 触媒塗布量の異なる水電解セルにおけるEIS測定結果の実例
4.3 EIS測定結果の解釈の実例
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024/2/22(木)10:30~16:15
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。