発光電気化学セルの動作メカニズムの解明と高性能化指針【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 丸本 一弘 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 |
発光電気化学セルの動作メカニズムの解明と高性能化指針
~高効率化・耐久性向上の実現に向けた高感度・高精度な解析手法~
~各LECの電荷ドーピング状態・動作メカニズムと実用化への課題・動向~
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
有機ELより低コスト、低環境負荷等の利点から、次世代の発光素子として注目される発光電気化学セル。
実用化の障壁とされている動作メカニズムの解明について、分子レベルで材料評価を行える電子スピン共鳴を用いた解析方法、電荷ドーピング状態の非破壊・非接触の観察、ミクロな視点での情報取得による高性能化指針などを解説します。
セミナー趣旨
発光電気化学セルの実用化を効率良く行うためには、発光電気化学セルの動作メカニズムを解明することが不可欠であり、これまで、多くの測定・評価技術が開発され利用されている。しかし、従来の測定・評価技術はマクロな手法であり、分子レベルでのミクロな情報を得ることが出来ない限界があった。
この問題を解決するため、分子レベルで材料評価を行える高感度・高精度な手法である電子スピン共鳴(ESR)を発光電気化学セルに適用する手法を開発した。この手法の特徴は、素子動作に関係する発光電気化学セル内部の電荷ドーピング状態を、非破壊かつ非接触で素子動作中(オペランド)に観察できる点である。これにより、従来の測定・評価技術では得られないミクロな視点での情報が得られ、発光電気化学セルの研究開発を格段に進展させ、高効率化・耐久性向上を行える。
本講座では、主に発光電気化学セルのESR研究を紹介し、その他の有機デバイスの開発に有用な点も解説する。
得られる知識
・発光電気化学セルの動作メカニズムと実用化への課題・動向
・分子レベルで材料評価を行える高感度・高精度な手法である電子スピン共鳴(ESR)を用いた解析方法
・発光電気化学セルの動作を支配する電荷ドーピング状態の非破壊・非接触の素子動作中(オペランド)の観察
・従来の測定・評価技術では得られないミクロな視点での情報取得による発光電気化学セルの高性能化指針
受講対象
発光電気化学セルやその他の有機デバイスの研究者や開発者に役立つと考えられます。
発光電気化学セルや電子スピン共鳴等の予備知識は不要です。初歩から解説します。
担当講師
筑波大学 数理物質系 教授 博士(理学) 丸本 一弘 氏
専門:有機エレクトロニクス、電子スピン共鳴
大阪大学で博士(理学)を取得後、名古屋大学助手に就任し、電子スピン共鳴(ESR)を用いた有機半導体材料の物性評価、有機トランジスタのESR研究に従事。その後、筑波大学助教授に就任し、有機太陽電池、ペロブスカイト太陽電池、有機発光ダイオードのESR研究にも従事、現在に至る
研究室HP: https://www.ims.tsukuba.ac.jp/~marumoto_lab/index.html
筑波大学 高機能高性能有機無機スピンエレクトロニクス開発拠点:
セミナープログラム(予定)
1.発光電気化学セルの提案されている動作メカニズムと実用化への課題
1.1 電気化学ドーピング
1.2 電解質(イオン液体等)の選択指針
2.電子スピン共鳴(ESR)で分かる情報
2.1 分子レベルのミクロ解析:電荷ドーピング種の特定と絶対値評価
2.2 発光電気化学セル内部の分子状態の解析
2.3 発光電気化学セルのESR評価時の注意点
3.高分子蛍光発光電気化学セル
3.1 電荷ドーピング状態
3.2 分子配向評価
3.3 動作メカニズムと実用化への課題・動向
4.三重項-三重項消滅を用いた発光電気化学セル
4.1 ホスト・ゲスト分子の電荷ドーピング状態
4.2 三重項励起子状態
4.3 動作メカニズムと実用化への課題・動向
5.熱活性化遅延蛍光発光電気化学セル
5.1 ホスト・ゲスト分子の電荷ドーピング状態
5.2 動作メカニズムと実用化への課題・動向
6.Hyperfluorescence発光電気化学セル
6.1 ホスト・ゲスト分子の電荷ドーピング状態
6.2 動作メカニズムと実用化への課題・動向
□質疑応答□
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
配布資料
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催者サイトのマイページよりダウンロード可となります。
備考
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
お申し込み方法
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