「六価クロム」における規制の動き,還元・無害化・代替技術,極微量分析の進め方【提携セミナー】

「六価クロム」における規制の動き,還元・無害化・代替技術,極微量分析の進め方【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023年8月21日(月)10:00~17:00
担当講師

松浦 徹也 氏
別所 毅 氏
赤尾 祐司 氏
敷野 修 氏
坂元 秀之 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 66,000円(税込)

★日米欧そして中国での規制や取り扱いの類似点と相違点,今後の動き

★極々微量な成分を検出,評価,装置校正,規格対応するポイント

★処理剤や還元処理の進め方

 

「六価クロム」における規制の動き,

還元・無害化・代替技術,極微量分析の進め方

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

欧州REACHの6価クロム規制によって自動車用めっき分野では 装飾および耐摩耗用クロムめっきが使えなくなる。 樹脂上装飾クロムめっきの6価クロムによる樹脂エッチング における技術課題と切り替え動向について解説する。

 

ワニ革等の装飾性に優れる時計用革バンドにはクロム鞣しが施されている。一方、2015年5月より、欧州RECACH規  制が施行された。本講演ではクロムが6価に変化すること  を防止する処理剤について解説する。

 

ICP質量分析法(ICP-MS)による「六価クロム」の極微量分析について解説する。 ICP-MSは最も感度の高い無機分析装置の1つとして知られているが、形態別の測定はできない。 そこで液体クロマトグラフィー(LC)で分離した溶液をICP-MSに導入することで、形態別の測定が可能となる。 ここではその原理や特長、注意点などについて解説する。

 

習得できる知識

  • 六価クロムの法規制の動向
  • 欧州REACH六価クロム規制への対応自動車用樹脂上装飾クロムめっきの技術動向
  • EU REACH規制対応 6価クロム除去剤の開発
  • LC-ICPーMS法による「六価クロム」の極微量分析・検出・解析について
  • 六価クロムのスクリーニングおよび定量分析

 

担当講師

【第1部】(一社)東京環境経営研究所 理事長 松浦 徹也 氏

 

【第2部】名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授 博士(工学) 別所 毅 氏

 

【第3部】シチズン時計(株) 時計開発センター 企画室(化学Gr) フェロー(化学材料) 赤尾 祐司 氏

 

【第4部】PerkinElmer Japan(同) 営業本部 アプリケーションリサーチラボ 敷野 修 氏

 

【第5部】(株)日立ハイテクサイエンス 分析開発設計本部 アプリケーション開発センタ 応用技術一課 坂元 秀之 氏

 

セミナープログラム(予定)

【10:00~11:20】
第1部 六価クロムの法規制の動向

●講師 (一社)東京環境経営研究所 理事長 松浦 徹也 氏

 

1.六価クロムは「なぜ」人体に有害なのか?

 

2.六価クロムに関する各国の規制の現状
2.1 日本
2.2 アメリカ
2.3 欧州
2.4 中国,韓国,アジア圏など

 

3.各種業界での最近の動き
3.1 製造業,分析業界など
3.2 学協会,各種委員会活動など

 

【質疑応答】

 

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【11:30~12:50】
第2部 欧州REACH六価クロム規制への対応自動車用樹脂上装飾クロムめっきの技術動向

●講師 名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授 博士(工学) 別所 毅 氏

 

1.欧州REACH 6価クロム規制の動向

 

2.自動車用表面処理・めっき分野での6価クロム使用部品
2.1 装飾クロムめっき
(樹脂上装飾クロムめっきでは樹脂エッチングも)
2.2 耐摩耗用クロムめっき

 

3.樹脂上装飾クロムめっき 樹脂エッチング技術
3.1 代替え技術の動向
3.2 代替え技術①湿式エッチング技術
3.3 代替え技術②その他
3.4 密着性の課題

 

【質疑応答】

 

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【13:40~14:40】
第3部 EU REACH規制対応 6価クロム除去剤の開発

●講師 シチズン時計(株) 時計開発センター 企画室(化学Gr) フェロー(化学材料) 赤尾 祐司 氏

 

1.革とクロム

 

2.欧州6価クロム規制について

 

3.6価クロムの生成と現状

 

4.6価クロム除去剤の開発

 

5.6価クロム還元処理方法

 

6.まとめ

 

【質疑応答】

 

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【14:50~15:50】
第4部 LC-ICPーMS法による「六価クロム」の極微量分析・検出・解析について

●講師 PerkinElmer Japan(同) 営業本部 アプリケーションリサーチラボ 敷野 修 氏

 

1.無機分析装置について

 

2.ICP質量分析法の原理、特長
2.1 ICP質量分析装置の実用分野
2.2 ICP-MSとは?
2.3 溶液の調製方法
2.4 ICP-MSの最適化

 

3.ICP質量分析法の問題点とその除去、抑制方法
3.1 非スペクトル干渉
3.2 スペクトル干渉
3.3 コリジョン、リアクションセル

 

4.LC-ICP-MSによるクロムの形態別分析法
4.1 測定条件
4.2 検量線の作成
4.3 定量分析

 

5.その他
5.1 メンテナンス
5.2 測定時の注意点
5.3 消耗品

 

【質疑応答】

 

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【16:00~17:00】
第5部 六価クロムのスクリーニングおよび定量分析

●講師 (株)日立ハイテクサイエンス 分析開発設計本部 アプリケーション開発センタ 応用技術一課 坂元 秀之 氏

 

1.蛍光X線分析装置を用いた六価クロムのスクリーニング
1.1 蛍光X線分析の概要
1.2 スクリーニングの考え方
1.3 実試料測定例の紹介

 

2.分光光度計を用いた六価クロムの定量分析
2.1 分光光度計の概要
2.2 クロメートめっきの六価クロム迅速測定
2.3 実試料測定例の紹介

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年8月21日(月)10:00~17:00

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき66,000円(消費税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

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