グラフェンの新奇物性を用いたテラヘルツ機能デバイス【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 尾辻 泰一 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
グラフェンの新奇物性を用いたテラヘルツ機能デバイス
《基礎と研究開発の最新動向》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
商用サービスが開始された高速無線通信:5Gに続く技術開発ロードマップには、2030年に次世代6G、2040年に次々世代7Gがそれぞれ位置づけられており、いよいよテラヘルツ周波数帯がメインストリームとなる時代が到来します。しかしながら、このテラヘルツ領域は、従来のトランジスタを中心とする電子デバイスも、レーザーダイオードを中心とするフォトニックデバイスも本質的な物理限界を来すことから「テラヘルツギャップ」として開拓が困難な技術障壁が認識されています。このテラヘルツ領域で、小型・集積化可能かつ低消費電力な光源・信号処理デバイスを実現するための新材料・新原理を中心とする研究開発が多方面で精力的に進められています。
本セミナーでは、テラヘルツギャップ克服に最も有効な新材料の一つとして知られるグラフェンに焦点を当て、最先端研究開発状況について、要素技術をわかりやすく紹介するとともに、現状・課題・今後の展望について述べます。
◆習得できる知識
- 電波と光波の境界域に存在するテラヘルツ波の特徴と産業応用の大きな可能性を実感できます。
- 特に、6G,7G次世代超高速テラヘルツ無線がもたらす革新の具体的ビジョンと、その実現に向けての技術的障壁の高さと課題解決の戦略・手段を把握できます。
- 炭素系単原子層材料:グラフェンがなぜ新材料として注目されるのか、その特異稀な物性とそのテラヘルツギャップ克服のブレークスルーとしての可能性を理解できます。
◆受講対象
- 理工系学部レベルの予備知識を有する技術者・研究者・マーケティング担当者・経営者など
- 技術的な予備知識の有無にかかわらず、6G、7Gのビジネス・サービス開拓に興味ある方
◆必要な前提知識
- 理工系学部レベルの予備知識があれば理解が容易と思われますが、特に予備知識がなくても基礎からわかりやすく解説します。
◆キーワード
半導体物性,グラフェン,グラフェンプラズモン,テラヘルツ,6G,7G,セミナー,講演
担当講師
東北大学 電気通信研究所 教授 博士(工学) 尾辻 泰一 氏
【ご専門】テラヘルツ光電子工学
セミナープログラム(予定)
第一部 序章
1-1 社会を取り巻く動向・技術的背景
1-2 超スマート社会実現へ向けた動向
第二部 半導体光電子物性の基礎
2-1 半導体物性の基礎(電気的特性)
2-2 半導体物性の基礎(光学的特性)
2-3 半導体物性の基礎(プラズモンとは)
第三部 グラフェンの特異物性とグラフェンプラズモンの物理
3-1 グラフェンの製法と評価法の基礎
3-2 グラフェンの光電子物性の基礎
3-3 グラフェンプラズモンの基礎物性
第四部 グラフェンプラズモンのテラヘルツ機能応用
4-1 グラフェンを利得媒質とするテラヘルツレーザートランジスタ
4-2 グラフェンプラズモンの巨大利得増強作用
4-3 グラフェンプラズモニックメタマテリアルのテラヘルツディテクタ応用
第五部 今後の展望
5-1 グラフェンプラズモニックテラヘルツデバイスの到達点とベンチマーク
5-2 二次元原子薄膜ヘテロ接合材料による
テラヘルツプラズモニックメタマテリアルの新潮流
5-3 今後の展望
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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