《環境関連の教養を科学の視点と共に身に着ける》地球環境問題の包括的理解と製品開発への投影【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 渡辺 聡志 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
《環境関連の教養を科学の視点と共に身に着ける》
地球環境問題の包括的理解と製品開発への投影
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
近年、SDGsや脱プラスチックなどテレビ・ニュースなどで環境問題について取り上げられております。
しかし、その情報は必ずしも正しいものではなく、鵜吞みにしてよいとは言えない状況にあります。
一方で、企業として、企業人として、環境問題へ対応することは必須事項となりつつあります。
そのため、技術者・研究者においても環境問題の全体像を正確に・客観的に理解し、製品開発をすることが今後求められます。
様々な企業から環境問題への対応について相談を受ける経験豊富な講師が紹介する
多面的で正確な知識と過去の環境技術の失敗事例を学び“環境問題への対応力と判断力”を身につけましょう!!
セミナー趣旨
科学的証明が難しい「地球温暖化現象」をトリガーとして、さまざまな国際政治、経済活動、利益誘導が展開されています。「振れ幅の大きい気候変動」の原因を、CO2排出量増加に求める論調は既に主流です。世界のエネルギー源の首位は石炭ですが、それを排除しようとする動きが国際社会に歪まで与えています。
一方、日本では B to C 企業のマーケティング素材として、SDGsや脱プラスチック宣言が利用され、ブームの様相を呈しています。このような状況下、自身の環境問題に対する知識と情報に問題意識を抱く企業人は増加傾向にあります。
本セミナーは、地球環境問題の全体像を正確に客観的に理解するために企画されました。多面的な関連情報の提示を通して “ 環境問題への対応力と判断力を備えた企業人 ” を目指すことを、講義の最終目的に置いています。
担当講師
材料技術研究所 技術コンサルタント 技術士(化学部門) 渡辺 聡志 氏
本講師は、高分子組成物技術者として、実務に寄り添った配合設計技術や数多くの新規材料開発経験を有する稀有な講師である。新規製品開発においては開発工程における研究・開発現場の現状について豊富な知見をもち、技術的知見に裏打ちされた先見の明から、講師自身も日本初の新規製品を多数開発している。また、天然物や天然素材に関する造詣も深く、これまでに数多くの技術報文について発表をしている。
そのため、近年においては、様々な企業より環境問題への企業として方針や製品開発への相談・協力依頼が後を絶たない“頼れる技術コンサルタント”である。経験豊富な講師が科学的な側面だけでなく、政治的な側面を含めて、昨今の環境問題について真正面から解説します。
セミナープログラム(予定)
1.多様な環境問題 多彩な論点
1.1 IPCCと温室効果ガス
1.2 COP 京都議定書とパリ協定
1.3 Basel条約と廃プラスチック問題
1.4 LCAの概念と生活用品への適用
1.5 国連主導のM・SDGsと日本の商業利用
1.6 国際炭素税に見るEUの政治戦略
2.科学で見極める 環境因子の定量化
2.1 温度計測と気象観測の信頼性
2.2 温室効果ガス 全7種類の性質と排出源
2.3 カーボンニュートラルという概念
2.4 百家争鳴「本当に、地球は温暖化に向かっているのか」
Coffee Break with Quiz
自身の理解度を知る 「環境クイズ」
3.失速した過去の環境技術 その教訓
3.1 生分解性プラスチックの右往左往
3.2 ガソリン車よりもCO2排出量が増えるFCV
3.3 バイオエタノールにみる日本林業の産業構造
3.4 籾殻シリカ 起承転結
4.報道に惑わされない教養 および これからの製品構想
4.1 環境政策 異質先進国 日本
4.2 プラスチック悪役論の論理と病理
4.3 静かに進むバイオミネラリゼーション
4.4 製品設計に求められる環境調和技術
□質疑応答・名刺交換□
※本セミナーは事前リクエストがご利用できません。
ご質問は相互理解を重視した当日の質疑応答のお時間をご利用ください。
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。