マスバランス認証の動向と取得へのアプローチ【提携セミナー】

マスバランス認証の動向と取得

マスバランス認証の動向と取得へのアプローチ【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/7/28(木)10:30~16:15
担当講師

山口 拓也 氏
邱 亮達 氏
北村 誠基 氏
花岡 寿明 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★ ISCC PLUS、REDCertの認証から運用まで、事例と共に解説します!
★ 工場や生産設備ごとに使用されている再生可能・バイオ原料を定量化するには?

 

マスバランス認証の動向と取得へのアプローチ

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

・マスバランスアプローチの現状その運用
・マスバランス認証のバイオマスプラスチック
・化学品製造プロセスの経済性、環境性シミュレーションに向けたマスバランス

 

 

習得できる知識

・マスバランスアプローチを採用する意義
・マスバランスアプローチでの国内外での社会実装の状況
・より柔軟性を重視したマスバランス認証スキーム
・マスバランス認証モデルに関して
・バイオマスプラスチック全般に関して
・マスバランス認証を使用したバイオマスプラスチックの世界の動向、適用製品に関して
・着目した単位操作について、論文、特許情報からマスバランスを評価する方法
・エクセル(ゴールシーク、ソルバー)を用いたマスバランスのとり方

 

 

担当講師

【第1部】BASFジャパン(株) 経営推進本部サステナビリティ推進室 兼 研究開発室 山口 拓也 氏
テュフズードジャパン(株) シニアケミカルエキスパート 邱 亮達 氏
【第2部】伊藤忠商事(株) 化学品プロジェクト推進室 環境ビジネス統轄補佐 北村 誠基 氏
【第3部】(国研)産業技術総合研究所 機能化学研究部門 主任研究員 花岡 寿明 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

(10:30-12:00)
「マスバランスアプローチの現状その運用」
BASFジャパン(株) 山口 拓也 氏
テュフズードジャパン(株) 邱 亮達 氏
【山口様ご略歴】
クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA) KAWG3 マスバランスワーキンググループ コアメンバー小 WG リーダー
【習得できる知識】
・マスバランスアプローチを採用する意義
・マスバランスアプローチでの国内外での社会実装の状況
・より柔軟性を重視したマスバランス認証スキーム
【講座の趣旨】
2022年4月施行のプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック新法)の中でプラスチック使用製品製造事業者等が取り組むべき事項として、材料としての再生プラスチックやバイオプラスチックの利用が求められている。一方で、再生プラスチックやバイオプラスチックを現在の石油化学由来の製造工程とは別工程で製造販売することは専用の製造設備新設や該当材料のコストが直接すべての製品の価格に均一に負荷されるため、実装初期段階では普及が難しいものと思われる。
マスバランスアプローチはその点クラッカーはじめとする現在製造設備を活用でき、なおかつ「割当」というスキームにより環境負荷低減製品に対して、要望・関心のある産業セクターから実装開始できるという現実的なアプローチである。しかしながら、どの関係者もマスバランスアプローチの内容理解と認知が低いため、実装の速度が未だ緩やかである。
今回の講演を通じて、マスバランスアプローチの内容の理解を深めていただき、関係者の皆様とマスバランスアプローチの実装を加速するきっかけとしたい。
1.マスバランス概要編
 1-1マスバランス アプローチとは?
 1-2 バイオマスバランスとは?
 1-3 バイオ材料で製造したバイオプラスチックとバイオマスバランスで製造したバイオマス「割当」プラスチックの違い
 1-4 マスバランス アプローチを採用するメリット
2.マスバランスの認証スキーム
 2-1 マスバランス アプローチで必要な透明性・信頼性
 2-2 透明性・信頼性を担保するための認証スキーム
 2-3 REDCert2-より柔軟性が高いマスバランス認証スキーム
 2-4 REDCert2における製品ラベル・ロゴの使用のしかた
3.マスバランスの国際・欧州・そして日本の状況
 3-1 国際的なルー ルつくり向けた取組 ・動き(ISO)
 3-2 欧州でのマスバランスアプローチの根拠となる法制整備状況
 3-3 欧州でのマスバランス品の社会実装例
 3-4 日本国内のマスバランスアプローチ材料に関する認定マークの動き
 3-5 日本国内における各関係者のマスバランスアプローチへの意識
————————————————————————-
(13:00-14:30)
「マスバランス認証のバイオマスプラスチック」
伊藤忠商事(株) 北村 誠基 氏
【ご略歴】
2013年 伊藤忠商事(株)入社 化学品部門 合成樹脂部配属
2013年~2018年 伊藤忠プラスチックス(株)出向(2016年~2017年マーベリックパートナーズ(株)出向)
2019年~現在 伊藤忠商事(株) 化学品部門 合成樹脂部・化学品プロジェクト推進室
【習得できる知識】
・マスバランス認証モデルに関して
・バイオマスプラスチック全般に関して
・マスバランス認証を使用したバイオマスプラスチックの世界の動向、適用製品に関して
【講座の趣旨】
世界各国が2050年のカーボンゼロ社会に実現に向けて、中期的なCO2排出削減の目標値を引き上げ、世界的な脱炭素社会の形成を目指している。日本においては資源循環戦略・環境省中央環境審議会循環型社会部会等においてCO2排出削減に大きく寄与するバイオマスプラスチックの定量的な導入目標を掲げている。本目標を達成するためには現物品のバイオマスプラスチックの使用拡大と並行して、マスバランスアプローチと言われる収支管理の認証が必要不可欠と考えており、環境省のバイオマスプラスチック導入ロードマップの中でもマスバランスアプローチについて紹介されている。前述のマクロ的なバックグラウンドとマスバランスアプローチの考え方をご紹介するとともに、代表的な認証保有団体であるISCC plusの運用事例と供給メーカーをご紹介する。
1.プラスチックに関わる環境指針
 1.1 環境省プラスチック資源循環戦略
 1.2 カーボンゼロとの関係性
2.バイオマスプラスチック導入ロードマップ
 2.1 ロードマップ概況
 2.2 現状分析
3.マスバランスアプローチ認証
 3.1 マスバランスアプローチとは
 3.2 他業界での運用事例
 3.3 認証システムに関して
4.ISCC plusの運用事例
 4.1 ISCC plus認証に関して
 4.2 化学品、プラスチックにおけるISCC plus認証の適用
 4.3 メーカー、採用事例紹介
————————————————————————-
(14:45-16:15)
「化学品製造プロセスの経済性、環境性シミュレーションに向けたマスバランス」
(国研)産業技術総合研究所 花岡 寿明 氏
【習得できる知識】
・着目した単位操作について、論文、特許情報からマスバランスを評価する方法
・エクセル(ゴールシーク、ソルバー)を用いたマスバランスのとり方
【講座の趣旨】
プロセスの経済性(製造コスト)、環境性(CO2排出量)を評価するため、プロセスシミュレーションは有効な手段である。しかし、シミュレーションを行うためには、単位操作レベルでマスバランスがとれていなければ収束しない。マスバランスを取るうえで必要な情報が少ない場合、論文、特許情報を活用する可能性がある。本講座は、プロセスシミュレーションの進め方とその効果、事例、およびエクセルを用いたマスバランスの取り方を解説する。
1.プロセスシミュレーション
 1.1 シミュレーション方法
 1.2 製造コスト算出法
 1.3 環境性評価
 1.4 LCAへの応用
2.プロセス評価事例
 2.1 バイオブタジエン合成プロセス
  2.1.1 複数の提案プロセスとシミュレーションによる比較
  2.1.2 有望なプロセスの経済性向上
  2.1.3 競合プロセスとの比較と開発すべき単位操作の抽出
  2.1.4 単位操作の開発例
 2.2 バイオコハク酸製造プロセス
  2.2.1 製造コスト算出
  2.2.2 環境性評価
3.マスバランスのとり方
 3.1 文献検索
 3.2 エクセルを用いたマスバランス評価
  3.2.1 ゴールシークを用いたマスバランス評価
  3.2.2 ソルバーを用いたマスバランス評価

  3.2.3 シミュレーターを用いた電力、熱出入りの評価

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/7/28(木)10:30~16:15

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

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