溶解度パラメータ(SP値、HSP値)の基礎、求め方、応用技術【提携セミナー】

溶解度パラメータ

溶解度パラメータ(SP値、HSP値)の基礎、求め方、応用技術【提携セミナー】

開催日時 【LIVE配信】2025/6/10(火) 10:00~16:30 , 【アーカイブ配信】6/11~6/24 (何度でも受講可能)
担当講師

大佐々 邦久 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
エネルギー、環境およびバイオ・医用などの分野への活用例について解説!

 

溶解度パラメータ(SP値、HSP値)の基礎、求め方、応用技術

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

溶解度パラメータ(以下、SP値)は、“Like likes like。”で表される、異種材料間の親和性/類似性の尺度です。したがってSP値の似ているもの同士は、「よく溶け合い」、「よく付き」、「よくぬれ」ます。特にハンセンが分子間力の各成分に基づき定義したHSP値は、様々な分野で活用されています。先ずSP値の求め方については、化合物の場合、原子団寄与法による計算や実測法を、また粒子の場合、従来の凝集・沈降法に加え、IGC法や低磁場パルスNMR法などを取り上げます。次いで異種材料間の親和性/類似性の考え方に基づき、新規材料開発例に加え、今後の展開が期待される分野、すなわちエネルギー、環境およびバイオ・医用などの分野への活用例について解説します。

 

◆習得できる知識

1.溶解度パラメータの基礎と様々な求め方
2.溶解度パラメータの有効利用法
3.多様な複合材料開発の最新応用事例
4.今後の展開が必要な分野の応用事例

 

◆受講対象

  • 化学,電子,バイオ・医用などの分野で,研究,開発,評価などに携われる方
  • 初級から中級程度

 

◆必要な前提知識

  • 特に必要ございません。初歩からご説明します。

 

◆キーワード

溶解度パラメータ,高分子,粒子,分散剤,相分離性,吸着性,分散安定化,WEBセミナー

 

担当講師

山口大学 名誉教授 工学博士 大佐々 邦久 氏

 

セミナープログラム(予定)

1.溶解度パラメータの基礎
1.1 ヒルデブランドのSP値と相互作用パラメータ
1.2 ハンセンの3DSP値(HSP値)と4DSP値
1.3 HSP値の利用法
1.3.1 ハンセン球とHSP距離
1.3.2 三角線図とてこの規則

 

2.溶解度パラメータの求め方
2.1 化合物の原子団寄与法によるHSP値の数値計算
2.1.1 フェドース法
2.1.2 バンクレベレン・ホフテイザー法
2.1.3 ステファニス・パナイオトウ法
2.1.4 Y-MB法(ソフトHSPiP)およびソフトSoluVisionの利用
2.1.5 数値計算の新しい流れ(COSMO,AIの利用など)
2.2 化合物のHSP値の測定法
2.2.1 シングルハンセン球/ダブルハンセン球法
2.2.2 拡張ハンセン法
2.2.3 インバースガスクロマトグラフィー法
2.3 粒子のHSP値の測定法
2.3.1 凝集/沈降法
2.3.2 インバースガスクロマトグラフィー法
2.3.3 低磁場パルスNMR法

 

3.混合溶媒における相分離性の制御と応用
3.1 溶媒混合の規則と最適溶媒選択
3.2 応用例
・アセトンフリー除光液 ・グリーン抽剤 ・エアロゲル

 

4.高分子複合材料における溶解/相分離性の制御と応用
4.1 高分子溶液における相図と相分離性
4.2 応用例
・光ファイバー型センサー ・マイクロカプセル
・ナノファイバー
4.3 高分子ブレンドにおける相図と相分離性
4.4 応用例
・メンブレンコンタクター ・ポリマー改質アスファルト
・二層分離型塗装

 

5.粒子分散系材料における付着性/分散性の制御と応用
5.1 粒子分散液の分散安定化と高分子分散剤の選択
5.1.1 調製工程と安定化機構
5.1.4 高分子分散剤の選択指針
・ブロック型/くし型構造 ・溶解/伸張性と相互作用パラメータ
・吸着特性とダブルハンセン球の利用
5.2 キャピラリー懸濁液と二次流体の選択
5.2.1 レオロジー特性と二次流体の選択指針
5.2.2 応用例
・3Dプリンター用グラフェンインク ・食品材料
5.3 高分子コンポジットにおけるフィラーの付着/分散性
5.3.1 HSP距離やハンセン球重なり度による評価法
5.3.2 応用例
・シリカ-ポリプロピレンコンポジット ・レジンコンクリート
・コア/シェルナノ粒子強化材料

 

6.今後の展開が期待される分野
6.1 エネルギー分野
・ペレブスカイト太陽電池 ・水素発生複合電極
・Li電池複合電極
6.2 バイオ・医用分野
・生体適合性溶媒 ・3Dスキャフィールド ・薬剤の皮膚浸透性
6.3 環境分野
・超臨界炭酸ガスによる抽出 ・化学吸収法による排ガスの分離回収
・使用済み電線からの銅線の分離回収

 

7.まとめ

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2025/6/10(火) 10:00~16:30

【アーカイブ配信】6/11~6/24 (何度でも受講可能)

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • 資料付き【PDF配布】

 

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらかご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売