1日でわかる!内水氾濫のメカニズムと下水道の浸水対策(セミナー)
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | - |
受講費 | 39,600円(税込) |
増え続ける豪雨災害に備える!内水氾濫への対策を徹底解説
1日でわかる!
内水氾濫のメカニズムと下水道の浸水対策
講座概要
近年、豪雨災害が増えており大雨の降る頻度も増えています。今後はこの傾向がさらに強まっていくと予想されています。
豪雨による浸水のうち、河川の氾濫つまり外水氾濫により発生する浸水も多いですが、市街地に排水能力を超える多量の雨が降り、排水が雨量に追いつかず建物や土地が浸水する内水氾濫も多く発生しています。
したがって、内水氾濫防止には、雨水の貯留やポンプによる排出など、下水道の果たす役割は大きいです。大雨による内水氾濫の防災のためには、気象庁から発表される防災気象情報を確認し、活用する必要があります。また、該当の地区の内水氾濫ハザードマップもよく確認する必要があります。そして事前対策をとることが重要です。さらには、地球温暖化が進行する中、下水道の浸水対策も、今後の気候変動予測を考慮した対策をとる必要があります。
そこで、本セミナーでは、内水氾濫発生のメカニズム、内水氾濫への防災のための気象情報やハザードマップの活用の方法、気候変動の影響を見据えた「事前防災」を計画的に進めるため、下水道の内水氾濫対策について具体的にわかりやすく説明いたします。
下水道事業関連の業務をされている方だけではなく、建設・水道などインフラ関係の業務をされている方や自治体、企業の防災担当者にはおすすめのセミナーです。
セミナープログラム(予定)
1.はじめに
2.内水氾濫について
2.1 内水氾濫とは
2.2 内水氾濫の危険地
2.3 雨水の貯留・浸透
2.4 内水氾濫による人的被害
2.5 内水氾濫とハザードマップ
3.過去の豪雨災害における内水氾濫の状況
3.1 平成30年7月豪雨(西日本豪雨)
3.2 令和元年8月の前線に伴う大雨
3.3 令和元年台風第19号(令和元年東日本台風)
3.4 令和2年7月豪雨
4.防災気象情報
4.1 大雨に関する防災気象情報
4.2 5段階の警戒レベルと防災気象情報
4.3 表面雨量指数と大雨警報(浸水害)
4.4 気象情報の活用
5.今後の内水氾濫対策について
5.1 下水道整備の状況
5.2 内水氾濫対策の課題
(1) 内水ハザードマップの作成と周知
(2) 今後のまちづくりや建築物における電気設備の浸水対策
5.3 気候変動を踏まえた下水道による都市浸水対策
(1) 気候変動の影響を踏まえた計画雨水量の設定
(2) 気候変動を踏まえた下水道による都市浸水対策の中長期的な計画の策定
(3) 内水氾濫対策のハード対策
_ 1) 管路施設対策
_ 2) ポンプ施設対策
_ 3) 処理施設対策
(4) 内水氾濫対策のソフト対策
6. まとめ
質疑応答
主な受講対象者
- 下水道関連の業務をされている方
- 建設・水道などインフラ関係の業務をされている方
- 自治体、企業の防災担当者
期待される効果
- 内水氾濫のメカニズムと下水道施設の浸水対策について知り、防災意識を高め、対策がとれるようになる
- 防災気象情報の内容と活用方法がわかるようになる。
- 内水ハザードマップの活用方法がわかるようになる。
公開セミナーの次回開催予定
- 開催日時:未定
- 開催場所:Zoomによるオンライン受講
- 受講料 :39,600円/1名(税込)
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