レオロジーの必須基礎知識と測定・解析技術【提携セミナー】
開催日時 | 2025/8/7(木) 10:30~16:15 |
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担当講師 | 浦川 理 氏 |
開催場所 | 【会場受講】ドーンセンター 5F 大会議室2 |
定員 | 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
第1部ではレオロジー(粘弾性)の基本を分かりやすくかみ砕いて説明し、
第2部では実機デモも交えて測定法を紹介する!
レオロジーの必須基礎知識と測定・解析技術
《レオメータによる粘弾性測定の実演あり》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
レオロジー測定は、人間の触覚を定量的に評価するような手法である。物質の硬さ、柔らかさ、粘り、サラサラ感等は、物質を変形させた時、あるいは物質に力を加えたときの手応えとして感じるものであり、それらは弾性率や粘度といった物質量として表わされる。ただし、固体とも液体ともいえない物質(溶融状態の高分子・スライム・ケチャップ・マヨネーズ・生クリーム・片栗粉等)については、弾性率や粘度は定数ではなく、時間に依存し、さらには刺激の周波数やその大きさ(振幅)にも依存する。このように刺激に対する応答が複雑な振る舞いをする物質は、弾性論、塑性論、流体力学の範疇で扱うことが困難であり、レオロジーはこうした物質一般を対象にする。
本セミナーの第1部では、レオロジー測定の原理、測定される物理量の意味、特に高分子物質を中心とした粘弾性体の構造とレオロジーの関係、レオメーター使用上の注意点等を具体例を挙げながら解説する。第2部では、実際にレオメータを使って粘弾性測定の実習を行う。
◆習得できる知識
- レオロジー(粘弾性)の基礎知識
- 粘弾性スペクトルの見方
- 緩和弾性率・複素弾性率・粘度成長関数・複素粘度等の意味
- 大変形下および高速流動下での非線形粘弾性に関する一般的挙動
◆受講対象
- これからレオロジー(粘弾性)を活用しようと考えている方
- レオメーターを材料物性分析の一手段として活用されている方
◆キーワード
レオロジー,粘弾性,高分子,接着,粘着,塗料,レオメーター,塗布,測定,解析,,講座,研修
担当講師
【第1部】 大阪大学 大学院理学研究科 高分子科学専攻 准教授 浦川 理 氏
【第2部】 (株)アントンパール・ジャパン プロダクトマネージャー 宮本 圭介 氏
セミナープログラム(予定)
【第1部】10:30~12:00、13:00~14:30
「レオロジーの基礎・レオメーターでわかること」
大阪大学 准教授 浦川 理 氏
1.レオロジーとは
2.レオメーターの基本
2-1 液体用・固体用レオメーター
2-2 応力と歪
2-3 弾性率・ヤング率・ポアソン比・粘度・コンプライアンス
3.粘性体・弾性体・粘弾性体
3-1 理想弾性体
3-2 理想粘性体
3-3 粘弾性体
3-4 ビンガム塑性体
3-5 非ニュートン流体
4.粘弾性体について定義される物質パラメータ
4-1 緩和弾性率
4-2 複素弾性率
4-3 粘度成長関数
4-4 複素粘度
4-5 Boltzmannの重畳原理による各粘弾性パラメータの関係付け
5.高分子の粘弾性
5-1 高分子の粘弾性スペクトル
5-2 粘弾性パラメータの分子量依存性
5-3 時間温度換算則
5-4 からみ合いとは
5-5 非線形粘弾性挙動
6.おわりに
≪質疑応答・名刺交換≫
【第2部】14:45~16:15
「粘弾性測定の基礎と実演」
(株)アントンパール・ジャパン プロダクトマネージャー 宮本 圭介 氏
1.粘弾性体って?
2.粘度計と粘弾性測定装置の違い?
3.粘弾性測定の基礎
4.粘弾性測定装置の概要
5.回転測定と振動測定、その応用例
6.回転測定及び振動測定の実演
・様々なサンプルを使用した測定実演
・ハンドクリームや食品サンプルなど
≪質疑応答・名刺交換≫
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025年08月07日(木) 10:30~16:15
開催場所
【会場受講】ドーンセンター 5F 大会議室2
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
- 1名申込の場合、55,000円(税込)→49,500円(税込)
- 2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計88,000円(税込)
※両名の会員登録が必要です。
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