信頼性物理に基づく信頼性創り込みと信頼性試験技術【提携セミナー】
開催日時 | 【LIVE配信】2025/5/28(水) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】5/29~6/11(何度でも受講可能) |
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担当講師 | 門田 靖 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
信頼性物理に基づく信頼性創り込みと信頼性試験技術
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
企業は新しい価値を創造し新規事業の創出活動に注力する為には、未知技術の社会実装の為に信頼性創り込みが必須であり、信頼性物理に基づいた信頼性検証・設計が王道であります。しかし信頼性試験は大変手間/コスト/時間が掛り、実現が非現実的と考えられています。
そもそも信頼性試験とは“ストレスを長時間印加し、故障するか否かにより判定する検査の一つ”と思ってませんか? 確かに信頼性創成期には“信頼性試験とは部品に高温・高湿ストレスを千時間以上印加し、所望の信頼性を満足するか否かを判定する”という側面に脚光が浴びていました。しかし近年の信頼性試験はTEG(Test Element Groups)、ストレス種、劣化する計測特性等、様々な新たな技術やインフラを整備し信頼性評価・検証を行い、従来のノウハウ・データと新たなデータでデジタルモデルを構築し、物理的且つデジタルモデルに基づき信頼性保証しています。
本講演では“信頼性”と“信頼性創り込みの全体像”を確認した後、“信頼性試験技術”について主として“信頼性物理”の側面から詳細解説します。特に信頼性試験で検証できるのは個別の故障メカニズムであり、寿命は物理的反応速度に基づき説明されることを様々な例を使って説明いたします。本講座を通して皆様が、故障を物理的メカニズムとして信頼性物理に則り理解されることに注力致します。そして皆様が信頼性物理に基づいた信頼性試験等を企画・開発・実行し、信頼性が創り込めている確信を持てる事が最重要である事を理解頂ければ幸いです。
◆習得できる知識
信頼性を物理的に保証する為の基本技術及びプロセスを学ぶことができ、特に新規技術や新規事業参入に対して信頼性を創り込むことに対する道筋が理解できます。
具体的には故障をあくまで物理的に捉えられることで、あらゆる分野の部品/構造の信頼性について優劣を判断することができるようになっていただく事を実感いただけます。
◆受講対象
- 信頼性技術が必要な製品開発ステージにおいて、研究開発、製品設計、工程設計、品質保証、技術営業、サービスに携わっている技術者・研究者
- 特に経験年数は問いません。
◆必要な前提知識
- 企業(含販売会社)や団体において製品のQAステップに関係されている技術者であれば、特に予備知識は必要ありません。
- 可能であれば3年程度の実務経験があれば理解が深まります。
◆キーワード
信頼性試験,信頼性物理,故障解析,品質管理,セミナー,研修,講演
担当講師
(株)リコー 先端技術研究所 シニアプロフェッショナル/
電気通信大学 情報理工学研究科 情報学専攻 客員研究員 博士(工学)
門田 靖 氏
【専門】
デバイス・材料の信頼性物理
【学歴】
1981年 東京都立大学理学部物理学科卒業
2016年 電気通信大学情報システム学研究科社会知能情報学専攻 博士(工学)取得
セミナープログラム(予定)
序.社会情勢の変化と信頼性の必要性
1.信頼性概論
1-1. 品質と信頼性
(1)品質,信頼性と安全性
(2)信頼性工学体系
1-2. 信頼性用語と代表的特性値
(1)信頼性用語と特性値
(2)信頼性基本概念
1-3. 信頼性目標の重要性
(1)信頼性目標とは
(2)実際の信頼性目標の運用
2.信頼性創り込みと物理的検証技術
2-1. 信頼性創り込みと検証
2-2. 信頼性検証技術
(1)統計的検証技術
(2)知識・経験的検証技術
(3)物理的検証技術
2-3. 信頼性試験,物理的故障解析と信頼性物理
(1)信頼性物理と信頼性試験
(2)信頼性物理と物理的故障解析
3.基本的な信頼性物理
3-1. 故障メカニズムと律速反応
3-2. 主な加速要因
(1)温度加速性
(2)湿度加速性
(3)応力加速性
3-3. 故障メカニズムの物理/化学反応
(1)表面/界面での反応
(2)化学的酸化・腐食
(3)電気的破壊
(4)機械的破壊
(5)複合ストレスモデル
4.信頼性試験の適用
4-1. 製品開発ステップの中での信頼性試験
(1)信頼性試験に対する3つの側面と誤解
(2)目的別信頼性試験
(3)製品開発ステップ別信頼性試験
4-2. 信頼性試験の種類と注意点
(1)環境試験
(2)温度湿度試験
(3)複合環境試験
5. 標準化とデジタル化への対応
公開セミナーの次回開催予定
開催日
【LIVE配信】2025/5/28(水) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】5/29~6/11(何度でも受講可能)
開催場所
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
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