miRNA研究の最新動向とその応用展開【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 北條 浩彦 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★マイクロRNAの基本から応用他実用化までの必要知識を、この一回のセミナーで習得!
miRNA研究の最新動向とその応用展開
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
マイクロRNA(miRNA)は約22ヌクレオチド鎖長の短い機能性RNAであり、ヒトゲノム上には約2,000種類のマイクロRNA遺伝子が見つかっている。このマイクロRNAが調節する遺伝子発現制御は、さまざまな生命現象・生命機能と密接に関わっている。さらに疾患との関連も見つかり、疾患予防、治療法の開発において重要なターゲト分子になっている。
本講座では、マイクロRNAの基本的特徴と機能、その検出法、そしてマイクロRNAと疾患の関係、さらに核酸医薬としての可能性について解説する。
◆受講後、習得できること
- マイクロRNAの基本的特徴と遺伝子発現調節機能の理解
- マイクロRNAの検出法:アレイ解析とqPCR解析の違い、そして機能的アッセイの理解
- マイクロRNAと疾患の関係そして応用の可能性につての理解
- 細胞外マイクロRNAの理解とその応用の可能性についての理解
担当講師
国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 室長 理学博士 北條 浩彦 先生
■主経歴
平成2年: 九州大学大学院医学系研究科博士課程修了、理学博士取得
平成3年~4年: 東京大学医科学研究所、助手
平成4年~9年: アメリカ合衆国国立衛生研究所(NIH)、国立ガン研究所(NCI)、研究員
平成9年~14年:東京大学大学院医学系研究科、人類遺伝学教室、助手
平成14年~現在:国立精神・神経医療研究センター、神経研究所、室長
■専門・得意分野
ヒトを含めた哺乳動物の機能性RNA(マイクロRNA、siRNA(RNAi))の研究
■本テーマに関わる主要著書
1.リアルタイム・デジタルPCR実験スタンダード (編者:北條浩彦)、2022、羊土社、(東京).
2.北條浩彦 (2018) PCRを用いた遺伝子の定量法.ぶんせき 524: 308-314.
3.原理からよくわかるリアルタイムPCR完全実験ガイド(編集:北條浩彦)、2013、羊土社、(東京).
4.リアルタイムPCR実験ガイド(編集:北條浩彦)、2008、羊土社、(東京).
■本テーマ関連の専門学会・協会・団体活動等
日本分子生物学会、日本人類遺伝学会、アメリカ人類遺伝学会、Oligonucleotide Therapeutic Society(OTS)
セミナープログラム(予定)
1.マイクロRNAの特徴
1.1 機能性RNAの種類
1.2 RNA干渉(RNAi)との関係
1.3 マイクロRNAの構造的特徴(-5p, -3pの意味)
1.4 マイクロRNAの発現と機能性RNAになるためのプロセッシング(加工)
2.マイクロRNAの遺伝子発現制御
2.1 マイクロRNAの遺伝子発現制御の特徴
2.2 マイクロRNAの検出方法
2.2.1 マイクロアレイ解析(DNAチップ解析)
2.2.2 qRT-PCR解析
2.2.3 アレイ解析とPCR解析の違い
2.2.4 機能的アッセイ方法
2.3 マイクロRNAが関わる遺伝子発現制御の実例(神経細胞分化過程での発現制御の例)
2.4 組織特異的なマイクロRNAの発現
2.5 生命現象にともなうマイクロRNAの発現変化(老化との関係)
3.マイクロRNAと疾患
3.1 疾患と関連するマイクロRNA
3.2 マイクロRNAの医療応用
4.細胞外マイクロRNA
4.1 細胞外マイクロRNAの発見
4.2 エクソソームとマイクロRNA
4.3 細胞外マイクロRNAの検出方法(検出・解析において注意する点)
4.4 細胞外マイクロRNAと疾患、そして医療応用
(質疑応答)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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