最新自動車における「電磁波ノイズ」の発生要因とその対策【提携セミナー】
開催日時 | 【Live配信】2025/10/15(水)10:30~16:30 , 【アーカイブ】2025/10/24まで受付(視聴期間:10/24~11/4まで) |
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担当講師 | クライソン トロンナムチャイ 氏 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(消費税込,資料付) |
★急速スイッチング,高周波・高電圧スイッチング素子の多用
★大電流・高電圧の駆動系のノイズ
★車両内のシステムの密集化
★ケーブル長の増加と電源共有
★車載通信システムへの干渉 ・・・ などの技術課題とその対応
最新自動車における「電磁波ノイズ」の
発生要因とその対策
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
電気自動車(EV)や自動運転車などの最新の自動車では数多くのモータ・インバータやセンサ,高周波回路などの電子部品が使われ ,これによって自動車における電磁ノイズ・EMI/EMC対策が注目を集めている。本講演では電磁波の基礎・基本 から出発し,EV及び自動運転システム特有の電磁ノイズの根本的な発生メカニズムを俯瞰し,ノイズ源の特定や対策のノーハウなどをレビューする。
習得できる知識
- 自動車電子化の進展とEMC対策の重要性
- 電磁ノイズの発生メカニズムとノイズ源の特定技術
- EV・自動運転車に特有のEMC課題
- EMC対策技術の基礎と応用
担当講師
タイ・バンコク大学 Center of Specialty Innovation (CoSI),Advisory Professor
工学博士,技術士(電気・電子部門,総合技術監理部門) クライソン トロンナムチャイ 氏
【略歴】
1986年~2018年 日産自動車(株)
2018年~2024年 神奈川工科大学 自動車システム開発工学科 教授
【学会・委員会活動】
自動車技術会 車載用パワーエレクトロニクス技術部門委員会
ワイヤレス給電システム技術部門委員会 他
【著書】
「ワイヤレス給電技術入門」(共著,2017年 日刊工業新聞社)
「トコトンやさしい自動運転の本(第2版)」(単著,2022年 日刊工業新聞社) 他
セミナープログラム(予定)
1.はじめに~電磁波の基礎とEMCの基本概念~
1.1 自動車電子化の進展とEMC対策の重要性
1.2 電磁波の基礎:電界・磁界・電磁波の発生原理
1.3 電磁ノイズの基本分類
(伝導ノイズ,放射ノイズ,コモンモードノイズ,ノーマルモードノイズ)
1.4 電磁ノイズ問題の3要素
(発生源,伝搬経路,被妨害システム)
1.5 電磁両立性(EMC)と電磁妨害(EMI),電磁耐性(EMS)の定義
1.6 自動車関連のEMC規格・規制
(CISPR,ISO,UNECEなど)
2.電磁ノイズの発生メカニズムとノイズ源の特定技術
2.1 共振や反射による電磁ノイズの増幅メカニズム
2.2 電磁ノイズ計測の基本と測定機器
2.3 伝導・放射ノイズ測定の注意点
2.4 自動車EMC試験規格(CISPR25,ISO11452など)
2.5 ノイズ源特定のための測定技術
3.EV・自動運転車に特有のEMC課題
3.1 インバータのスイッチング動作による高周波ノイズ発生原理
3.2 モータ駆動系からのコモンモードノイズの発生
3.3 充電に関わる高調波や電磁ノイズ課題
3.4 自動運転用センサ(LiDAR, レーダー, カメラ)のEMC課題
3.5 高速通信のEMC課題
4.EMC対策技術の基礎と応用
4.1 シールド(電界シールド,磁界シールド,筐体など)によるEMC対策
4.2 フィルタ(コモンモードチョーク,デカップリングコンデンサなど)によるEMC対策
4.3 グラウンドやレイアウト設計によるEMC対策
4.4 ケーブルやハーネスのEMC対策
(ツイストペア,シールドケーブルなど)
5.まとめ
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
【Live配信】2025/10/15(水)10:30~16:30
【アーカイブ】2025/10/24まで受付(視聴期間:10/24~11/4まで)
開催場所
Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信
受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらかご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。