車載電池の熱マネジメントに向けた周辺材料開発【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
もっと見る開催日時 | 2023/1/31(火)10:30~16:15 |
---|---|
担当講師 | 高田 信暁 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★ 車載バッテリーのキーマテリアル! 熱暴走、発火抑制に求められる材料開発!
車載電池の
熱マネジメントに向けた周辺材料開発
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
担当講師
1.三菱ケミカル(株) アドバンストソリューションズドメイン アドバンストソリューションズ企画本部 戦略部 事業開発セクション 高田 信暁 氏
2.阿波製紙(株) 執行役員 事業開発部長 Executive Officer, General Manager 博士(工学) 横田 博 氏
3.藤倉コンポジット(株) 技術顧問 堀田 透 氏
セミナープログラム(予定)
【10:30-12:00】
1.FRTPへの遮燃性付与と車載電池周辺部材への応用
三菱ケミカル(株) アドバンストソリューションズドメイン アドバンストソリューションズ企画本部 戦略部 事業開発セクション 高田 信暁 氏
1.車載電池に求められる安全性
1.1 セルの発火リスクの増大
1.2 セルの種類と発火リスク
1.3 熱暴走と熱連鎖
1.4 安全規格
2.バッテリーケースとFRPTP
2.1 バッテリーケースの材質
2.2 FRPの可能性
2.3 FRTP
2.4 FRTPへの遮炎性の付与
2.5 FRTPへの遮燃性付与と車載電池周辺部材への応用
【質疑応答】
【13:00-14:30】
2.リチウムイオン電池用断熱材、熱拡散材の開発とその可能性
阿波製紙(株) 執行役員 事業開発部長 Executive Officer, General Manager 博士(工学) 横田 博 氏
【講座の趣旨】
近年 リチウムイオン電池(LiB)は自動車の電動化に向けて駆動用モーターやインバーターモジュールとともに基幹部品として重要な役割を果たしつつある。BEVでは航続距離を伸ばすために電池容量を相応に大きくし,かつ自動車としてのパッケージを最適化するよう高密度にモジュール化され適切な場所に設置する必要がある。そのため,LiBのサーマルマネジメント対策が重要な役割を果たしてくることになり,通常使用時の経時劣化を極力抑えるだけでなく,万が一の延焼防止対策を行い車両火災につながる大事故を回避するなど安全で快適な電動車両の提供につながるBMS(バッテリーマネジメントシステム)を担う保安技術の一つである。
本講では車載LiB用のサーマルマネジメント材として供される断熱材、熱拡散材について現状と今後の課題と可能性を解説する。
1.どの部分に断熱材、熱拡散材が使われるか?
2.特許情報から見た技術トレンド
3.阿波製紙の断熱材、熱拡散材について
4.断熱材、熱拡散材の課題と今後の可能性について
【質疑応答】
【14:45-16:15】
3.熱膨張断熱ゴムの特徴と自動車用リチウムイオン電池の熱暴走、発火抑制への応用
藤倉コンポジット(株) 技術顧問 堀田 透 氏
【講座の趣旨】
熱膨張断熱ゴムの特徴と自動車用リチウムイオン電池の熱暴走抑制への応用
【講座の趣旨】
LIBは,可燃性の有機溶剤を使用しているため過充電やショートによる発熱で電解質が揮発すると高熱(熱暴走が発生)ショートによる火花で引火する危険性が高まる。さらに,強い衝撃が加わることで電池ケースの破損が発生し, 漏れた有機溶剤が発火を起こしている。 LIBの発火事故については自動車メーカ各社では,衝撃対策を含めた各種の対応が既にとられている。
本講では国産のEVに搭載されているLIBの熱暴走発生時の対応(抑制)として使用されている熱膨張断熱ゴムの内容、特性を含めた諸物性について述べる。
さらに、熱膨張断熱ゴムの他使用例についても述べる。
1.はじめに
2.LIBの安全性向上ための熱膨張断熱ゴムの役割り
3.熱膨張断熱ゴムとは
4.熱膨張断熱ゴムの膨張特性
4.1 膨張率
4.2 膨張時の反力
4.3 熱伝導性
5.熱膨張断熱ゴムのゴム材質について
5.1 耐電解液性
5.2 難燃性
6.その他の使用例
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/1/31(火)10:30~16:15
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。